昨日は休みだったので、以前勤めてた古巣(ディーラーとスポーツカーショップ)2軒(←どちらも八木)の様子見と差入れに行ってきました。
いずれもメイン道路側なので、ギリギリのところで泥水が敷地内に上がる事も無く、据え付け整備機材などの影響は無かったみたいで一安心…
しかし、店の真裏がまさに土砂崩れの真下、テレビに再々映ってる冠水した踏切のある可部線沿いなワケで、凄まじい事になってました…
可部線に沿う旧54号線は、緑井のフジグランから可部に向かって、至る所で土砂や泥水に浸り、水が引いた箇所では大量の泥でぐちゃぐちゃ…泥が乾いた所では砂塵が巻き上げられて埃っぽいやら、土臭いやら、不快な事この上無いです。
近隣の会社から「ご自由にお使い下さい」と、水を入れたペットボトルが要所要所に置かれていました。勝手に差入れ置いて良いなら、次の休みにでも使い捨てマスクの箱を一緒に置かせてもらいたいです。。。
八木の山側、ウチは八木3丁目〜緑井8丁目にかけて歩いてみたのですが。
今日から旧道も車の出入りができるようにはなってました。
が。
基本的には緊急車両と地元住民の車、運送関係、不動車両やゴミ搬出の作業車が優先で、基本的に一般車両は入ってません。避難場所になってる梅林小学校裏を通りましたが、校庭は警察の護送車や消防の車がいっぱい停めてあり、かなり物々しい様子でした。
報道関係車両も、表通りのオートザム梅林の客用駐車場を基地に借りてました。
その表通りは七軒屋橋から北側へ、ケンタッキー辺りまで緊急車両の待機レーンとして左側の一車線規制中です。
今日見ただけでも、大竹、廿日市、安芸高田、三次、江田島、尾道、福山など県内の消防隊は勿論、岡山や神戸、なにわナンバーの消防や警察車両も多数駆け付けてくれてました。他にも島根や山口の応援隊も現地入りしてくれてるそうです。
自衛隊と消防はパチンコ店の駐車場を借りて基地を展開、警察はなにわナンバーの応援隊がカローラ・ネッツの展示場に場所を借りて待機してたり、普通車サイズは要所要所で誘導や警戒に当たってました。
この緊急車両の数は壮観…夜は回転灯を付けて待機しているので、本当に圧巻です。それほど、事は甚大かつ重大。
実際、古巣に差入れに行った時間も、山側では県営緑が丘団地の土砂崩れ現場ではかなりの数のレスキュー隊員が救助活動に当たってらっしゃいました。
古巣からも、自宅からも現場が見えるので、本当に肝が冷えます…
八木地区は、古巣に勤めてた時、3〜5丁目を営業担当エリアとして歩いててっぺんまで登ったりしてました。
車でも上がってましたが、シャレにならない急斜面。嘘でも冗談でも無く、離合不可な袋小路や3ナンバー車が通行出来ない直角コーナーがあります。要所要所に区画地図看板がありますが、道を知らずにうっかり上がると、身動き取れなくなる狭小住宅地です。
県営やマンションみたいに、まとまった広さを確保したエリアもありますが、それはごく一部…報道にあった通り、大型重機は土砂流出の起点にまでは上がれません。
だから本当に人力や、小型の工作車で地道に作業してらっしゃいます。
剥き出しの山肌の荒々しさと、そこに張り付く小さな救助隊員達の姿の対比の凄まじさに、絶句。
言葉が出ませんでした…
途中、駐車場や住宅の傍らで、土砂に流され、あり得ない姿で留まっている車、泥に埋まって身動きが取れなくなっている車を多数見かけました。
運良く土砂を浴びなくても、水に浸かって不動状態になっている車が牽引されていく様子も見ました。
長年車に関わる仕事をしている自分には、人の車でも泣きそうなぐらい、本当に辛い光景でした。
すぐ隣のブロックには、高校時代の先輩夫婦が暮らしてました。
幸い直接土砂を浴びたエリアではなかったので、本人達も、家も車も無事が確認取れました。ただ、やはり車は降ろせない様子…
今は大事を取って、近くにある旦那方の実家へ避難していると連絡をもらいました。
この先輩夫婦のお宅は17日に遊びに行ったばかり…隣の区画で家が流されてるので、生々しいったらありません。
余談ですが、帰宅したら、我が母校の中学の法面が崩れてるらしく、けっこうな範囲をブルーシートで覆われてるのが自宅から見えました…いよいよシャレにならない…
我が家のある地区も、まだ避難勧告が解除されてません。
とは言え、山の頂上で、目の前は広域避難場所。
山体崩壊でも起きない限りは、今のところ危険はありません。
問題は、家から下った先…川沿いはいよいよ脆くなってきてるので、通るのにドキドキです。
今夜も雨がパラついているので、早起き&早出…何もありませんように!
皆さんも付近を通行される際はお気を付けて!
ブログ一覧 | 日記
Posted at
2014/08/22 01:35:15