
Pan Speedから戻ってきたPink Spider。
その後の姿と言えば、未だ不動車のまま自宅車庫に保管されており、大きなディスプレイと化していた。
しかし根拠の無いまま自宅に放置していた訳ではなく、既に「次期Project」はしっかりと決め込まれており、ようやくその時期を迎え「再始動」に向け出発準備が行われた(画像)
自分はその「次期Project」の成功を祈るのみであり、「頼むぞ…」としか今は言い様がない。
その肝心の「次期Project」を行って頂くショップさんだが、正直自分はしこたま悩んだ。
Pan Speedでの出来事以来、お仲間の方々から沢山のメッセやメールを頂いたのだが、その中には次期ショップさんについてのアドバイスも多数頂いた(皆様有難うございました^^)
その中でも一番多かったのが、小関さん(SCOOT)や雨さん(RE雨宮)のところだ。
当然どちらもロータリーの本家と言っても過言ではなく、その実績は誰もが認めている程。
ソレは自分だって同じであり、「小関さんのところに…」等と一時は考えたりもした。
確かに小関さんの所も雨さんの所もどちらも速いだろうし、ノウハウだって十分に持っているのだから安心して自分の愛機を任せられる。完璧な姿になって帰ってくる事はほぼ間違いないと言える。
正しソレは自分以外にも同じように考えている方々が多数居るだろうし、そこで作られたロータリーも多数実在している事にも繋がってくる。
何が言いたいのかと言えば、「ソレでは人と同じ」だと言う事。
幾らそれぞれ仕様が異なっているとは言え、作り手は当然皆一緒。決して自分はソレを否定しているのではなく、ソレで速いと言えば誰もが認めるだろう。ソレはソレで全然良いのだ。
ただ自分にはそこに魅力など全く感じない。
自分は根っからの曲がり屋で「人と同じ」は絶対的に好みではなく、ソレは何も「外観」だけでなく「中身」だって同じ。その点を考えると、どうしても「自分のは人と違う!」と言うものが欲しかった。
そんな事をひたすら考えていた中、「ある人物」が自分の中で浮上してきた。
「この御方がロータリーを手掛けたら、どんなクルマになるんだろう…」と。
当然その御方が「ロータリーを手掛けた」と言うお話など自分は聞いた事もなく、考えれば考える程自分の中に興味が沸いてきた。
自分はその御方に対する「Tuner」としての信頼度は非常に厚く、その実績は今までの自分が一番よく理解している。何よりその御方も自分をよく理解してくれていると言う事が有り難い。
ここまで言えば、もう御察し頂けた方も多いだろう。
その御方こそ、「Revolfe S.A.のМ社長」である。
このRevolfe S.A.は「RB26」や「VG」「2JZ」を初めとするE/Gの製作は勿論の事、その他各種E/Gの様々なTuningを行っているのだが、「13B」を手掛けたと言う話しなど聞いた事がない。
自分もDiosaの「左右バンク独立セッティング」を初めとする様々なTuningをここRevolfe S.A.で行って頂いたのだが、特にМ社長自ら行って頂いたセッティング…その変わり様は驚くべきものだった。
その変化は雰囲気やフィーリングだけで言っているのではなく、実際に数値としても立証されており、「セッティングこそ重要」だと自分は改めて感じさせられた時でもあった。
「ソレは得意とするZだからだろ?」「ロータリーはやった事ないんだし同じ様にはいかないだろ~」と思う方も居るだろう。そう思いたければそう思えばいいだけの事。ただ自分が思うに「そう思う人程、平凡なクルマにしか乗ってない」と逆に言わせて頂きたい。
М社長はクルマに対する思いや考え方もと~にかく熱い御方であり、何より自分達のクルマを我機のように大切に思ってくれている。ソレは誰もが話しているだけで十分に伝わってくるだろう。
「この御方なら今の状態をいち早く克服し、絶対に速いマシンを造り上げてくれる!」そう思った。
早速М社長に連絡。
今までの経緯を全て話し、「Revolfe S.A.でロータリーやって下さい!」と強くお願いをする自分。
すると、「わかった。うちに持って来なよ^^」…とМ社長は快く引き受けてくれた。
この時Pink Spiderの「次期Project」が開始されると共に、「Revolfe S.A.ロータリー神話」が幕を開ける事になった。