LS38のギアポンプをメンテしました。
なぜかよれて回転していたようなギアをチェックしたところ、ロックナットが怪しい手作り品で、締め付け面の平面が出ていませんでした。(なんか金ノコで薄くカットしたみたいです)
昔サイズのナットを探し出し旋盤で薄く削り締め付けてもギアがよれない様にしました。ついでにギアも磨いておきます。このギア、どうもVA品らしく、軽減孔が開いていません。将来的には穴を開けたいと思います。
ギア関係は摩耗も少ない状態です。
ライラックのVエンジンは、クランクシャフトへのオイル潤滑性が良いとは言えないのですが、オイルポンプのキャパはどのくらい有るのか?ついでにチェックしてみました。
アルキメデスの原理で、オイルを押し出すギアの谷部の容積を量りました。
ギア1枚5つの谷で1CCのボリュームが有る様です。2枚のギアが1回転すると2CCのオイルを吐出する事になります。エンジン回転に対しギアポンプは0.66倍に減速(ギア27/41)されるので、2000rpmで約2.6リットル/分の流量となる感じ。8000rpmでは10リットル/分位になりそうです。
量的にOKなのか判りませんが、無駄に使わぬ様シール関係を見直したいと思います。
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Moto and Bicycles | クルマ
Posted at
2016/05/04 23:32:31