巣ができたと聞いて、久しぶりにサンコウチョウの森へ。分かりやすいけれど、高い枝の上に巣はありました。そして既に孵化していました。カメラマンは数人。真下からに近いアングルしか取りようがありませんが、仕方ありません。
例年はゴールデンウィークの頃にここに飛来して、比較的分かりやすいところに巣を作り、ヒナが巣立つまで育て上げたり、ヘビにやられて全滅したりして、最初の巣を捨てる。そしてあまり目立たないところで二番子を育てるというパターンでした。と言うか、最初の巣を捨ててからは、こちらの興味が薄れることもあって、サンコウチョウを見かける機会そのものがぐっと減るので二番子の存在自体を把握していませんでした。
ところが今年は一番子のシーズンに、どこに巣を作ったのか分からない状態(もちろん知ってる人は知っていたのかも知れませんが)。そして最近になって目立つ場所に巣を作りました。明らかに2番子のシーズンです。
まずはメスの成鳥、つまりお母さんから。
一羽のヒナが首を大きく伸ばして餌をねだっています。この時の餌は蜘蛛のようですね。
ヒナの口からはみ出たものがお分かりになるでしょうか? トンボですね。しっぽと言うか胴と羽がほとんどはみ出ています。果たしてこの後、このヒナはこのトンボを飲み込むことができたんでしょうか?
この日はメスが餌を運ぶことが多く、しかも巣にいる滞在時間が長い。この辺がお母さんたる所以でしょうか。それに比べるとオスは回数も少なくて、餌を与えるとサッと去ってしまいます。でもやはり絵になるのはオス。自然とシャッター回数も増えます。
この日は、親が巣の周辺を飛び回ることが多かったんですが、よく見ると親だけじゃない! 一緒に一番子も飛び回っていました。巣の中のヒナのお兄ちゃんかお姉ちゃんてことですね。
一番子の目が隠れてしまったのが惜しい。口に咥えた餌は、おそらく親からもらったものだと思われます。
そしてこの日、一番近くで撮れた一枚。タイトル画像のものですが、露出がなぁ・・・。
しかし、親は一番子にも二番子にも餌を与えてるってことなのか? そりゃ大変だ。
親、一番子、二番子が並んだところを撮れたら凄いぞ。そんなことあるんだろうか?
ブログ一覧 |
野鳥 | 日記
Posted at
2016/07/23 23:43:40