シフトフォークまわりの点検・交換

シフトフォークとそれをおさえる部品について紹介します。
画像の矢印部分がシフトフォークです。
この部品をつかってシンクロナイザーを結合させたり離したりしています。

シフトフォークをはずしてみてみると、クボミがあることがわかります。
このクボミに以下で説明する部品が押さえつけることで、シフトがしっかり行えます。
画像の矢印部分では傷が見えます。

傷が少ないシフトフォークはこんな感じになってます。

傷が少ないほうがたぶんシフトは抜けにくいだろうし、次で紹介する部品を痛めにくいと思います。

自分は部品取りのミッションからきれいなほうのシフトフォークを使っています。

画像の矢印部分にシフトフォークのくぼみをおさえている部品が入っています。

画像の右側はへたった部品です。
明らかにボルトの先端がへしゃげていることがわかります。
画像ではのってませんが、バネの上に玉があります。

ボルトとバネでボールをシフトフォークのクボミを押さえつける役目をします。

この部品が悪くなることでシフトフォークをスムーズに上下させることができなくなると思われます。

自分は何回もミッションをあけたせいかにへたってしまい、１-２速のシフトが入らなくなりました。

シフトフォークをおさえるものなのでへたってくるとシフト抜けなどの原因にもつながると思います。

シフトのフィールディングが悪くなってきていたら交換してみるといいと思います。

５の画像は極端な例ですが、あまりあけたことのないミッションでも少しボルトの先端がつぶれてたりしてます。


値段はボルト、バネ、ボールの３つ合計で３００円程度でした。（部品屋での値段なのでディーラーだと５００円ぐらいかも）
シフトフォークは買ってないので値段は不明です。（たぶん２で紹介したぐらいの傷なら問題ないので、ボルトだけでも換えましょう）

最後の画像はへたった部品と新品の部品の比較です。
両端が新品で、真ん中の２つはだめになった部品です。