今回は、チームの先輩に誘われてAACRに参加してきました。
年に1度なら、苦しむ必要のないものもいいかな?と思っています。
それよりも、崇拝してやまない安曇野の景色を楽しめるなら、それもよい事です。
私と安曇野の出会いは、豊科潜伏時代に始まります。
もしかすると、学生の頃、ソロで穂高をやじっていたころに始まるかもしれません。
当時、130Lザックを背負って銀座ルートを闊歩していました。
キャンプを張っていたら夜中にタンクの水が氷りましてね。
食事が作れないので、結局朝ごはん抜き、昼ご飯も食べられず滝谷を足早に降りながら一人ぶつぶつ・・・
「ふざけんな、俺は氷が張らない暖かいところに行くんだ。。」
と言って愛車ジェミニに飛び飛び乗り、穂高のお気に入りの食堂に雪崩れ込んだのはそんな昔の話でもありません。(20年前か・・・)
豊科に潜伏していたのもあ~15年も前の話か~
潜伏先が農道の中にありましたので、毎朝、東山(美ヶ原)や北アルプスを眺め、夜は蛙の大合唱を聞いて過ごしていたことから、安曇野は心が落ち着く場所でした。
もっとも当時は安曇野というと、南安曇野郡や、北アルプス方面を示す地域を指す言葉だったのですが、今は市だったのですね。。。
何はともあれ、まさかの大遅刻失態しながら会場で友達に合流。
予定では土曜日乗鞍エコーラインを登って、と思っていたのですがエコーラインは7月に開通予定でして、それであればこの日は友達が提案する木崎湖までのライドに合流させていただきました。
翌日160km走るからセーブするという考えはありませんでした。
もともと乗鞍を登るつもりだったのと、ステージレースを走る選手なら一日200kmをレーシングスピードで走るわけですから、木崎湖まで往復100kmは余裕だと考えていました。
車で行くとどこをどう行く、ってのは身についていますが、自転車と車の道の感覚は異なりますね、途中迷い気味で何とか木崎湖へ到着。
チビ山さん、この光景をくらへ!!
ってか、俺!この光景をくらへ!!
前者はすべてをチビ山さんにささげます。
が、後者はしんどいです。。。
俺の白馬錦が、香りも楽しめずに去らないといけないとは・・
北アルプスに通っていたころは、白馬までこいつの純米吟醸を買いに来ていました。
これ、ワインなんですよ、ほとんど!
フルーツの香り、柑橘系のつんとくる感じすらあります。今でも覚えています。
ジェミニの後席に、こやつらを数万円分積んで帰ったことがあります。
良い酒ですよ~
それでプッツンきてしまったのか、帰りはペースを上げさせていただきました。
安曇野の高原は空気が薄いのか、簡単にスピードが出る場所でして、よい練習になりましたね。お疲れ様でした。
梓水苑にもどり、
帰り支度を済ませようかと思ったら、sannoさんhisagiさんに声をかけられました。
再会を喜んでいたところ、その水路で冷やしているワインはbkhさんのでしょう?
と言われ。。。
「はっつ!わすれてた!!」
(図星、車の中で熱せられるのは我慢ならなかったので水路にぶち込んでいまして)
それをなぜ知っているのです?
と聞くと、
「日本中にこんなことするのはbkhさんしかいない」
えええつっ!!!
いや、そうなんですけど、確かに私が仕掛けたのですが、なんでそれをご存じなのか、本当に不思議です。
その後も、松本ポタリングクラブの方々と再会できました。
昨年札幌から来た大学生の子も、今年も駆けつけていて再会できましてうれしかった!
松ポタのみなさまの暖かいお言葉に、なんか私も松ポタメンバになれたみたいでうれしかったです!
次回は私も、松ポタ前夜祭に参加したいな~
翌朝
ペース配分を考えれば、ここに楽に帰ってこれます。
それよりもライドイベントですので、緊張感とか不安感がわきだすことが無いのが本当にうれしいです。
これが万が一、エタップド安曇野とか言って160kmのガチレースでしたらどうでしょう?
最初の登りで攻撃を仕掛けられたらどうしよう?
サラダ街道区間でペース上げられたらどうしよう?
山岳ステージで仕掛けられたら持ちこたえるだろうか?
そんなことで頭がいっぱいで、手が震えて怖い顔つきでスタート地点にいることでしょう。
それに比べれば平和です。風景を楽しみましょう!
途中。。
のどかです。
おじさん、べったりづけで済みません。。。
「あずさ」は素晴らしいお菓子ですよ!
お買い求めはイオン豊科店へ
エイドも平和そのものです。
しかし、ペースは平和ではありませんでした。
ルートを間違えた?
と心配になるほど前にも後ろにもおらず。。。
ペーサーがいないと、いつもの速度になります。
途中、昨年とはデザインが異なる
シクロワイアードの車列を発見。
メタボ会長の姿も確認できました。
昨年から感じていましたが、シクロワイアードのメタボ会長の記事。
あれはネタだと思います。
実際様子をうかがっていると、
・会長があれこれ指示を出している。
・会長かなり気が付ける方である。
・問題発言かもしれないが実はメタボではない。
会長、今年は体重を落としているように見えました。
顔は逆三角形で、後ろから見た姿にメタボ臭はありません。
足もありそうです。
その後、砂利道区間での取材模様に、私が写っています。
その写真シクロワイアードさん
ここまで良いペースで引いて実は足が終わり気味でした。
引き過ぎたのかな?
しかし大町エイドでsannoさんに遭遇(失礼!)
たしか、私の後の3組目での出発で20分は後発だったはず。
それもここまで私らはx0km/hペースで飛ばしていたので、こんなところにいるはずがありません!!
あわわわ、なぜここに!!
そしたら、bkhさん、私をhisagiさんのところまで連れて行ってください!
とsannoさん
あい?
確かにhisagiさんは先ほど見かけましたが、そもそもhisagiさんは1組目で私等よりも20分前に出ています。
それを追いつくなんて。。。
そんな無茶な(まあ、さっきまで一緒でしたが)
そんなこと。。。
ガテン引かせて頂きます!!!
実はこの時点は足の80%は終わっていたのですが、
この仕事私にしかできない仕事。やらせていただきやす!
sannoさんを引きちぎらない程度、それでいて人よりも高い強度で引かせていただきました。
目標は次の大町温泉郷エイドまでにhisagiさんをチャッチすること。
くそ!やつら速い!
なかなか姿を確認できません。
hisagiさんは扇沢の登りにいました。
どりゃ~330wで横につけて、契約完了。。。
わたしゃグルペットへ
あとは山岳ステージをのらりくらり。。。
緑川商店で休憩をはさみ。
この時間の緑川商店は人もまばらです。
後1時間もすると、エルサレムへの巡礼者でごった返す光景が目に浮かびます。
それは怖いので早々に失礼させていただきました。
この後木崎湖からの行程は素晴らしかったです。
先輩この日は前日の+10km/hで巡航。
えと、ほとんど練習の強度なのですが、まあ、練習だしいいのかな?
我々の地元沼系のチームに絡んでいただきました。
センチュリーライドなのですが、正確にルートをトレースすると150km少々なのです。
しかし、消耗しました。
私はそんなにロングは走れませんが、今年はまだaacrとほぼ同じ距離の筑波山自走練にも行っておらず、ちょっと練習が足りません。
出来れば夏の間に解消したいです。
さて、翌日の月曜日ですが、
この日はもともと美ヶ原にのぼる予定でした。
何せツールド美ヶ原を一か月後に控えているので、それの練習のためです。
しかし、天候と風の影響からそれをあきらめ、先輩の提案で豊科地元の山、光城山に登ることになりました。
光城山は地元の山ですが、車でしか上ったことがない山でしたのでどんなものだかちょっと楽しみでした。
それがどっこい。。。
のっけから14%、最大で16%と14~16%の坂が延々5km続くそれまたドイヒーな山でした。
写真はイメージです。実態はもっと道は良いのです。写真は光城山の林道頂上から、光城跡への登りのルートです。
光城山は、元々北アルプスの展望が有名な展望台なのです。
しかし、車で登るにしてもきつい印象があったので、どうかな?と思っていましたが、素晴らしい練習ルートでした。
これまた筋肉痛が解れない状態でしたので、よいトレーニングでしたね~
展望台直下は蓮華つつじが咲いていました。
しかし、このつつじを見ると下を向きたくなります。
この花、ツールド美ヶ原の時期頂上に咲いている花なのです。
あの地獄を連想させる花でどうも苦手です。
さて、来月はFFM
ですが、その後には地獄の日々が冬まで続きます。