こんにちは、こんばんは。おはようございます。
珍しく連日投稿ですけど、明日からは暫しお休みします(苦笑)
さて、本題です。
とりあえず、ココに読みに来てくれる方々は大丈夫なのですが、
リアルで身近に居る人が、とにかく怖がっているというか信用
していないので、そういう方向けに書いてみました。
なので、知識のある方はスルーしてください。
先ず、2件ほどネットから転載紹介させてもらって私見など。
海外でもトリチウム放出 韓国原発は年間136兆 仏再処理施設は1・3京
2021.4.13 20:52
世界各国は、自国の原子力施設から、放射性物質トリチウムを海洋や大気中に放出している。いずれも各国の規制基準に基づいた放出量で、施設周辺で人体や環境などへの重大な影響は確認されていないという。
経済産業省がまとめたデータによると、韓国の主要原発である月城原発は2016年に液体約17兆ベクレル、気体約119兆ベクレルの計約136兆ベクレル(ベクレルは放射能の強さや量を表す単位)を放出。同様にフランスのラ・アーグ再処理施設は15年に計約1京3778兆ベクレルを海洋と大気にそれぞれ出している。
このほか、英国のセラフィールド再処理施設は15年に約1624兆ベクレル、カナダのダーリントン原発は同年に約495兆ベクレルをそれぞれ放出した。
日本より高濃度ですし、大量に海洋へ放出していますね。
ま、日本は日本というのならアレですので次行きます!
続いて、BuzzFeedの記事で
『
処理水の海洋放出はいつから?安全なの?漁業への影響は?知っておくべき3つのポイントと専門家の願い』
から長いので、一部抜粋して転載します。
「漁業者が被害を被るような行動はとらないで」
(記者)
ーー今回の政府の決定を受けて、今後しばらくは報道が過熱することが
予想されます。
ですが、一部には風評被害が懸念されると過剰に報道することが新たな
風評被害を生むという指摘もあります。
どのような情報発信が望ましいと考えますか?
(福島大学・小山良太教授)
前提として理解していただきたいのは、おそらく一般の消費者の大多数は
この処理水についてニュースでしか知る術がないということです。
その上で、ぜひ繰り返し伝えていただきたいのは、今回の決定は海洋放出
する方針を正式に決定したのみで、実際の海洋放出はまだ始まっていない
ということです。
「もう福島のものは買わない」「もう福島のものは食べない」と過剰に
消費者が反応してしまうと、一番困るのは生産者の皆さんです。
そして、合わせて理解していただきたいのは、この処理水の放出は廃炉
のために行うのだということです。
そして廃炉は福島の復興のために進められています。
「廃炉の過程で、タンクの水が増えすぎてしまうので、適切な処理を
して流します」というのが、今回の処理水の海洋放出です。
復興のための海洋放出が、漁業の復興をさらに遅らせてしまう可能性が
あるというのが、この問題の難しいポイントです。
誰のために海洋放出をするのかと言われれば、漁業の復興のためでもある。
このような構造を理解した上で、議論する必要があるでしょう。
それでも、漁業者は反対する。
その根本には東京電力への不信感があることを忘れてはいけません。
東電が嘘偽りなく、正確なデータを常に出し続けていれば問題ない。
でも、これまで何度も不誠実な対応を積み重ねてきた中で、また謝罪会見
を開いてお詫びする姿が想像できるわけです。
漁業者が反対しているのは、
科学的に安全ではないからではなく、海洋放出
をするという運用の中でまた何かが起きて、
安心して漁業ができなくなる
のではないかという
不安を抱えているからです。
日本国民全員がトリチウムや処理水について、しっかり理解してくれるのであれば
放出を「受け入れる」という選択肢もあり得る。
なので、漁業者が反対していること、怒っていることを伝えるのであれば、
そうした構造や背景についてもしっかりと伝えることが必要です。
政府の議論の進め方、決定の下し方は批判されてしかるべきです。
東電やエネルギー庁がやるべきことも山積みです。
その上で消費者である人々にお願いしたいのは、今すぐ福島県産の魚を
食べるのをやめるといった反応はしないくださいということです。
政府や我々専門家への批判は仕方がない。
でも、どうか結果的に漁業者をはじめ生産者が被害を被るような行動は
とらないでほしいと願っています。
それは、誰もが避けたい結果であるはずです。
転載おしまい
肝心の部分は教授が書いていらっしゃるので、そのままです(苦笑)
日本国民が正しく理解していたら「受け入れる」のですから、マスコミは
不安を煽るのではなくて、新聞やテレビしか見ない層にも理解できるよう
にしてもらいたいなと。
てか、期待はしていませんがね。
過去の事例からしても不安を煽って街頭インタビューして明らかに理解
していない人のインタビューを利用して、「国民は怖がってる」と自分
たちではなくあくまでも通りすがりの一般人が意見しているという体で、
ミスリードするのは定番ですからねぇ・・・
なので、私なんかが書き足すことあるのって話なのですが、トリチウム
ってそもそも何で、身近に存在している物なのだという話をして終えたい
と思って居ます。
超簡単に云ってしまえば、トリチウムは水素みたいな成分なので酸素と
結合してしまって「トリチウム水」になってしまいます。
現に健康に全く影響無いレベルの「トリチウム水」を我々は既に口にして
いる筈です。
というのも自然界に多くのトリチウムは存在していて、更には核実験を
したあとに浮遊する微量のトリチウムも世界各国に飛散しています。
そういう自然界にふつうに存在している影響力の弱い放射能物質が
トリチウムで、紙一枚で放射線を遮ることが可能なくらいの物質です。
なんならラジウム温泉の方が何倍も強力なのですが、ラジウム温泉に浸かって
被爆したという人は聞いたことが無いどころか、リウマチに利いたり糖尿病を
抑制したり、体に良いと云われていますよね。
まぁまぁ放出量があることで有名な三朝温泉などは、逆に平均寿命が長い
くらいだそうです。
米国の研究結果で
「少量の放射線は免疫機能を向上させ、からだの活動を活性化し、病気を治し、
病気にかからないようにからだを強くし、生殖能力を増し、老化を抑制して
寿命を延ばすなど、いろいろな面で生物学的にみて良いバイオポジティブな
効果をもたらす」
という事ですから、あまりにも少量過ぎて免疫力を高める効果が期待できない
ような排水を海洋に流すというのが今回の話です。
また、私の大好きな腕時計の話をすると、ミリタリーウォッチではトリチウム
ガスを小さなガラス管に入れて針やインデックスに付けて夜間の視認性を
高めています。
本当に危険であればトリチウムガス管を絶対に使用などしませんよね。
(ルミノックスとかが有名ですね)
という訳でして、正しく恐れよという話です。
ま、東電が騙してトリチウム以外の放射能を大量に海洋へ放出するのであれば
問題ですけど、諸外国が日本よりも数倍も高濃度なトリチウムを海洋放出して
いるのに、日本だけしないというのは、わざわざ足枷して経済の競争力を削ぐ
だけですから、そこは正しく理解し、正しく恐れて、安全安心な福島のお米や
お魚を食べましょうと、そういうことですね。
あと、おまけで吉村大阪府知事が要らんこと云うてましたね。
大阪湾に放出するとかなんとかっていうパフォーマンスを。
あんな幼稚な発言をするのではなくて、積極的に大阪府は福島産の農作物や
魚介類を扱うと公言すればよろし。
そしたら私や常識のある人が積極的に購入するのですから。
だってそうでしょ。運搬費用は誰が負担するのってことすら考えつかない
のかなぁ。税金の無駄遣いにも程があるけども…
という訳で、2日続きましたが次回はかなり先かも。
ではでは、皆さま体調には気を付けて、失礼しました。