アバルトの出会い　3月12日

そう、それは2009年5月のWRC PLUSの特集でした。
他の雑誌は倉庫にしまってしまいましたが、これだけはまだ手元においています。
あの当時は、かなりWRCにのめり込んでいました。
ラリー北海道に行ってきていいよ、ってお許しは頂いたのですが、根性無しで行かなかったのは、苦い思い出です。
もう、WRCが日本で行われるようなことはないでしょうね。
ですが、世界屈指の豪雪地帯である、北海道や東北でスノーラリーをやって欲しいものです。
もちろん、スタッドタイヤではなく、スタッドレスタイヤでお願いします。
スノーバンクを擦りながら豪快に駆け抜けていくさまを観たいですね。

閑話休題。

そうですね。WRC PLUSのアバルト特集でした。
イタリア在住の日本人ご夫婦が、アバルト500にesseesseキットを装着した新車を受け取りに行くところを取材されていたのです。
恥ずかしながら、それまでアバルトは全く知りませんでした。
アバルトがレースで暴れていたのは、私が生まれてすぐの頃でしょうし、ランチャがWRCで大暴れしていたときの中の人がアバルトだなんていうのを知ったのも最近です。

ただ、この記事がずっと引っかかっていて、500のWebページをずっと眺めていました。
それから、5年。アバルトがずっと引っかかっていました。

昨年の3月12日。前車のノアをあと2年は乗ると腹を決めて、新品サマータイヤを購入して交換したついでに、ちょっと時間があったので・・・　いや、時間を作って近所のアバルト大阪へアバルトを見に行ったのでした。
あとはご想像のとおりです。
何年も欲しいと思っていた車が目の前にある。試乗して店を出たときには、これは買ってしまいそうだと思ってました。
乗っている車のタイヤが新品になったばかりですが、もうどうしようもありませんでした。

というわけで、アバルト595に初めて乗ってちょうど1年。納車が5月7日なのでそれも記念日なのですが、私の3月12日の方が重要な記念日だったりします。

ですが、口が裂けても、結婚記念日、誕生日より重要だなんて言えません。
言ったら1週間は口を利いてもらえない自信があります。