思い出を語るには思い出がたりない

昨日、嫁さんの実家の猫、トラさんが亡くなったと連絡がありました。
１９歳。大往生でした。
以前から何度もご飯を食べなくなって、もういよいよかと思ったら、そのたびに復活してたので今回ももしかしたらまた元気になるんじゃないかと期待したけどだめでした。



その前から柔らかいキャットフードか生卵しか食べなかったのに、僕らが正月帰省したときにミャー太用のドライタイプのキャットフードをバリバリ食べてたのは、久しぶりに顔を見せた嫁さんへのサービスだったのかもしれません。



僕が初めて嫁さんの実家に行った時からもうお婆さんで耳が遠かったみたいで、朝から大きな声でミャーミャー鳴いていたのもいい思い出です。
リビングのソファの肘掛けがお気に入りでいつもそこで寝ていました。
でもソファに登るのが難儀で僕がおしりを押して登るのを手伝ってあげたりもしました。






でももう少しトラさんと遊びたかったな。

思い出を語るには思い出が足りない。全然足りない。

ほんの僅かな付き合いなのにそう思う。