雨ニモマケズ
ご存じ宮沢賢治の有名な詩は、亡くなる2年前の11月3日、病の中手帳に書き留められたもので、発見されたのは、亡くなったあとだったそうです。。。
(昭和八年、三十七歳で病死。)
~花巻Pにて~
全文をご存じの方は、以外に少ないのではと想い・・・。
雨ニモマケズ
風ニモマケズ
雪ニモ夏ノ暑サニモマケヌ丈夫ナカラダヲモチ
慾ハナク
決シテ瞋ラズ
イツモシヅカニワラツテイル
一日ニ玄米四合ト味噌ト少シノ野菜ヲタベ
アラユルコトヲ
ジブンヲカンジョウニ入レズニヨクミキキシワカリ
ソシテワスレズ
野原ノ松ノ林ノ蔭ノ小サナ萱ブキノ小屋ニイテ
東ニ病気ノコドモアレバ行ッテ看病シテヤリ
西ニツカレタ母アレバ行ッテソノ稲ノ束ヲ負ヒ
南ニ死ニサウナ人アレバ行ッテコハガラナクテモイヽトイヒ
北ニケンクヮヤソショウガアレバツマラナイカラヤメロトイヒ
ヒドリノトキハナミダヲナガシ
サムサノナツハオロオロアルキ
ミンナニデクノボートヨバレ
ホメラレモセズ
クニモサレズ
サウイフモノニワタシハナリタイ
南無無邊行菩薩
南無上行菩薩
南無多宝如來
南無妙法蓮華経
南無釈迦牟尼佛
南無浄行菩薩
南無安立行菩薩
ご覧戴きありがとうございます。
ただ、この詩の「ヒドリ」に関して一般的には「ヒデリ」で解釈されているが諸説あるようです。
「ヒデリ」「ヒドリ(日雇いの意味)」「ヒトリ」どれも宮沢賢治と農民の苦悩が切々と伝わってきます。。。
そして、いつも雄大な岩手山。賢治の詩想に大きく影響を与えたと言われています。
~盛岡高速移動中のショット~
Posted at 2009/05/26 21:15:34 | |
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