デルタチューニングログ（その６１）

【 空燃比計・LM-1内蔵データロガーの活用（その１）】

実は、もう購入してから何年も経つけど、ちゃんと使ったことが無かったGRIDのデータロガー。　なんとなく薄いとか濃いとか、壊れないように壊れないように！ってマージン取って走る為にお守りのような感じだったかな。　それでははっきり言ってロガーなんか必要ないし、空燃比計だけで十分ってことです。

今年になってエンジン載せ替えたことによって、ようやく燃調とか、本格的なエンジンチューニングに目覚めたと言うか、、、　せっかくのエンジン性能を眠らせておくのはもったいない！　ってことで、先週末にちょっとデータを取ってみることに。

で、先日安全な場所で全開で走行データを取ってみました。

とりあえず、現状のデータログ完了です。 　データ取りを済ませ、帰路のスタバでちょっと検証してみました(^｡^)　　すると、ちょっと意外、、、 3速6700回転、ブースト1.0barしか掛かってないではないですか！！ 　その状態でAFR12.10、もうちょっとブースト上げれる？　　壊さないように壊さないようにと、これまでマージン取ってセッティングしてきたけど、ちょっと禁断の世界に踏み込んでみる？（笑）



PCの画面を撮影とかってアナログな画像ですいません(^^;;　とりあえず、許して下さい。　今度はもっとちゃんとデータとか比較してチューニングする時は見やすいグラフを掲載します。

さて、韋駄天号、この素晴らしいソフトでみてみると、6790RPMが限界みたい。　そのまま回し続けたら、6870RPMでAFが18.87まで薄くなって、6960RPMではAFが21.17とクリティカルレベルに達し、ノッキングを起こし、7010RPMではAF22.39まで上がって、ガクガクと、、、　ってことで、今の感じだとレブリミットは6700回転ってことになるかな。。　

韋駄天号のROMは確か、ブースト1.0以上でインジェクタ全開の設定だから、デフィのブースト計は1.2BARだったけど、もしや純正のマニ圧センサが高回転でブースト垂れて1.0barを切って燃料が足りなくなったとか？

しかしなんでノッキングすんのかな？なんて思いつつ踏んでたけど、デトネーションとか起こしてピストン溶かすとこだった、、、　怖いわ〜(^^;;　　しかしなんで急にこんなに薄くなるんかな？　燃料ポンプの限界？　とりあえず、購入済みのさらに強化した燃料ポンプに換装してみます。　週末にでもトライかな。

今回は韋駄天もちょっと真面目に速さを追求したいと思っています。　なので、韋駄天号のROMチューニングをお願いしている川田原技研さんにお願いして、上記のデータを見せつつ4パターンくらいの種類を作ってもらえたら、2速-3速の全開加速のログデータを個別に取って、グラフを重ね合わせていいとこ取りして加速度的に速いROMを煮詰めて行く感じが良いかなと思っています。　　

さらに、レブに関してもですが、5500シフト、6000シフト、6500シフトで同じくログデータのグラフを重ね合わせて最終ギアの目標回転数への経過時間から最良のシフトタイミングも調べようと思います。

月末までに時間的に厳しいですが、これまでのデータを元に、ROMを書き換えて今回はなんとかやり遂げたいと思います。


2016/10/17追記
どうやら僕のデルタは6900回転辺りで燃料カットが入ってるようで、これは壊さないようにするための安全装置といいますか、別名レブリミットというやつみたいです。　韋駄天はこんなとこまで回したことがないので気付きませんでしたが、言われてみるとそんな感じです。　次回のROMではこのレブリミットを7500回転くらいまで上げる予定です。　まあ、常用ではもちろん使いませんが、今のエンジンは大丈夫そうなので、ココ一発で使えるだけでもアドバンテージかな。