オデッセイ RB3 (FF) のテスト日記です。
テスト車グレードは「Absoluto」& 「M」 です。。
テストアイテムは両車ともに2アイテム。
●NEW SR SPECIAL
●LOWFER SPORTS + LHS
ダンパー仕様は先にテストしたRB4で解った結果を盛り込んでつくってみました。。
初期減衰力の立ちあがりが足らず、初期の挙動がスカスカな感じだったんですね。
そこで今回の試作品は前後ともシリンダーサイズをアップして解決してきました。
まずは「M」から。。
全体的にソフトなフィーリングではあるけれどHONDA特有の初期のしっかり感はやっぱりさすが。。
コーナリング時のしっかり感も高く、軽快なハンドリングは健在ですね。
今回の試作ダンパーは専用仕様なんですが、スプリングはスペックが近いので先代RB1用の既存品を着けてみます。
まずは 【NEW SR SPECIAL】 を装着。
ノーマルスプリングとのセットなのでダンパーのみ交換。
走り出しからステアリングセンター付近のしっかり感が高くてとても印象良いですね。
中、高速走行時の収束感も高くて前後の挙動バランスがバッチリ合ってます。おかげで乗り心地もGOOD。。
乗り心地とハンドリングが高い次元でマッチしているイメージ通りのフィーリングです。
お次は 【LOWFER SPOTRTS + LHS】
スプリングレート的にはRB1でもいけそうなんだけど、車高がどう出るか??
ダンパー+スプリングの相性は問題なし。
スプリングレート自体も問題なくこのまま流用OK。。 とはいかず・・・
車高がNG。。 フロントが理想値-20mmに対して-29mmと低い。
ということでフロントの車高を変更したもので量産仕様としました。
・・・そして数日後、、
今度は「Absoluto」です。
18inchタイヤのパフォーマンスとリヤのロール剛性の高さから、全体的にはしっかりとした印象。
ただし・・・ スプリングが少し勝っている感じですか。気持ちアンバランス。
グレード「M」や「L」と違い18inchタイヤの設定、そしてバネレートはも高い設定になっている割にはダンパー減衰力自体は何故かあまり変わっていないんですね。
フロントはほぼ同等、リヤは全体的に若干のボリュームアップといったところですかね。
では、、 【NEW SR SPECIAL】 を装着。
モノは「M」で使ったものと同じです。
乗り心地、ハンドリング共にちょうどよい良いですね。。
STDもせめてこのくらいあっても良かったんじゃない?? くらいに思ってしまった・・・
先代RB1 Absoluto のスポーティな印象が強くて、、なんか肩すかし。
ま、マッチング的にはバッチリなので問題なしと。。
お次は 【LOWFER SPOTRTS + LHS】
スプリングの試作品はAbsoluto専用スペックです。
車高違いを3種類用意。
バネレートは狙い通りでバッチリです。
全体的に「張り」がある中にも粘り気のある踏ん張り感の高いフィーリング。ダンパーとの相性もGOODバランス。
路面からの入力も丸みがあって乗り心地は良好。。嫌味がなくてとても良い状態です。
ローダウンスプリングは車高設定が非常に悩むところ。。
低いとカッコいいけどバンプストロークが犠牲になってハンドリング、乗り心地が悪化・・・・
なんてところで毎度落としどころを探ってます。
この車も少しの車高差で乗り心地が結構変わりましたね。
最終的に決めたのは フロント-23mm、リヤ-15mm ダウン仕様です。
Absolutoはこれがベストマッチでした。
「M」は先代RB1に良く似ているけど、「Absoluto」のフィーリングは質感を意識してなのか、比較的おとなしい印象でしたね。
このへんはねー、、好みの分かれるところなんでしょうね。。
Posted at 2010/02/09 15:04:00 | |
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