皆様大変ご無沙汰しております。
もう二ヶ月ほど前のネタになりますが、バイクに乗り始めた頃からずっとやってみたかったキャンプツーリングが遂に実行できました。
目指すは長野県のビーナスライン。
そしてその近くのキャンプ場で一泊。
キャンプツーリングはメンバー全員初めての経験なので練習がてらの一泊二日。
実は来年は北海道ツーリングを予定しているので、いろいろな意味でバイク旅の経験値を積んでおこうという狙いもあったのです。
まずは金沢から糸魚川まで高速を使って各々のバイクの高速性能をチェックです。
四輪車であればせいぜいNAの軽四ならペース的に辛いかな?ぐらいを気にすればいいものですが、こと二輪になると話は変わってきまして、小排気量であれば法定速度キープでも常時ブン回して乗らないといけなかったり、ネイキッドタイプなど風防の無いモデルだと走行風で想像以上に体力を消耗してしまったりと・・・
そして写真は糸魚川インターを降りてすぐのコンビニでの場面ですが、このように雨が降ると体力的にも精神的にもダメージが大きいというのもバイクの・・・ えー、つまり・・・
醍醐味ですね!!
途中の写真がイマイチ撮ってられないというのもバイクの醍醐味の一つということで、キャンプ場へ到着して設営を行なっている一幕。
Google Mapsのナビを信じて進んで山道を延々進んでいたら車両通行止めで一時間以上も来た道を戻って延々山を迂回したりしているうちにすっかり陽は落ち、テントの設営をするために3台のヘッドライトを総結集しているところです。
ちなみにこの時エンジンは切っていたので翌朝全員バッテリーが上がっていてセル始動不可という悪夢のような朝でした。
しかし、こんな時でもバイクなら押しがけでエンジン始動できてしまうのです!
・・・約1名中途半端に新しいバイクに乗っていたM氏を除いて・・・(ガソリンスタンドまで延々バイクを押していったそうですが、その間に警察に職質されたそうな。盗んで来たと思われたとかで)
M氏の帰りを延々待つの図。
翌日は天気にも恵まれ、バイクで走るビーナスラインは言葉では表現が難しい「良さ」がありました。
唯一惜しまれるのが、せっかくマウントまで新調してGoProを装着していったのに、録画ボタンを押せておらず一秒たりとも撮影できていなかったことでしょうか。
さて、もしかしたらもうお気付きの方もいらっしゃるかもしれませんが・・・
なんと、この中にこの日のツーリングのため(?)にバイクを乗り換えてしまった愛すべきバカがいます!
それは・・・
全員・・・(笑
元々は免許取得と同時に新車で Ninja250 を購入し乗っていたK氏がある日突然レトロバイクに目覚め、SRV250 という結構マニアックなバイクに乗り換えたことから私たちの運命の歯車は狂い始めるのです。
時期を同じくして、アメリカンタイプに憧れて免許を取得後、ドラッグスター250と共にバイクライフを満喫していたM氏に異変が起きます。
「250は、遅い・・・」
中型免許で乗れる250ccのバイクといえば維持費の安さ(車検不要)が魅力ですが、小排気量ゆえに車種によってはパワー不足を感じてしまうのも確か。
M氏のドラッグスターは足つきも良く一般道では非常に乗りやすいバイクなのですが、高回転域が弱いのか高速道路になると重量級のM氏の体重もあってか常時全開でやっとという状態だったようで、その点だけが不満だったようです。
そしてある日ヒマに任せてバイク屋巡りをしてしまったのが運の尽き。
気になるバイクが見つかってしまったと思うが早いかトントン拍子に話は進み、気がつけばドラッグスターのローンが残っているにも関わらず CB400SB をご成約。
同居している彼女には内緒で買ったという面白すぎるオプションまでついて、つくづくバイク乗りはどこか頭のネジが緩い人が多いものですね。
そしてネジが緩んでいるどころか数本足りていないのが私。
愛車のXJR400Rは今は絶滅したミドルクラス空冷4気筒で、パワー・サウンド・ルックス、どれをとっても非常に良いバイクだったのですが・・・
この世に完璧なバイクというのは存在しないかもしれない。それは分かってはいるんですが、ひとつだけ不満があったのです・・・
それは・・・。
こいつら二人が乗り換えたんだから俺だけ同じだなんて、プライドが許さないよ!
我ながら完全にイッちゃってる発想ですが、一旦腹が決まるとそこからの行動力たるや他の追随を許さないと評判の私。
乗り換えるならアレだなと心に決めていた車種はあったので、あとは印鑑を持ってバイク屋さんに駆け込むだけでミッションコンプリートなのでした。
写真にも写っている通り、
XJR1300。
そう。大型免許まで取得しての渾身のサプライズ。
恐らくXJR400やNinja250に置いていかれないようにCB400SBに乗り換えたであろうM氏に、またも圧倒的な差をつけてしまった堂々の100ps。
かくして2016年は身近なバイク仲間が片っ端からバイクを乗り換えるという激動の一年となったのでした。
〜後日談〜
私の乗り換えで綺麗にオチがついたかと思われたこの一件。XJR1300お披露目の次の月にK氏がこっそり大型免許を取得するという不穏な動きが確認されており、負の連鎖は実はもう一周するのではないかと密かに期待している今日この頃でした。
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XJR1300 | 日記
Posted at
2016/12/23 00:45:32