
北米国際オートショーと言うとイマイチぴんときませんが、デトロイト・オートショーの事。
そして2009年度が明日11日から開催します。
ということで開催前夜となる今晩はTVメディアと一部の関係者にだけ特別に公開されており、一足先に生中継で全メーカーの出品モデルを紹介しています。
東京モーターショーをキャンセルしたビッグ3はさすがに本国、しかも車産業の本拠デトロイトでのオートショーとなっては辞退するハズがありません。
ついさっきTVの特番でさらっと見た限りでは一通り世界中のメーカーが参加しているようでジャガー、ベンツ、ブラバスといった名門から中国のBYDやブリリアンスオートといった新興メーカーも北米市場を狙って頑張っています。
BYDは以前の信じられないレベルのパクリは少なくなってきましたが、しかしブリリアンスオートさんが出品した目玉の小型EVセダンなどはデザインが6年遅れ、リチウムイオンバッテリー採用にも関わらず性能は10年遅れでガソリン車にも敵わないレベル、でも価格はインサイトとほぼ同じといった状態で、北米の安全基準を万が一クリアしてもこの性能と価格では北米市場に食い込むのは当分無理でしょう。
とにかく今まで何年もの長い間、トヨタ&ホンダの後塵を拝してきた各メーカーは今年こそといった感じで無理をしてでも何とかハイブリッド&EVモデルを間に合わせて出品したといった印象です。
そしてホーム試合となるビッグ3の傾向は以下の通り。
▼フォード
ビッグ3の中で何とか元気が残っている感じ。
マスタングをビッグマイナーチェンジ、トーラスも復活、新型フォーカスも小型トラックFシリーズもハイブリッドを採用。
性能面でも(カタログ上では)他メーカーに引けを取らないレベル。
ピックアップトラック部門では依然として販売台数世界一を死守するも小型トラックでも環境対応の波が押し寄せているのも事実。
やはりハイブリッドやEV、ヨーロッパに代表されるディーゼル技術が今後の鍵か?
▼GM
急激に倒産の危機が迫っている事をやっと自覚し、現状打開策として2~3年先のデビューを目処に開発していたモデルを急遽大急ぎで仕上げて前倒し発表しているような雰囲気。
しかし急遽早生まれする運命となってしまったEVハイブリッドのボルトはやはり一歩先進的で、FCXクラリティが発表された時にも感じた次世代の車といった雰囲気も漂わせる。
ただし予定通り今年春にデリバリー開始されるキャデラックなどは特に目を引く所は感じられない普通のモデルチェンジレベル。
▼クライスラー
JEEPブランドで新型EVジープやクライスラーブランドでEVモデルなどを持ってきたものの全てコンセプトの域を出ない。
また市販モデルの新型チャレンジャーなどは従来通りのガソリンHEMIエンジン搭載のフルサイズボディといった典型的なネオレトロマッスル路線。
コンシューマーが現在どのような環境に置かれていて、どれだけそのガソリンマッスルカーを欲しているのかまだ心の底では理解していないらしい。
そんなビッグ3の中でもやはり計画の大幅前倒しで今年末からシボレーブランドでデリバリーが開始される予定のGMボルトは気になる一台。
自宅コンセントにつないで一晩充電すればバッテリー動力だけで64km走行可能、バッテリー残量が少なくなると初めて発電用ガソリンエンジンがスタートしてガソリン1タンク(6~7ガロンタンク)で640kmの走行が可能。
64km走行分のバッテリー充電に掛かる電気代は約80セント、発電用ガソリンエンジンの発電走行ではガロン50マイルという高性能/低燃費。
しかし本来なら2012年のデビュー予定が急遽今年末にデリバリーを開始するという大幅な計画前倒しの弊害か、車体価格はコストを煮詰める事ができなかったのか、なんと驚きの4万ドル。
ちなみにVOLTのバッテリーは最初に開発製造を日本の某大手メーカーに打診した所、その某一流メーカーは日本国内向けの製造で既に手一杯という理由で断ったとの噂。
その後、韓国のLGが製造開発を請け負ったというニュースがあったものの、最終的にはこのデトロイトショーでGM自身が自社開発製造を行うという発表があった。
LGが要求性能をクリアできなかったのか、それとも落ちぶれた王者の足元を見てふっかけたとか?
とにかく技術面では日本勢と対等できるものの私のような一般庶民に新車価格4万ドルはちょっと厳しい。
ただしプリウスがデビューした際は4万ドル弱だったにも関わらず大人気だったので、裕福層は街乗り用のお買物カーとして喜んで買うでしょう。
なお現在すでに予約を受付中で、デリバリーが始まった際に本当に購入する人数は判りませんが今日の時点で世界中の47,215人がウェイティングリストに名前を登録しています。
日本メーカーで気になったのは新型アキュラTL。
ホンダにしては珍しいスポーツ4WD&アキュラ初の300馬力エンジンという高性能にも関わらず実は一番見て欲しい自慢は「スーパーハンドリング」との事。
次はスバルのレガシーコンセプト。
これは一見するとコンセプトカーではなくて普通に時期レガシーの市販モデル?と思うほど大人しく地味なデザインに見える。

数々の世界記録を樹立してデビューした初代レガシーも世代が変わるごとに徐々にファミリーカーへ変わってしまったと思っていたけれど、しかしこのレガシーコンセプト、ちょっと角度を変えて見ると確実にモータースポーツ、特にフェンダーやサイドスカート辺りはツーリングカーを強く意識しているのではないかと思う筋肉質なボディだったりする。
他にも打倒プリウスの闘志メラメラで登場した新型インサイト(北米価格1万9千800ドル)、その当の新型プリウス(北米価格2万2千ドル)は外見は変わり映えしないものの更なる燃費向上とその低価格が話題に。
あ、それから
リンカーン・マーク8LSCのパーツレビューにMOOG製アッパーコントロールアームを追加しました。
お手ごろな価格で痛んだブッシュやボールジョイントまでが新品になり、知らず知らずの内にガタついていたハンドリングがしっとり&しっかり新車の状態にリフレッシュ可能です。
それと
弊社ウェブサイトの方では円高還元レッドタグセールにPLXデバイス・iMFDシリーズ 高性能32ビットゲージ有機ELメーターとそのセンサーモジュールが、さらにロングエーカー社製2009年最新コーナーウェイトゲージ・アキュセット・モデル72594が登場しています。
アキュセット・モデル72594は測定誤差±0.1%以下、最小測定重量0.1kg単位という高性能コントロールユニットに同社製ハイエンド測定パッド(最大測定重量680kg以上/測定可能総重量2.7t以上)がセットになった新型コーナーウェイトゲージセットです。