デスビのＯリング交換

以前、クラッチマスターのＯＨをした時に、いやーな物を発見してしまいました。(ﾟдﾟ)！

デスビの廻りがエンジンオイルでベトベトになっているのです。(T_T)




おそらくデスビのＯリングではないかと的を絞り、即Ｏリングとヘッドカバーガスケットを発注！

Ｏリングは代替品でありましたが、ヘッドカバーガスケットは既に純正は無かったので、

ＴＨサービスに問い合わせたところ、１８Ｒ－Ｇ用のヘッドカバーガスケット有との事、

これも、即発注！



とりあえず、必要な物がそろったので、

アンパンマンさんの　『 第２回　やれば出来る！デスビのＯリング交換 』　を開催します。

すいません、今回は状況写真が少ないです。



ヘッドカバーを開放して、１番シリンダーの圧縮上死点をクランクを回して出します。
本当はＳＳＴ（専用工具）で合わせるのですが、目印もあるし・・・　目検討でいきます。



デスビの上にあるエアクリーナーなど邪魔物を外します。



デスビを固定しているボルトを外し本体をシリンダーブロックから引抜きます。
この時、１８Ｒ－Ｇだけなのか分かりませんが、挿入する時に目安になる１番プラグの合マークがありませんので、デスビのカバーを外して、１番シリンダー圧縮上死点を合わせた時にデスビのポイント位置をマジックとかで分かるように合マークを書くと、デスビを戻す時便利かも？



デスビ本体のシャフト部に付いているＯリングを交換します。
せっかく外したので、パーツクリーナーでゴシゴシしたり、カバーを外してポイントの接点を紙ヤスリなどでゴシゴシすると良いでしょう。
また、Ｏリングはゴム製なのでテフロングリースなどを塗ると、保護にもなります。



ヘッドカバーガスケットを付けます。
ヘッドカバーガスケットは弾力性があれば再利用もできますが、今回は交換します。
また、液状ガスケットの併用ですが、ガスケットがゴム製ならば使用しても、しなくても
良いみたいです。
コルク製のガスケット又はガスケットの再利用は必ず使用した方が良いと思われます。



ヘッドカバーを乗せて締付けます。
この時、要注意ですが最近のエンジンとは違い１８Ｒ－Ｇはガスケットの溝がありません。
スタットボルトで何カ所か保持してるのですが、簡単にズレてしまいます、ガスケットが適正に挟まっているか確認してからカバーを締付けてください。
また、強く締付けると簡単にガスケットを破損させてしまいます。
ピッチが１ｍｍのネジなら１回転で１ｍｍガスケットを潰してしまいます、オイルが滲んでこなければ
良いだけなので、驚くほど軽く締めてください。



デスビを差し込み、タイミングライトで点火時期を調整します。

最後の方は写真もなく、雑な感じになったしましましたが・・・・
とりあえず、作業は完了してオイルの漏れは止まっているみたいです。

作業前はデスビの上にある、チェーンテンショナーも疑いましたが大丈夫そうです。

ヘッドカバーを開放したので、液状ガスケットのカスが多少エンジンに入ってしまいました。
オイルとエレメントの交換をしなければならないですね。

アンパンマンさん、今回も大変お疲れさまでした。(^_^)/~