2011年09月08日
また日本のニュースをまとめてみました。
台風の被害。心が痛むばかりです。オーストラリアでも今年初めに規模としてはヨーロッパの2国が沈むほどの大洪水が起きました。そして、以前もお話したとおり、世界中からの移民社会であるオーストラリアのテレビでは、世界中のニュースが見れます。日本やオーストラリアや、やはり極最近のアメリカでのアイリーン台風だけでまはく、おそらく日本では放送されもしないような国々でも、同様またはそれ以上の被害が連日放送されています。
私の人生も簡単ではなりませんが、被害者の多くの人々はは私よりも遥かに力がなくおもわれ、心中を察することすら出来ません。あまりに可哀相です。
心を痛めていることだけ、ここにお伝えします。
表題の話に移ります。
「ハゲタカ」というドラマを見ました。いくつも賞をとった作品だそうで、数年前に友人から送られてきました。数年前送られてきた時は、第一話を再生したとたん、見るのをやめました。先日お話したNHKの竜馬伝とは異なる理由で、演出が嫌いでした。緊迫感を出すためのヘリコプター、部下たちが数秒で開ける大金の入ったケース。アメリカビジネスの緊迫感を演出しようとしているのでしょうが、実際を知っている私には、返って嘘くさくうつり興ざめをしてしまったからです。特に、俳優陣が素晴らしい中で、若い外国人のヤングエリート役の演技には、閉口してしまいました。もう少し人選をして欲しく思いました。彼の後ろの殆ど台詞のない女性の外国人は、良かった。「雰囲気」を持っていました。
さて、今回、数年たって、初めて最後まで見ました。正直、良い作品だと思いました。
以前書きかけた「「プロフィットセンター」 と 「コストセンター」 」を説明していましたね。あのハゲタカの視点の世界を、わかりやすく説明をしようと思って書き始めたのが、「「プロフィットセンター」 と 「コストセンター」 」でした。その世界を一般に興味を持たせられるような作品だと思いました。
以前お話をしたとおり、私の場合は世界的な事件になってしまいましたので、渦中に居る時の焦燥感はあのドラマの比ではありませんが、十分に緊迫感はあったと思いました。
特に感動した部分がありました。涙が出ました。「菅原文太」さんの演じるカリスマ社長の台詞です。
「やりなおしたいんなら、何もやらないことだよ」
この台詞を聞いたとき、涙が、もう、本当に止まらなかった。重すぎて、重すぎて。
普通、きっと軽く意味もわからずに聞き流してしまう部分だった方も多いと思います。でもこの台詞は、計り知れず重かった。テーマの一つだったはずです。実際5話以降、何度も再生されていました。
技術者役で出演されていた田中泯さんの存在感もすばらしいですね。竜馬伝に出られていた時も、田中泯さんのご出演部分は、しっかり見させていただきました。
柴田恭兵さんも、すごかった。正義と現実とサラリーマンとしての立場での苦悩感がとても伝わってきました。
Posted at 2011/09/08 20:11:16 | |
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