昨日、今日と岐阜基地に行っていました。今日はもちろん航空祭ですし、昨日は久しぶりに岐阜基地に飛来した米空軍戦闘機F-16の予行日でした。二日とも好天に恵まれ、写真の成果にも恵まれた気でいます。それをアップするのがタイムリーだとは思いますが、まだ写真の整理がついていないので、用意していたこっちの話題を。
長らくやってなかった「箱を開けたらシリーズ」ですが、最新のはいつだったっけ?と振り返ってみると、もう3年も前。時間が経つのは早い。
今回、久しぶりに海外通販でキットを買ってみましたので、それをご紹介するとともに、価格差についても触れたいと思います。
ある日、いつものようにネットを巡回していて、タイトル画像のべりエフ(ベリーエフと記載しているサイトもあり)Be-12という飛行艇のキットが目に留まりました。なかなか面白い形をしている。ロシア語でカモメを意味するチャイカというニックネームで呼ばれ、救難にも使われていたとの情報も購買意欲をそそります。
だけど、高い。いや、これだけでなく、最近の海外キットにはバカ高いものが割とあります。それも安くていいはずの中国製や東欧圏製のキットに多い。国内メーカーが生産してももう少し安く出せるんじゃない?と思うくらい。こうなると、調べまくります。
リンクがこの先、いつまで有効か分かりませんが・・・
ヨドバシ 定価 ¥11,880 を ¥9,400 で 送料無料。
あみあみ 定価 ¥11,880 を ¥8,300 で 送料 ¥500 合計で ¥8,800
ジョーシン ¥11,880 送料無料 完売
ビーバーコーポレーション ¥11,700(税抜き小売価格) 小売店または問屋向けの文書らしい
ホビーコレクション ¥11,800 送料不明
私がよく行く模型店 ¥9,980 (定価はもっと高いがさすがに1万越えは売れないだろうとの配慮価格だとと店主が言ってました)
てな具合。強気で定価のままで売ってるところもあるんですね。しかも完売。国内でさえこの価格差。定価って意味があるんでしょうか? 輸入キットだからメーカー希望小売価格なんてものもないだろうし。だれが定価を決めてるんだ? 輸入元? 大抵、こういうのは輸入元がぼったくってんだよな。
そしてたどり着いたのが、eBayのサイト。キットが$51、日本への送料が$19で合計で$70。JPY(つまり日本円)でも表示してあって、キットが¥5,376で送料が¥2,003、合計で¥7,379。これが一番安い。カタカナ混じりの「べりエフ Be-12」で検索をかけてこれが表示されるわけです。この英語表示だけのサイトが、日本語の検索に対応して日本向けの送料と円換算が表示されるようにプログラムされてるわけですね。なかなかきめ細かい対応。逆に日本の通販サイトが海外の消費者向けにこれだけの対応ができているんでしょうか?
注文が10月3日の晩。発送の連絡が13日。そして我家への到着が24日。なかなか届かないので、ひょっとして船便か?などと思っていましたがこの日数なら航空便でしょうね。国内の配送は郵政で ゆうパック で届きました。24日の昼間に届いたようで不在連絡票がポストに入っていたんですが、差出人の欄はただ「外国」と・・・。もう少し何とかならんのか。
eBayだし$表示だし、私はてっきりアメリカのお店から買ったんだとばかり思っていました。受け取って初めて分かったんですが、商品はこのキットの生産国であるウクライナからの発送でした。もちろん、ウクライナからの小包なんて初めて受け取りました。だからこんなに日数がかかったのかな?
送られてきた小包のラベル。
大瀧詠一の「さらばシベリア鉄道」(太田裕美が歌ってちょっとヒットした)の歌詞の一節、「スタンプにはロシア語の小さな文字」を思い出しました。
段ボールの箱にこのラベルが張ってあったわけですが、箱を開けてよく見ると、もっと大きい箱を切り詰めて作った箱でした。そして緩衝材代わりの古新聞。
いずこも同じようなことをしてますな。親近感を感じました。記事の内容はさっぱりわかりません。新聞の日付も今年であることが分かるだけで、それ以上は解読不能。
因みに、うまい人が作るとこうなります。
パーツの”合い”は期待できなさそうですが、プラスチックだけでなく、エッチングやゴム製のタイヤも入っていて、まあ、こんなもんかなといった内容。
注文を確定させた翌日にこれを発見したときはショックでした。
ヤフオク ¥6,000 送料別
ブログ一覧 | 日記
Posted at
2016/10/30 22:21:14