購入報告から随分と間が空いてしまいましたが、タミヤレクサスLFAの製作記を始めたいと思います。
とは言っても実際には既にボディ塗装まで到達している為、かなり後追いの製作期になってしまいますけど(^^;
さて、フルディティールモデルのLFA。メカニズム部分の表現にもこだわったキットの場合、大抵説明書はエンジン周りの製作から始まっている事が多いですね。
このキットもやはりその基本通りにエンジン及び駆動系の製作が最初に来ています。
そのエンジン・駆動系パーツが殆どを占めるBパーツのランナー。
サスペンション系統まで含めると、A、Dパーツまで及び、やはり部品点数は多いですね。
そしてご覧のようにモールはとても細かくかっちりとしています。実はタミヤのキットって意外と細かいところはばっさりとディフォルメしていることが多いのですが、このLFAに関しては完成後どころか少し組み立てれば見えなくなってしまいそうなところまで手を抜いていない感じです。
ちなみにリアトランスアクスルでご覧の通り。
このように4分割で、かつモールドの細かさに留意されています。しかもさらに別パーツでASGの油圧アクチュエータまで付くのですからメカ部分の再現へのこだわりはある意味アメプラ並ですね。
一時期のパーツ点数の少なさを追い求めていた(ポルシェ930ターボとかね)頃のタミヤと比べると、再現度の高さと作りやすさは雲泥の差です。
再現度がアメプラ並でも、アッセンブリ精度の高さはアメプラとは雲泥の差。
さすがにタミヤ、素晴らしい精度です。画像のようにアッセンブリ後の強度にも留意した設計になっているのが好印象ですね。
画像はエキゾーストマニホールド。
実車はハイチューンNAエンジンらしく、等長パイプのコストのかかったものを使用していますが、さすがにプラモだと型割の関係上、このぐらいの再現が限界(画像左側)
そこでリューター等を使ってパイプらしく見えるように削ってやります。加工したのが画像右側。大分それっぽくなったでしょ?
さて、メカニカル部分の製作をする際、LFAの場合は実車はエンジンやサスペンションはアルミ、排気形の部品はステンレスを使っていまして、同じシルバーでもそれぞれ光沢等の質感が異なります。
この為、タミヤエナメル又は水性アクリル塗料を前提とした説明書では、アルミ部分をXF-16フラットアルミ、ステンレス部分をX-11クロームシルバーで塗るように指示しています。
しかしながら筆塗り前提のそれらの塗料で筆塗りとなるとシャープな仕上がりは望めない。
やはりアクリルラッカー塗料をエアブラシ噴きで仕上たいところです。
そこでXF-16指示のところをクレオスの8番シルバーで、X-11指示のところをガイアノーツEx.シルバーをそれぞれガイアノーツのメタリックマスターで希釈して噴きつけることに。
どういう結果になるかは後ほど組み立てた写真をお見せしますのでお楽しみに。
そうそう、再現性の高いキットですが、組立の都合上、どうしても以下のような箇所が出てきます
エキゾーストパイプの1本が組立の都合上、結構目立つ場所に合わせ目が来てしまうんですね。
かと言って最初に接着して合わせ目を消してリアサブフレームに取り付けるのはちょっと無理。
そこでまずはエキゾーストパイプとサブフレームを一旦塗装して組上げ・・・
合わせ目を光硬化パテで埋め、ペーパーで形状を整えてからサブフレーム部分をマスキングし、再度ガイアノーツEX.クリアーを吹き付けるとご覧のとおりに。
これで見栄えがかなり良くなりましたね。
そんなわけで続きはまた次会へ。
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プラモデル製作記(タミヤ レクサスLFA) | 日記
Posted at
2011/04/10 01:19:44