すっかり11月ですね~、でもブログの内容はまだ9月の続きです(爆)。
1日目と同じく、道の駅「しるくのまちかや」で連泊しての2日目。
実は1日目と違ってそんなに予定をきっちり決めていませんでした。
朝一は前日に気に成っていた「加悦SL広場」へ、朝から鉄分補給です。
朝なので開いていませんでしたが、中は博物館みたいですね。
しかしここに併設されているお店でパンとかを購入すると1両だけ入れました。
優雅な朝食(笑)。
車窓には古いディーゼル機関車が。
車内に有った鉄道図、当時モノなのであれこれオカシイ。
お隣のレストランは客車、もしくはこのとても古い南海電車に乗って食べれるみたいです、博物館含め営業中にまた来たいですね~。
色んな意味で脱線しましたが、本題、この日の酷険ツアラーいよいよスタートです。
タイトルは統一するため丹後半島にしましたが、そこから西へ西へ鳥取に向かいます。
1本目「京都府道・兵庫県道701号加悦但東線」
あくまでもウォーミングアップ、メインでは無いです。
が、思った以上にウネウネでそこそこ狭いところも。
中々ダイナミックな線形。
そして、山一つ越えて、本日のメインディッシュ
国道482号!
今日一日西へ西へ、R181合流と成る蒜山の先まで走り抜くプランです。
でも早速R426と重複して表からは退散。
ここからは単独。
に成った途端、少し狭い区間が。
でも直ぐに広くなって、イイ天気なので一日イイドライブ日和に成りそうです。
国道の脇にいきなり現れる橋桁の跡・・・・・。
河川改良のために橋が付け替えられたみたいですね。
道の駅神鍋高原で休憩。
兵庫県有数の豪雪地帯なだけあってまるで北海道の様な光景。
分断県道、「兵庫県道258号山田日高線」へちょっと寄り道。
滝が、道の状況は悪くなる一方だったので、セローで入っていく方居ましたがKeiでは無理そうだったので引き返しました。
昔は分断点だった部分を貫通する蘇武トンネル。
京都から山口へ抜けるR9様と重複。
ここでお別れですが、R482はこの先分断区間へと。
おじろスキー場とかのある宿場町内はちょっと挟路。
立派なおにぎりが掲げられていますが・・・・。
一生懸命隠そうとする何かがちら見え。
そうですこの先は、「通行止め」!
事前情報がかなり乏しく、国道は分断し、町道で迂回、も町道も崩落し現在は完全通行止め。
現状どうなっているのか殆どネット上には情報が無いので以前から気に成っていました。
まさにその核心部分へ突入!!!
日本3大酷道、紀伊半島3大酷道とも引けを取らない貧弱な道!
四国の193とかみたいなダイナミックな景色が続きます。
しかし事前情報では何処かにバリケードが有る筈が何も無く、警告看板も無いのでずんずん進める進める・・・・・・。
the end !!!
正に唐突、いきなり道は藪の中へ・・・・・。
分断国道でこのような形で終焉を迎えるのはレアケースですね。
藪の先は・・・・、激過ぎて見に行く勇気も有りませんでした、県境まで数km、夏場なら藪は少ないので見に行けるかも?
しかし道中、途中どういう状況か判らずおっかなびっくりだったので、写真撮っていなかったので引き返す時は写真を。
これが現役で貫通なら、3大酷道の次点にでも入れそうな激坂、ヘアピンの連続。
Keiでギリ切り返し不要レベルなので普通車なら・・・・。
事前に無い情報なうえ、想像以上の酷道さで大満足の散策でした。
崩落している町道はこの先みたいです・・・・。
さてここからが非常に大変!、反対側の端点に行くのですが、迂回距離80km弱!?
R422と同クラスの、正に骨が折れる迂回です・・・・。
残酷マラソンって・・・・、ネーミングセンスに「イイね!」(爆)。
この日一番のレア車!!!!、ド級だったので別アップ予定・・・・。
R9でひたすら北西へ。
でも普通に行くのはやはり自分らしくない?、R9旧道と思わしき「兵庫県道・鳥取県道119号千谷蕪島線」へ突入!
そして人生2度目の
「鳥取県」へ!!
目的を持って侵入するのは初めてです。
そして怪しそう?な、「鳥取県道31号鳥取国府岩美線」へ。
鳥取険道の洗礼、中々の険ぶりで通った甲斐が有りました。
そして続いて、「鳥取県道37号岩美八東線」へ。
分断しているって話なのに、地図だと繋がっている?気に成ったので突撃します。
道はダートに成りいよいよ怪しさ満点へ・・・・・。
しかし何と貫通出来た!!!!
事前に調べずにこういったハプニングが起きると嬉しいですね、しかし突然の2車線化にはビックリしました。
そうして無事R482の反対側のR29へ。
すっかりお昼時間過ぎたので道の駅「若桜」で地元なラーメンを頂きました。
道の駅「若桜」の裏には、鉄の駅も有って、また鉄分補給。
こんなのや、
こんなものまで!!!
SL復活を目指しているみたいです、乗りに来たいですね~。
ちょっと前半ボリューミーにし過ぎたので巻きでいきます。
R482反対端点はスキー場過ぎて直ぐに2車線のまま唐突にバリケード現われておしまい。
向こうがあの状況だと知っているので無理して数km歩くのはやめました。
迂回も出来たのでR482を再び西へ。
最後の鉄分補給は、某S社のバイク名と同じで有名に成ったこちらの駅へ。
若桜鉄道を見送って。
駅のお隣には貴重な電気機関車が、里親募集中らしいです、お庭に置ける余裕のある方如何ですか(爆)。
ここからのR482はもう特に見どころも無く、ずっと快走ワインディング。
分断区間もトンネルで解消され一気に西へ・・・・・。
!?
建設中のR482バイパスっぽかったですがもう放棄されている雰囲気・・・?
事前にあれこれ調べるのも楽しいですが、現地でこうして新発見が有るのも「酷道」ラリーの醍醐味ですね~。
恩原高原~、爽快な景色でした、R482ってしかし高原を結ぶ高原道路ですね~。
そして蒜山に辿り着きましたが、既に18時前、温泉も入りたかったのでここでR482散策を断念。
R181まで数kmでしたが、まぁR482の美味しい部分は全て堪能できたと思います。
と言う事で国民休暇村の日帰り温泉でひとっ風呂。
〆はやはりこれでしょ~~、蒜山のB級グルメ「蒜山焼きそば」。
味噌味で濃いですが、しつこく無く美味しく頂けました。
帰りも経費削減で、加古川までは下道で。
結局行き帰り高速を使ったのは帰りの阪神高速のみでリーズナブルな交通費で済んだ旅でした。
久々の一人でのロングドライブで、ほぼ無計画でしたが堪能出来ました。
道中トラブルも有りましたが、まぁそれはそれで(苦笑)。
酷道散策者にとっての美味しいシーズンは間もなく終了、今年も何とか何本か新規開拓できました。
早いですが来年は「酷道」よりも更に「険道」主体ですかね~、「酷道」も残すは九州や関東方面なので遠征は辛いので・・・・。