右前ウィンドウ・リフター交換

運転席側の窓落ち、とりあえず引っ張り出して固定しておいたものの、機械式駐車場のパレットに車を入れたりするのに直接タイヤの軌跡を見ないでやるのは大変困難で、早々に修理実施致しました。

これは、ドア内張りをはずしたところ。
壊れたウィンドウリフターが入ったままの状態です。

ガラスを落っことさないように注意しながらレギュレータから外す作業を見ていました。
ガラスの下端の前方と後方に直径1.5cmくらいの穴が開いていて、ここにリフターの樹脂製のガラス受けパーツの出っ張りが入っているのですが、これをガラスから抜くのに余裕がなく大変そうでした。ちょっとずつ上に動かしたり下に動かしたりして、ガラスと樹脂製受け具の隙間が出来る箇所を探っているようでした。慣れない人が力ずくでやると、きっと、ここでガラスが割れちゃうんだろうなぁ…

このドアの殻の中で、ミリ単位の攻防が行われているところは、とてもぢゃないですが写真に撮ることは出来ませんでした…

そんなこんなで取り出されたウィンドウリフター。
ワイアはこんがらがってしまってプーリーから外れていました…。

製品に貼られていたステッカーなどから、ルノー純正品だったらしいです。

今回、新たに使用するのはMagneti Marelli製のウィンドウリフターです。
ルノー純正品より1.1万円ほど安く入手できます。

純正品だとM字型に張られたワイアの上部両肩のところが樹脂製の受けパーツになっているのですが、こちらの方はそこが金属製になっていて、ちょっと丈夫らしいのです。

あっという間にドア内に取り付けられてしまったので、詳細を撮影することは出来ませんでした…。ただ、リフター自体はドアにすぐ取り付けできましたが、やっぱりガラスをリフターに固定するところは、少々やりにくそうでした。

しかし、このメーカーのウィンドリフターということは、ひょっとしてクーペフィアットのと同じなのかな？クーペフィアットなら、ウチで16年以上もパワーウィンドウは故障していないから、ラグナも結構安心になったと思って良いのかな？

今回の作業伝票

走行距離88273km

【工賃の部】
P/Wリフター交換　8,640

【部品の部】
ウィンドレギュレーター　ラグナ右フロント　44,496

合計　53,136　（上記含め全て税込）

部品を発注してから、新潟の某中古部品屋さんがオリジナルパーツとしてリリースしている製品をヤフオクで2.2万円で発見してしまったのです。

値段が魅力的なので、こりゃ失敗したかなぁ、と一瞬思ってしまいました。

ただ、Magneti Marelli製のリフターで修理してみると、窓の動きは以前より断然素早くスムーズで、以前はパキッとかバキッとか良からぬ音を発していたのも皆無になって、16年壊れていないクーペフィアット並みに丈夫そうな雰囲気ですから、これで良かったのだと思うことにします。