逆輸入車の部品！！

我がXR250は、まだ、日本がメーカーを守るために、いろいろな規制をしていた時代のもの。

今では、普通のオフロードモデルにしか見えません。
しかし、アメリカ輸出仕様のレーサーに保安部品を取り付け、逆輸入したものなのです。

ということは…
メーカーの純正部品が出ないのです。
その当時の流れをご存じないショップでは、起こられたりします。
「ホンダにこんなバイク無いぞ！！」なんて…

本当は、当時のXLR250Rとほぼ同系なので、共通に使える部品がほとんどなのです。
しかしながら、今のショップは車体番号から検索をかけるのが一般的なので、どこも注文を受けてくれません。

「返品するとメーカーが良い顔しないし、面倒だから…」
「手数料を取られるから…」
「送料が往復かかるから…」

リスクを回避するのは当たり前なのですが、
「こちらが費用を負担します。」といっても及び腰です。

拾う神はいるものです。
ホンダウイング○○ファさんは、お父さんが昔ながらのバイク屋さんという感じの方。
「いいよ、部品番号を調べて注文してあげる！」
と快く受け付けてくれます。

ところが、怖いのがそちらの奥様。
「入るかはいらないか、わからないよ！」
と言われておりました。

それからしばらく経って、「部品が取れたから、取りに来てください。」
と気持ちの良い電話。
「奥さんもいい人だなあ」と感じておりました。

しかしながら、全てが上手くいかないのが私の仕事。
仕事帰りによってみたのですが、既に閉店×2回
これはいかんと、4時ぐらいに行ってみたのですが休業日？

案の定…
嫁はんの実家に電話があったようです。
「いったい何時取りに来るんだ！！」
「返品するからな！」
「請求書だけはそこに送るから！！」

お母様が先に罵倒され、嫁はんがかわるとまた罵倒…

「流石の私も腹が立ったのですが…」
と普段温和な嫁はんも怒っておりました。

そうなると思って何度が伺ったのですが…
読みが甘かったようです。

あの店の奥さんもきっと、一生懸命な人なのです。
ただちょっと、威張りたいだけで…
しかし、タイミングがとても悪いですね。

ご主人はとても良い方ですし、送料も手数料も取らないし、面倒なこともやってくださるし…
あとは、あの奥さんの攻略ですね。

次の注文の時には手立てを考えましょう！！