2010年11月16日
※以下、自分の知識を深める為、ページから抜粋した内容です。
・スーパーオーディオCD
(Super Audio CD,SACD)
CDと同じサイズの光ディスクに、オーディオデータをCD以上の高音質で記録したものである。
1999年にソニーとフィリップスにより規格化された。
規格書はその表紙の色からScarlet Bookと呼ばれる(規格の元となったCD-DAがRed Bookであったことから、同じ赤系の色名を採用したものと思われる)。
次世代CD規格の1つ。
SACDの2層構造 CDと同様に直径120mm、厚さ1.2mmの円盤である。
スーパーオーディオCDには2層分の記録領域があり、このうち1層を通常のCD-DAもしくはコピーコントロールCD(CCCD)として使用できる(SACD/CD(CCCD)ハイブリッド仕様)。
このCD-DA部分が通常のCD-DAである場合、通常のCDプレーヤー(一部のDVD機器を除く)で再生することが可能である。
CCCDの場合はCD-DAの規格を逸脱しているため、注意が必要である。
ただし、CD-DA部分がCCCDであっても、SACD部分のみの使用の場合は機器への負担などの影響はない。
もちろん1層でSACDプレーヤーのみで再生できるソフトも製作可能。
SACD層の1層あたりの容量は4.7GBで、物理的な構造ではCDというよりはDVDのそれに近い。
また、2層構造ディスクにおいてもSACDとCD/CCCDのハイブリッド仕様に限らず、2層ともSACD層で構成された長時間SACDが製作可能。
オーディオフォーマット
ステレオ(2.0ch)とサラウンド(最高5.1chサラウンドまで)をサポートしている。
5.1chサラウンドはオプション扱いで、一部のプレーヤーでは再生不能。2.0chステレオに機能を絞ったプレーヤーは音質重視の高級機種が多い。
オーディオデータはCD-DAやDVDビデオで利用されているリニアPCMと称される16bit44.1kHzではなく、ΔΣ変調を併用した高速標本化低bitである1bit2.8224MHz(=2822.4kHz)である。
この量子化語長・標本化周波数フォーマットをダイレクトストリームデジタル(Direct Stream Digital,DSD)という方式と紹介される場合も多い。
ΔΣ変調1bit2.8224MHzのフロントエンドをもつADCはDAT録音機等に広く用いられたが、DATやCD-DAなどは1bit2.8224MHzのデータにデジタルローパスフィルターをかけて折り返しノイズ発生を防いだ後、2.8224MHzの標本点をデシメーションフィルターによって1/64の44.1kHzに間引く。
量子化語長は16bitを出力することで16bit44.1kHzのリニアPCMデータを得ている。
高速標本化とΔΣ変調によって量子化雑音は超高域に追い出されているが、この不要帯域をカットしているわけである。
スーパーオーディオCDの音は、CD-DAと比較してより原音に近いと言われている理由はここにある。
スーパーオーディオCDではA/D変換の際にΔΣ変調1bit2.8224MHzのデータをそのままスーパーオーディオCD盤上に記録し、再生時にも間引きせずそのままD/A変換する機種もあるが、A/D変換時に不要帯域に寄せ集められた量子化ノイズがそのまま再生されることを嫌い、デジタル回路でフィリタリングし標本化周波数を間引いたデータを再度オーバーサンプリングしD/A変換する機種もある。
アナログレコードの再生限界周波数を40kHzと紹介される場合もあるが、アナログレコードは、この帯域までフラットなレスポンスを有しているわけではない。
SACDは100kHzをカバーする再生周波数範囲を有していると紹介される場合もあるが、スーパーオーディオCDのサンプリング周波数は2.8224MHzなので、1/2fsの1.4MHzまでの信号が記録されている。
しかし、スーパーオーディオCDではΔΣ変調(ノイズシェーピング)によって可聴帯域外の超高音域には量子化雑音が寄せ集められているので、この超高域帯のダイナミックレンジは非常に小さい。
この超高域帯のノイズが多くとも人間には聞こえないが、そのまま再生すると、スーパーツイーターの許容入力が小さい場合にはボイスコイル断線の恐れがあるので、多くのスーパーオーディオCDプレーヤーではアナログLPFを挿入して再生周波数帯域を100kHzに抑えている場合が多い。
スーパーオーディオCDの1bit2.8224MHzフォーマットの特性を、再生周波数帯域=100kHz、120dB以上のダイナミックレンジと称しているのは、スーパーオーディオCDプレーヤーの可聴帯域での再生能力を示している。
CDプレーヤーの16bit44.1kHzの場合に再生周波数=20kHz・ダイナミックレンジ=96dBと紹介している場合は記録フォーマットの限界を示しているので、単純に両者の数字を比較することはできない。
なお、DVDオーディオ規格は192kHz24bitだが、ΔΣ変調A/D変換器の出力bit数を24bitにしたからといっても、ダイナミックレンジが144dBになるわけではない。
A/D変換器のダイナミックレンジは24bit出力間引きフィルター・デシメーション回路で決まるのではない。
間引きフィルターやデシメーション回路が存在しないスーパーオーディオCDのダイナミックレンジは120dBと紹介されるが、これはΔΣ変調1bit2.8224MHz高速標本化回路の可聴帯域信号のダイナミックレンジであるので、DVDオーディオのダイナミックレンジもこの部分で決まることに注意しなければならない。
そもそもアナログ信号を抵抗器に通すと熱雑音が生じるので、144dBのダイナミックレンジを確保することは不可能に近い。
約2倍のロスレス圧縮が行われるため、2chステレオ録音の場合、片面1層でも4時間以上の収録が可能であり、長大なオペラなども1枚に収められる。
ただし、CDフォーマットとのハイブリッド盤の場合、そちらの収録時間(1枚70分余り)に合わせることになる。
著作権保護
スーパーオーディオCDはコンテンツを再生させるまでに二重三重のデータ保護機構が採用されている。
デジタルデータをコピーできても、それだけでは再生できないようにし、データを保護するのである。
当初は著作権保護のためデジタル出力が許可されていなかったが、2005年にはデノンやアキュフェーズといったオーディオ機器メーカーが各社独自の方式でデジタル出入力が可能な機器を発売、伝送にはi.LINKを用いた機種が多く登場した。
HDMI1.2a以降ではDSDデータの転送が可能となっている。
スーパーオーディオCDを自主制作する場合について
スーパーオーディオCDは著作権保護の関係から基本的にPC上で使用することは不可能であり、市販のソフトのコピーなどは出来ないようになっている。
しかしながら、CD-DAやDVDビデオ、BDMVなどと同様に、自分たちで作詞、作曲、演奏などを手がけてオリジナルのSACDを制作することは可能である。
現在、ティアックから「タスカム」ブランドでそうしたユーザー向けにDSD録音対応のDVDレコーダー「DV-RA1000」が発売されている。
最大の特長は、一般的なDVDレコーダーとは異なり、最大24bit/192kHzのリニアPCM形式での録音に加え、スーパーオーディオCDなどで利用されるDSD(Direct Stream Digital)形式での録音が可能なこと。
このレコーダー単体では、スーパーオーディオCDやDVDオーディオ形式のディスクは作成できないが、録音モードとしてBWF(リニアPCM)、DSIDIFF(DSD)、CD-DAの3種類が搭載されている。
このため、このレコーダーで作成したDVDデータディスクをマスターとしてプレス業者に委託すれば、オリジナルのスーパーオーディオCDソフトやDVDオーディオソフトを制作することが可能である。
なお、一般的な音楽CD(CD-DA形式)であれば、このレコーダー単体で作成可能である。
また、ソニーのノートPC「VAIO」に搭載されているSonicStage Mastering Studioなどのソフトウェアを用いることで、DSD形式の音楽をDVDメディアに書き込んだ擬似的なSACDを作成することができるので、小ロットのディスク制作には向いている。
ただし、VAIOの他にこの方法で作ったDSDディスクを再生可能な機器は、現在のところ一部のスーパーオーディオCDプレーヤーとプレイステーション3(スーパーオーディオCD再生非対応モデルを含む)のみである。
現状 複数の映像・音声規格が再生できるユニバーサルプレーヤーが登場し、その超低価格化が進んだことによって実売2万円以下のクラスからスーパーオーディオCDの再生機を購入できる環境になってきている。
しかし、CDと比較して選択できる機種が限られることや、多くの消費者は現行のCD(あるいはそれ以下のMP3、WMA、AAC等の圧縮音声)でも音質に不満が少ないとされていること等から、CDを代替するほどには普及していない。
このためSACDは、CD規格の音に満足できないハイエンドユーザーを対象としたフォーマットとみなされることが多い。
発売されているソフトはロックやポップスから歌謡曲まで様々なジャンルあるが、最近はクラシック音楽・ジャズなどが発売されるソフトの大部分を占める。
2008年6月現在で約5300タイトルが発売されている。
2006年に発売されたプレイステーション3(PS3)は当初SACDの再生に対応していたが、2007年に出たプレイステーション2用ソフトの互換性等を削除したバージョン以降はSACDの再生に非対応となった
。
ファームウェア・バージョン2.00で光デジタル音声端子からの出力が可能になった。ただし、2.0chステレオのソフトについては、リニアPCM2.0chステレオ(44.1kHz/16bit)を出力。
5.1chサラウンドを収録したソフトについてはDTS5.1chサラウンド(48kHz/24bit)に変換して出力された。が、直後に出たバージョン2.01において、デジタル光出力ではリニアPCM2.0chステレオ(44.1kHz/16bit)のみ出力可能、DTS5.1chサラウンドでは出力されなくなった。
ただし、HDMI端子接続ではリニアPCMに変換することで、2.0chステレオ(176.4kHz/24bit)と5.1chサラウンド(176.4kHz/24bit)のハイサンプリング&ハイビットで出力可能である。
なお、DSDのビットストリーム出力には対応していない。
またDVD規格の一つであるDVDオーディオは、ハイエンドユーザーを対象としている点ではスーパーオーディオCDと競合する規格である。
DVDオーディオはリニアPCM形式(非圧縮または可逆圧縮)を採用。
DVDビデオとの互換性を活かして映像との融合・低価格機種への展開などが見られるが、ソフト数ではスーパーオーディオCDの方が多い。
一時はベータマックス・VHS規格の対立のような規格争いが指摘されてきたが、現在ではオーディオ専業メーカーを中心にスーパーオーディオCD・DVDオーディオの両規格が再生可能なユニバーサルプレーヤーが普及している。
規格提唱メーカー
SONY SACD専用
パイオニア SACD専用
松下・JVCビクター
DVDオーディオ専用
※注釈
^日本国内でSACDが再生できるのは初期型である60GB/CECHA00と20GB/CECHB00のみである。
^パイオニアは当初DVDオーディオ陣営であったが、2001年以降に発売された新規機種からスーパーオーディオCD対応のDVDオーディオプレーヤーを発売している経緯がある。
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Posted at 2010/11/16 11:27:29 | |
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カーオーディオ | 音楽/映画/テレビ
2010年11月14日
※以下、自分の知識を深める為、ページから抜粋した内容です。
・xrcd(eXtended Resolution Compact Disc)
ビクターが1996年に発表した、高音質音楽CDのマスタリングと製作管理プロセスのひとつ。
「この世にひとつしかないオリジナルマスターに込められた音を最高の状態で届けたい」
という理念の元に開発されたCD制作過程の高精度な音質管理プロセス。
あくまでもCD規格内での高音質化技術であり、よって既存の全てのCDプレーヤーで再生可能である。次世代CDとは関連性は無い。
一言でいうと、どの CD player(例えば、MIDIシステム)で再生しても断然良い音質で聴くことができるCDソフトです。
xrcdは特定のFormatではありません。普通のCDです。
・歴史
xrcdは、1996年ビクターエンタテインメントの米国現地法人JVC Music Inc.(LA)のプロデューサーと日本ビクター株式会社ディスク事業部(当時)のJVCマスタリングセンターによって誕生した。
そのため最初の発売xrcdは、米国で発売されている。
しかし、そのプロセスへの評価と共に音質評価が高く、日本へは人気が逆輸入される形で広がり始めた。
当然、通常盤より高価であったが、オーディオ専門店からの評価が高く、CDショップよりもオーディオ専門店で多く販売されている。
また、多くのレーベルが賛同し、国内初のレーベルとなるTBM(Three Blind Mice)をはじめ、レーベルの枠を越えた高音質CDとして認知が広まっていった。
1998年、音質変化要因排除技術であるK2インターフェースがDigital K2に進化するとともにxrcd2となる。
2002年、24bitK2 ADコンバーター&K2スーパーコーディングの開発と水晶の1万倍という精度を誇るルビジウム・マスタークロック、より高精度なカッティング制御が可能になるDVD-K2 Laserによりxrcd24に進化した。
xrcd24には、アナログのオリジナルマスターから24bitK2 A/Dコンバーターでダイレクト変換してマスタリングされるxrcd24 super analogと、デジタルマスターから制作するxrcd24 refined digitalの2種類がある。
また、それまでオリジナル・アナログマスターにこだわり続けていたxrcdもPCM-1630による3/4のオリジナル・デジタルマスターから20bitグレードの高品位デジタル信号に再生成し制作したものも認可。
これにxrcd2の名称を使用している。
そのためxrcd2は時期により内容が異なる結果となった。
2008年にはスーパー・ハイ・マテリアルCDの技術を採用したSHM-CDエディションが発売されている。
なぜ良い音質なのか…、マスタリングからCD製造に至る制作工程を徹底管理した事により生まれたものです。
その徹底たる管理、日本ビクターのK2技術が基本になります。
先ず、最高純度の音質を維持するために次のような事が行われます。
①音源はアナログテープで、必ずオリジナル・マスターテープであること。
②位相ずれがある場合は正相にする。
③電源ライン間の干渉を無くすため、使用機材の電源には全て独立した電源を使用する。
④ケーブル類は極性、方向性を合せる。
⑤不要電源は全て切断する
⑥ケーブル類は一本一本を徹底比較テストし、最高特性の導体を使用する。
⑦使用ケーブル(内部配線を含む)は長さが与える音質劣化のテストをし、適正な長さにする。
⑧生ディスクは素材、塗料材(24純金、純銅など)に至る広範囲に渡りテストを行い、その結果、アルミ盤が信号伝送を最も忠実にする事を確認。xrcdは全てアルミ盤を使用。
・内容
xrcdの音源はあくまでもオリジナルのアナログマスターテープにこだわった。
一般的に日本におけるソフト制作は、ライセンスを受けたセカンドソースのマスターで行われている。
オリジナルのマスターは、原盤権のある国にしか存在しない。
オリジナルマスターから制作すること、熟練したマスタリングエンジニアの高度な感性やノウハウ、ビクターの持つデジタル高音質化技術(K2インターフェース、128倍オーバーサンプリングの20bitK2 A/Dコンバーター、20bitK2 Super Coding等)による高音質デジタル変換技術。
それに加えてディスク事業部の高品位製造技術を融合させることで、開発理念である「この世にひとつしかないオリジナルマスターに込められた音を最高の状態で届けたい」を実現するために製品化された。
ここで重要なのが、レコーディングスタジオ、マスタリングスタジオ、ディスク製造工場を同一の会社でコントロールできる事である。
いかに優秀なレコーディングができても、いかに高品位なマスタリングができても、量産プレスされたCDの品質が追いついていかなければミュージシャンが納得できる音質の作品にはならない。
当時のデジタルオーディオマスターテープは、SONYのPCM-1630を使用した3/4インチのU-Maticビデオテープが主流であったが、xrcdではSONYのPCM9000シリーズをカスタマイズして導入。
5インチのMOディスクにリアル20bit/44.1kHzの信号を記録しディスク製造部門に渡している。
ディスク製造部門では、そのMOマスターから取り出したリアル20bit/44.1kHzの信号を20bitK2 Super Codingにより20bitの信号要素を含む16bitデータにエンコードし、EFM(Eight to Fourteen Modulation)変調をかけK2 Laser Cuttingに導かれる。
このK2 Laser Cuttingによりジッター等の音質変化要因が徹底的に排除され、ラッカーが塗布されたガラス原板に記録するのだが、カッターマシンも選別されている。
最も偏芯が少なく安定したカッターマシンだけがxrcdのカッターマシンとされた。
後にそのカッティングマシンは寿命を迎え代替わりをするが、品質維持は難しかったようだ。
さらにマスタリングやカッティングの際には専用室を用い、専用の電源変圧器を備え、最も電源系ノイズが少ないとされる深夜2時頃にスタジオの照明やエアコンまで切って行われる程の念の入れようで、そうしてできたガラス原板がxrcd Glass Masterとなる。
それにニッケルメッキをし、はがしたものがスタンパーとなるわけだが、ここにビクターが長年培ったアナログレコードのスタンパーを制作してきたメッキ技術が活かされている。
そうしてテスト板を作成、マスタリングエンジニアにおけるMOマスターとのコンペア(音質比較確認)を行い、音質レベルがエンジニアの納得いかないものであれば再度カッティングからやり直す事になる。
それらをクリアして初めて商品として出荷される事になる。
正に徹底した音質管理プロセスであると言えよう。
初期のxrcdには、ラベルが必要最小限しか印刷されていない。印刷による音質変化を嫌ったからである。
その後、印刷しても音質変化が起こりにくい工夫が導入された。
xrcdの機材は、常に最高品位を求めモディファイ(改良)が加えられており、現在は24bitのA/Dコンバーターや超高精度ルビジウムマスタークロックの導入など進化を続けている。
・補足
通常版CDは数多くのタイトルの量産に対応する為、製作時に音質に重要な影響を与えるマスタリング工程が大幅に自動化されている。
この場合、処理に要する時間は、2時間程度と極めて迅速であるが、様々な環境で録音された音源を一律に処理してしまうため、音楽的バランスを欠く危険性が高い。
また、プレス工場との連携を図るのが困難なため、最終プレスにおける品質確認ができない場合がほとんどである。
しかし、xrcdはオリジナル・マスターテープと比較試聴し、音質劣化を確認します。
マスタリングから製造に至るまで、この様な徹底した管理が行われます。
出来上がったCDは極普通のCDであるにも拘わらず、極めて優れた音質で鳴るのです。
通常のCDがオリジナルテープと比較して65~85%ぐらいの範囲なのに比較して、xrcdは98%と云う極僅かの違いなのです。
xrcdを一枚でもお持ちください。
一般的にシステムをチューニングするとよく言われます。
しかしCDの純度については多くの方が気にしていません。
もし、位相ズレ、エンハンス、歪みなど、純度の低いCDでチューニングをしたとします。
出てくる音は癖の付け合せの音となり、理想の音にはなりません。
純度の高いxrcdの音を基準にした音を聴いておりますと、自然とシステムの欠点も見えてきます。
この様なことからもxrcdをお持ちになられることをお奨め致します。
以上。
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Posted at 2010/11/14 21:10:53 | |
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カーオーディオ | クルマ
2010年11月14日
※以下、自分の知識を深める為、ページから抜粋した内容です。
・K2HD MASTERING
マスタリングエンジニアの感性と技術により引き出された、マスター音源に本来込められている楽曲の魅力をK2 High Definitionコーディング技術により最大100kHzに及ぶ広帯域と24bitの高分解能な音楽情報で各メディアに収める「K2HDマスタリング」。
CDマスタリングでは、192kHz 24bitの情報を、44.1kHz 16bitのCDマスターに収めることにより、これまでにはないCDの高音質化を実現します。
FLAIRではK2HDコーディング技術をベースとした「K2HDマスタリング」を広くオープンに展開をスタート、メーカーやジャンルを問わずK2HDマスタリングを皆様にご利用頂ける環境を整えました。
・概念
K2HDマスタリングは、使用するマスター音源によって様々な手法のマスタリングが施されます。
例えばアナログのマスターテープの様なオリジナルと同等の完成された魅力溢れるマスター音源に対しては、その情報を変化無く少しも漏らさない様な音づくりが。
例えばデジタルテープ(3/4U-matic、DAT)の様なオリジナルと比べると情報や音が既に変質してしまっているマスター音源に関しては、限りなくオリジナルに近い状態を再現します。
例えばよりスケールアップが必要なマスター音源に対しては、アクティブかつクリエイティブな創り込みを。
K2HD MASTERINGでは、「K2 High Definition Coding」の機材に加えて、持ち込まれるマスター音源の形態・フォーマット・状況にあわせた作業の細かな対応および音質判断と、音楽ジャンルや作品内容にあわせた最適なアプローチが要求されます。
音に対しての的確な判断、それを確実に音楽にベストマッチさせられる、高いスキルを有するエンジニアのマンパワーがあってこそK2HD MASTERINGなのです。
クリエイティブで経験豊かな多くのエンジニアとハイスペックな音づくりに関しての独自のノウハウがあるFLAIRだからこそ、K2HD MASTERINGが可能なのです。
音づくりの方向性
~柔らかでアナログっぽい~
K2HDマスタリングは、マスター音源に込められている魅力を可能な限り引き出すことを主な目的としています。
その特質上、豊かな空気感や音場の再現に特に効果を発揮します。
音楽ジャンルを特には選びませんが、その中でも生楽器で構成されるジャズ系や音場溢れるクラッシク系が特にお勧めです。
仕上がりの音の方向性はマスター音源の内容によって異なりますが、全体として“柔らかいながらも高域に伸びがあり奥行き溢れる”アナログに近い仕上がりになります。
旧音源のリマスタリングに最適です。
・マスタリングの流れ
K2HDマスタリングの工程は通常のマスタリングと同様です。
マスター音源の形態やマスタリング後の音源フォーマットも大きな制約はありません。
インターネット経由での音源のやり取りも可能です。
CD制作の場合、K2HDマスタリングによってつくられるCDマスターのクオリティーがアップするため、マスタリング以降が通常の工程でもこれまでにない高音質CDの制作が可能になります。
勿論、通常のCDプレイヤーでの再生が可能で、その効果が十分に発揮されます。
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Posted at 2010/11/14 21:08:38 | |
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カーオーディオ | クルマ
2010年11月14日
・スーパー・ハイ・マテリアルCD
(SuperHighMaterialCD 通称・略称:SHM-CD)
ユニバーサルミュージックの新倉紀久雄が提案し、日本ビクターと共同開発した音楽CDの名称。
2008年に製品化。
・概要
規格的には従来の音楽CDと変わらない。
そのため、いままでのCDプレイヤーで再生することができる。
特徴は記録面に、従来よりも透明度の高い液晶パネル用ポリカーボネート樹脂を素材として使っている点で、これによりCD信号をより忠実にピックアップで読みとれるようになったため高音質になったとされる。
・評価
音質向上の点について、CDプレイヤーは信号読み取りの過程で、レンズ部であるピックアップがディスク面の追随のために激しく電気的に制御される。
そのため、それらをドライブする電流変動が大きく発生している。
この結果DA変換後の音声(アナログ)信号を扱うアナログ回路へのノイズとなって音質に悪影響を与えると言われている。
読み取り精度を上げることでこれを減少させる目的である。
エラー訂正付きのデジタル信号で記録されている音楽CDに訂正精度上、変化があるのかについては懐疑的な声も多い。
その根拠としてSHM-CDと通常CDを同梱したサンプラー盤をパソコンなどに取り込んで比較検証(ビット・コンペア)してもデータ上は同一となることが挙げられる。
懐疑的な声がある一方で、ポリカーボネート樹脂よりさらに透明度の高いガラスを使用したガラスCDが製作・販売されていること、他のレコード会社がSHM-CDに似たCDを後発で製造販売していることなどから、SHM-CDの実際の音質改善を期待する層も存在する。
著しく読み取り精度の悪いCDプレイヤーでは、SHM-CDによる読み取りエラーの低減と低エラー訂正によるCDプレイヤーへの低負荷を期待できるという意見も有る。
・展望
SHM-CDよりも上位のSuper Audio CDが既に普及しているため、SHM-CDが高音質を求める音楽ファンを惹きつけることができるかどうかは、まだ不明である。
また、SHM-CDは通常のCDよりもやや高額であるため、高音質にあまり関心がない(またはCDやそれ以下のMP3、WMA、AAC-LC、ATRAC
などの圧縮音声の音質で十分満足している)CD購買層にどれくらい訴求できるかも未知数である。
当初は、ユニバーサルミュージックとビクターエンタテインメントが所有する音源がSHM-CD化されていた。
その後、テイチクエンタテインメントやワーナーミュージック・ジャパン、ポリスター、BMG JAPANの参入を表明したが、BMG はソニー・ミュージックエンタテインメント傘下(後に同社と合併し解散)に入ったため、ブルースペックCD陣営に切り替わった(但し、ソニーの工場ではSHM-CDがプレスされている為、BMG JAPANの後身のアリオラジャパンが今後もSHM-CDで発売する可能性はあると思われる)。
SHM-CDは、現時点で主に日本国内のみの製造・流通であり、今後世界中で普及していくかどうかは不明である。
なお、一部のSHM-CDは北米等に輸出され、現地で輸入盤として販売されている。
当初のラインナップのSHM-CDのケースは、通常のものより若干厚めであった。
蓋ケースにSHM-CDの文字(ロゴ)が浮き彫りで刻印されていた。
その後、発売されたSHM-CDのケースは、通常CDと同じ仕様に変更されている。
一部のSHM-CDは、紙ジャケット仕様で発売されている。
発売されているSHM-CDの大半は、LP時代のアルバムの再発で占められている。
SHM-CDと類似(ほぼ追随模倣)のCDで「HQCD(Hi Quality CD)」があるが、これはメモリーテックが開発したものである(商標登録出願中)。
EMIミュージック・ジャパンとポニーキャニオンとコロムビアミュージックエンタテインメントは、各々の音源をハイ・クォリティCDとして今後発売する予定。
SHM-CDとの相違点は、反射膜に特殊合金が使用されている事である。
音質は同等と考えられている。
他のレコード会社も、SHM-CD陣営あるいはハイ・クォリティCD陣営に付く可能性がある。
あるいは、同様のCDを独自に開発する可能性がある。
ソニーミュージックが開発した「ブルースペックCD」も、SHM-CDに似たCDである。
こちらは、ブルーレイディスクの素材と製造技術を応用している。
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Posted at 2010/11/14 20:41:53 | |
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2010年11月06日
今宵は…
銀座の二丁目の銘店にて、贅沢なひととき。
特に、
牛フィレ肉とフォアグラのソテー マデラ酒ソース
が、印象に残っています。
牛フィレ肉にナイフを入れると、厚く柔らかい肉質に吸い込まれ、断面は薄紅のローズピンク、旨みを蓄えた肉汁がジュワッとしたたります。
じっくり煮詰めたマデラ酒のソースが、更にフィレ肉を引き立て、フランスから空輸らしいのですが、表面がしっかり炒められたフォアグラ、中はしっとりとろけるような食感、閉じ込められた濃厚かつ幾重にも表情のある官能的な美味が、無尽蔵に口の中に襲い掛かって来ました。
う~ん、言葉を失いました(驚)
お皿まで舐めたい…、平静さを装っているのが精一杯です(汗)
こんな味があってたまるか。
三位一体の複雑な味が醸し出すハーモニーに、まんまと打ちのめされた感じです。
古来から伝統のレシピに、現代の風が吹き込んできているのを垣間見るような、そんな印象の料理であります。
なかなかこんな機会はめったにありませんが、未体験ゾーン、贅沢なおもてなしのひと時を堪能させて頂きました☆
Posted at 2010/11/06 23:38:12 | |
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