久々に愛車に関するお話。
実家に愛車で出掛け、帰りにエンジンがかからなくなり、あわててJAFを呼んで会員になったのは今年の4月のこと。その時は故障でもなんでもなくて、ハンドルがロックされていてエンジンがかからなかっただけという、アホみたいな話でしたが、自分だけならそれにすら気づかなかった可能性もありますから、有難かった。既に女房がJAFの会員だったので、家族会員ということで入会金は半額で済みました。
それから今日まで、既に4~5回、JAFのお世話になってます。二度目は娘のアパートに行ったとき。その時のトラブルは何だっか忘れてしましました。忘れてしまうくらいしょーもないことだったってことです。その場で治りましたから。
それ以降は、割と鮮明に覚えています。深刻でしたから。
9月のことだったと思います。その少し前から、”CHECK COOLANT LEVEL"という警告が点いたり消えたりしていましたが、点きっぱなしでもなかったんで、その内に水を足してやればいいやと高をくくって運転してたら、いきなり”COOLANT TEMPERATURE"。水温系を見ると確かに高い。その内にエンジン出力が落ちて、エンジンがガタガタと振動。ちょうどいつもガソリンを入れているスタンドの近くだったんで、そこに車を入れて、給油し、そ~っとラジエターのキャップを開けて水を足しました。確かに水位は低かったものの、すぐにフロートが上がってきました。なんだこの程度かとまた車を走らせていると、また”COOLANT TEMPERATURE"。その直後に予想もしない”STOP ENGINE”の警告! これにはさすがにビビッて、すぐに路肩に車を停め、エンジンも切りました。交通量の少ない道路だったのが不幸中の幸い。
JAFに連絡すると1時間ほどかかるという返事。受け入れ先のディーラーにも連絡を入れ、状況を話すと、熱でシリンダーヘッドが変形しているとエンジン交換しかないと死の宣告・・・。
JAFはちょうど1時間ほどで到着し、免許を取ってから初めての前輪を持ち上げた牽引を経験しました。
ディーラーに着くとさっそくメカニックがラジエターに水を入れてくれたようでしたが、3Lも入ったとのこと。私が水を足したときはエアを噛んでいて少ししか入らなかったのかも知れません。変形はなさそうだととのことで、ホッと一息。しかし、修理には13万円強のお金が必要でした。
そして、今月に入ってまたも、”CHECK COOLANT LEVEL"の警告が。直したばかりなのにおかしいと思いディーラーに持っていくと、前回は冷却水のタンクとパイプから漏れていたが、今回はラジエターとその周辺からの漏水とのこと。ただ、今回はわずかな漏れなので必ず修理しなければならないというほどでもないとのこと。修理をする場合の見積もりは11万円強。
いささか釈然としない気持ちもありましたが、もう大金をかけるような車ではないと思っていたので、警告が出る度に水を継ぎ足して乗っていました。ところが、段々と警告の間隔が狭まり、仕方なく修理の予約を入れたのが先週の火曜日。
悪いことは重なるもので、その頃からバッテリーの警告ランプが点いたり消えたりするようになりました。おそらくはオルタネーターだなと見当は付くものの、実はオルタネーターは既に3・4年前に交換しています。
オルタネータは交換済み + 警告が出ていても点いたり消えたり + どうせ土曜にはディーラーに持っていく
この3つの条件が重なり、能天気な私はまだ大丈夫と高をくくって娘を迎えに岐阜駅に向かったのが先週の木曜の晩の10時過ぎ。要するに前例から学ぼうとしないんですね、私は。
まず速度計などのインジケーター類が消灯し、次にヘッドライトも消え、最後にはエンジンの動きも怪しくなってきて、またしても路肩に停車。
来てくれたJAFの人は、予備のバッテリーを繋いでとりあえず自宅まで帰るという提案をしてくれて、それに従いました。予備バッテリーを繋ぐと、あっさりとエンジンがかかり、いつもの調子で自宅まで帰れました。これなら土曜にディーラーに行くのもこの方法でと思いましたが、渋滞の多い昼間に止まってしまうと危険だから、またJAFを呼んで積載でディーラーまで行ってくれとのこと。
そして一昨日の土曜日、近所の目を気にしながら愛車は積載車の荷台へ。
ラジエター等とオルタネーターの交換で21万円也。ボーナスを当てにしたカード払いにしました。ああ、これでレンズが買えなくなった・・・。
帰りがけにディーラーの営業さんが「これで出切ったんじゃないですか。」と言ってくれました。だといいんだけどなぁ。
もし、小出しで無く、冷却系全ての交換とオルタネーターの交換が一度に来てたら、34万円かぁ・・・。車の乗り換えを真剣に考えたかもなぁ・・・・。
でも、こうも考えるんですよね。2002年新車登録の愛車ですから、今年で13年。走行距離も14万キロ弱。これは免許を取って以来、私にとって全く未知の領域。メンテいらずの国産車であっても整備費用がそれなりにかかる更年期じゃないでしょうか。
大金をかけてしまったことだし、心なしか、いや実際に軽快さが戻ったような気がします。それに次の車と言っても特にほしい車も見当たらないのも事実。最近の車のこねくり回したようなデザインが好きになれない。燃費は確かに気になりますが、もう暫く、できれば20万㎞を見れるくらいまで付き合いましょう。
最後になりますが、これで4~5人のJAFの方にお世話になったわけですが、どの方も丁寧な接客で感心しています。見習いたいくらい。仕事も手際が良く、何より安全に配慮が感じられます。できればお世話にはなりたくないのですが、またお世話になるとしても安心して頼めます。
これだけお世話になっても、会費以外、一切払っていません。私くらい元を引いてる会員はいないかも。
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E39 修理 | 日記
Posted at
2015/11/23 23:46:40