皆さんは
「世界最速のインディアン」という映画
観たことありますかね~?
バイク好き、スピード好きの人にはたまらないと思います。
今回はそのお話です。
これから観ようと思っている方、
通常はネタバレ注意!ですが、この映画に限っては
ある程度基礎知識を踏まえた上で見たほうが
楽しめるのではないかと思います。
・・・1962年に自ら手掛けたバイクで世界最高速記録に挑んだ男「バート・マンロー」の物語。
その記録は驚くべきことに、47年経った「いまだに」破られていないのです。
常に最高スピードだけを追求し、奇跡のような大記録に挑戦した男の、
型破りで愛すべき生き様を追った真実の物語です。
ちなみにタイトルの「インディアン」とはバイクの名前です。
「バート・マンロー」78歳没
・・・ハーバート・ジェームス・マンロー (Herbert James Munro 1899年3月25日~1978年1月6日)
1000cc以下の流線型バイク世界最速記録保持者。
1962年以降も何度も自らの記録を塗り替え、
最終的な公式記録は時速295.44㌔!(非公式の記録では時速321㌔)。
彼の凄い所は無類のバイク好きで、40年かけて原型を留めていないほどに改造した愛機が
「一体何㌔出るのだろうか?」と、寝ても覚めてもそのことばかり考えているのです。
そしてどうしてもその「答え」が知りたくて、
はるばる地球の裏側「ボンネビル・ソルトフラッツ」に行くことを決意します。
しかし、彼は年金暮らしでそんな旅費などある訳も無く、
自分の家を抵当に入れてまで旅費を捻出します。
自分のバイクが一体何㌔出るかを確認する為に・・・。
初めて最高速の聖地「ボンネビル・ソルトフラッツ」にて記録に挑んだ時の年齢62歳(恐るべし!!)
だってドライバーも自分ですからね・・・62歳ですよ(-_-)
おまけに、
1920年式の40年以上も前のブレーキもまともに効かない愛機「インディアン スカウト」で・・・。
周りの人々には呆れ顔で相手にされません。
安全装備など何も無い彼のインディアンは「前代未聞のポンコツ車」として笑い飛ばされ、
出場さえも拒否されます・・・が!いざ彼の走る姿を目撃すると・・・!?
これは私の大好きな映画なのですが、この映画の魅力はあくまで「ドキュメンタリー」であり、
主人公の「バート・マンロー」も実在した人物、
内容も彼のエピソードをなるべく忠実に再現したところです。
最初レンタルで借りて観たのですが、
DVDに「世界最速のインディアン ゴッド・オブ・スピード・エディション」
なる特別バージョンがあることを知り、即買いしました(^。^)
この中の「特典DISC」中に当時の「バート・マンロー」本人の
ドキュメンタリー(結構長編)映像があるのですが、
まさに映画通りのオヤジで、最高です!!
興味のある方は是非、「世界最速のインディアン」観てみて下さいませ。
出来れば「世界最速のインディアン ゴッド・オブ・スピード・エディション」のほうが彼の魅力を
存分に味わえると思います。「特典DISC」も納得の内容ですよ!
Posted at 2009/08/14 22:44:18 | |
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