晴乗雨描のブログ一覧

ドイツ、フランクフルト方面を8日間ほど旅行して、昨日帰国しました。


ドイツ本国の、クルマ事情は一言でいえば、一般車は『AUDI のひとり勝！』

タクシーは『MB のひとり勝！』


小型車は、FIAT 500と、スマート fortwo（2ドア、ほとんどが BRABUS！）で、2強！。

不思議なことに、スマート forfour（4ドア）は、ノーマルも BRABUS も、1台も見かけませんでした。

ドイツ本国では、販売していないのかもしれませんね。


BMW は影が薄く、ほとんど見かけない状況でした。

流石というか、当たり前というか、ポルシェが多いのには、少し驚きました。


でも一番ビックリしたのは、一般車もタクシーも、『白色』のクルマが殆ど走っていないことです。

石造りのヨーロッパの町並みには、白より、グレー、ガンメタ等の濃いめの色が似合うのでしょう。


いずれにしても、ドイツ国内では、クルマといえば、今や『AUDI の天下！』です。

ドイツを旅して、またいつか、AUDI の S か RS に乗りたくなりました。笑

小さいクルマは、なぜだか楽しい！

小ささ、軽さゆえの、小刻みな素早い振動が、遊園地のゴーカートのようで、実にレーシーだ！

ホィールベースの短さゆえに、ステリングに対する応答のクィックさが、可笑しい程に愉快だ！

小さい＝軽い＝サス、ステアリング、ブレーキ、ロール、ピッチング、ヨーイングの全てで、反応が素早い＝ゴーカートっぽい＝オモシロイ！



クルマに関して言えば、『小さいことは、良いことだ！』と、断言できる！

昔、田舎で無免許で初めて乗った DOHC inline4 のHONDAの軽トラは、じつに、楽しかった！

大は小を兼ねるのでなく、大は小の良さを、殺す！

大きく広いことだけが、クルマの正義ではない！

小さく狭いことも、時としてクルマの正義だ！・・・なんてね。 笑



『鮒釣りに始まり、鮒釣りに終わる・・・』というように、

究極のクルマ道楽は、『ミニマムカー』に行きつくのかも・・・。

みんカラを休んでいる間に、股関節の症状により、医師から『今後、MT車は禁止です…』と勧告され、残念ながら、『FIAT RIVA』 はキャンセルしました。

911 Carrera S はAT車ですが『硬すぎて…、速すぎて…』、くたびれた身体には『少しハード…』で、購入したDに返却しました。

大排気量、高性能、大型のクルマばかり乗ってきたので、大きいクルマは、少し『飽食気味…』。
MT車はダメだし、AT車で乗りたいクルマも無いし、『みんカラも、そろそろ、卒業だなぁ～』と思っていましたが、良いクルマを見つけたので、久しぶりに少し書き込みます。


今の私の生活環境で、私が求めるクルマは『都会の雑踏の中で、キビキビと思いっきり踏んで、楽しめるクルマ』です。
となると、シティコミュニュター的な『軽量＆、コンパクト＆小排気量』となりますが、それではただ『トヨタのパッソ』にしておけば良いのでは？となりますので、『コンパクト＆チューンド』というカテゴリーで選びました。

①慣性マスが小さい。②慣性モーメントが小さい。③頭が軽く、回頭性が良い。④ステアリングか切れる。⑤足廻りが、しっかりしている。⑥メーカーチューンドされている・・・、などの選考基準から選択した結果、私が選んだのは、RR＋0.9L＋3気筒ターボ＋デュアルクラッチの『BRABUS forfour （6AT）』でした。

『BRABUS forfour 』を試乗して感じたのは、小さく、軽く、ハンドリングが秀逸。車体とサスに剛性感があり、足廻りが固い。デュアルクラッチの変速が素早く、馬力とトルク感があふれるエンジン、等々です。

乗っていて、素直に『楽しい！』と思わせる。ミニマムコンパクトカーでありながら、ドアが4枚もあり、大人4人が十分乗れる実用性がある、ゴキゲンなクルマです。


メルセデスでありながら、子会社の『AMG』ではなく、敢えて独立チューナーである『BRABUS』がチューニングを施すその理由は、『BRABUS forfour 』の至る所に、ちりばめられています。

ノーマルの『forfour ターボ』257万円と、『BRABUS forfour 』312万円では、55万円の価格差がありますが、http://www.webcg.net/articles/-/35577　に詳しく記載されているように、BRABUS専用に①エンジンマッピング(+21%)、②ギア比変更＋デュアルクラッチマッピング(-40%)、③ステアリングレシオ、④サスペンション(+20%)、⑤エキゾーストシステム⑥インチUP＋45＆40高性能タイヤ⑦果ては、ESP（ElectronicStabilityProgram）までがBRABUS専用に書き換えられていますので、この価格差は決して高くはないでしょう。


4枚ドアの『BRABUS forfour 』 は、2017年5月に初輸入されたので、街中ではまだ見かけないと思いますが、一度、ヤナセかシュテルンへ行き、試乗すると判ります。

小さく軽いクルマに、足を固めて、高出力エンジンを積み、体感ゼロタイムで変速するデュアルクラッチミッションを操り、混み合う雑踏の街中を、ゴーカートの様に、すり抜けて走る楽しさが。


近々に、写真と同じ、クリスタルホワイト×グラファイトの車両が横浜港に陸揚げされるそうなので、9月初旬には私の許へ納車されていると思います。

因みに新車装着タイヤは、F:185/45R17 　R:205/40R17 と異形かつ低扁平。
私の個体は、サイドウォールの硬いMICHELIN ではなく、サイドウォールの柔らかい YOKOHAMA（BluEarth-A） とのことで、大ラッキーでした。

このクルマ、『ミニカー』の枠を超えていると思いますが、如何でしょうか？笑