CUSCO LSD type-RS 2WAY  

【総評】
前オーナーがリアAYCをデフロックしていましたが、
14万キロ走行により故障したため、
CUSCOのTypeRS　2Wayを入れました。
イニシャルトルクを15キロまで上げています。
(通常、6キロくらいなのかな？)

これは、デフロックに近いフィーリングを残したいための措置です。

街乗り1200キロ、
スポーツ走行（ジムカーナLIKEな感じ）を１回した結果の感想です。

個人的には悪くない、
ですが、万人に勧めるものでは決してありません。

【満足している点】
曲がるし、止まること。
要は、普通に走れる。

２Wayというと、減速時も旋回しにくくなると考えられるので、
曲がりにくい、という印象を持たれる方もいるかと思いますが、
実際には、止めるためのブレーキ→曲げるためのブレーキ
という操作を分けて考えれば、ちゃんと
止まるときは止まる方向に、曲がるときは曲がる方向に
車両は動いてくれます。

また、その後のアクセルワークによるテールスライドの誘発なども、
当然ですが、容易です。
テールスライドの誘発は容易ですが、
グリップ走行で考えても、しっかり左右がロックされますので、
立ち上がり、
振られることなくまっすぐと立ち上がることももちろん容易です。
慣れれば、グリップも、スライドも楽しく走れると思います。

【不満な点】
さすがにイニシャルトルクが大きすぎることもあって、
スポーツ走行中でも、中速以下で走行するとデフの効きが
明らかに分かります。（バキバキという差動音と弱振動）
街乗りでは顕著で、かなり凄い音と振動ですので、
たぶん、外から見たら故障と間違われるでしょう。

しばらく乗ると少し落ち着くらしいですが、
全然まだまだ、凄い音です。
振動、と書きましたが、こちらはそんなに凄くはないです。
ただ、差動しているということは体感できるレベルです。

慣れてしまえば、操作自体はなんとも思いません。
が、故障車両的な意味で目を引くのは、間違いないでしょう。

※不満かといわれると、別に気にはならないですが。。。




ただし、CT系エボは、
純正のAYCでもかなり性能が良いので、
壊れたり、といった問題がない限り、
これを入れる必然性は感じません。
なので、☆は３で。
決して悪いものではありません。