マルーンのブログ一覧

年間を通してみると車の燃費は一定ではなく暑さ寒さによって変動があることは皆さんも経験上ご存知かと思います。
また、ミッションの種類によっても随分変わりますよね？

どのように変化しているのか皆さんの燃費記録から月別に統計を取ってみました。
期間的には昨年の7月～今年の3月中旬までです。
地域の違いによる寒暖の差は考慮していません。
あくまでも参考程度に見てください。

標準燃費（2010/3/20現在)
レギュラー 13.87 km/L
ハイオク 13.28 km/L

今回、グラフにしてみたのは私が乗っているスイフトと同じ、レギュラーガソリンを使用しているAT車、MT車、CVT車別毎に投稿があったものの平均燃費を出してみました。
燃費掲載が始まった6月は昔の燃費も入っていると思いますので除いてあります。
グラフにしてみるとこんな感じになりました。

全体的には言える事は分かっている事ですが「冬は燃費が落ちる…」

１．AT車は季節によって変動が激しい（11月と12月で-1.8km/㍑差）
２．CVT車は冬でも意外と安定した燃費を維持している
３．MT車は冬は若干、落ちますが年間を通して安定していてATのように大きく落ち込む事は少ない

私が乗っているAT車はエアコンの使用が始まった辺り（7月）と冬の始まり（12月）辺りに大きく落ち込んでいます。
燃費が悪い季節は運転していても「車が重く感じました」
秋のころはCVT車といい勝負ですが、MT車には敵いませんね。（笑）

以前、ステップワゴン時代から燃費改善の切り札的なATクーラーなるものの導入を検討したことがあります。
謳い文句は、、、
ATFが冷える→ATFが硬くなる→無駄なATスリップの減少→燃費加速向上

確かにATFを冷やせば…無駄なスリップは減少するでしょう。
その考えからすれば「冬の燃費が良くなる」ような気がするのですが、現実はそうは行かないようです。
寒いとプログラムでガソリンの濃度を上げるようですし…
詳しくは分かりませんが、その他も色々と制御していると思われます。
しかし、色々と調べてみると最近のAT車はラジエーター内を通してある程度は冷やしているようで、むやみやたらに冷やすのも考えもののようです。

ATクーラーは暑い時は有効かも知れませんが、冬は逆に冷えすぎてATを壊す可能性もありそうですし･･･
取り付けるのであれば、油温計を付けたり下がりすぎたときにはサーモスタットでバイパスするような構造のクーラーを選ぶ必要がありそうです。

ATクーラーを取り付けている方の情報（燃費・加速の変化等）が欲しいですね。