最近のメンテナンス (サス交換、リジカラ・RAC装着）

脚まわりのリフレッシュと老朽化対策？を実施しました・・


①サスペンション交換

約6万km走ったサスペンションの消耗をいろいろな点から判断し交換しました。サスペンションは前回同様ザックスのパフォーマンスプラスで3セット目になります。以前の30や36のM3の時はサーキットも走ることもあり車高調など入れある程度固めてました。大人しく乗ることも含め乗り換えたアルピナでしたが、以前の経緯から私にはその脚がちょっと紳士的すぎでした（笑）。ダンパーの特性がオリジナルに近くそのコンセプト（猫脚と言われるアルピナマジック）を大きく崩さず、若干の低重心化と少ロール化が図れるこのキットをチョイスしてます。




フロントにおいて同時に交換するアッパーマウントは約5mm、コイルは0～3mm前後のヘタリがありました。経年劣化による車高の落ちはダンパーでなくこの部分ですね。





リアにおいてはアッパーもコイルも大きなヘタリはありませんでした。







②リジカラ装着（フロント）

だいぶ前に流行ったアイテムですが（笑）、今回20万km超の脚まわりリフレッシュにおいて老朽化対策も兼ねて装着してみました。メインフレームとサブフレームの接続部を強化しフレーム全体としての剛性を上げ、強いては脚まわりの運動性を上げようというもの。







③RAC装着（リア）

深澤自動車のオリジナルパーツで理論的にはリジカラと同じ。デフを吊っているサブフレームとメインフレームとの接続剛性を上げ運動性を上げようというもの。回りの評判ではフロントのリジカラより効果があると。（回りのBM仲間は殆ど両方装着してました・・笑）







〇インプレッション

作業後、箱根～伊豆を1本、アライメントをとり北茨城～筑波山を1本走り、車高は装着後より落ち着きました。フロントのアッパー類のヘタリが顕著だったので作業前の微妙な前下がり姿勢が改善されているようです。

実施前


実施後



走りの方はかなり変化がありましたが、いろいろと一緒にやったのでどれが効いているんだか（笑）。フロントリジカラに関してはある意味セミリジットになっているので路面振動個数は以前より拾います。しかし脚が本来の仕事をしやすくなっている？のでコンコンがトントンになっている感じで、乗り心地が良くなったとも言えるでしょう。ステアの入力に対して車体がグイグイ素直に向きを変えるのは実感できます。
リアのRACに関してはデフがブレないという感じ。以前にデフマウントを替えたときに加減速時のギクシャク感が減ったことがありましたがそれが一層削減され、またコーナーにおいては接着感が向上し、スロットルがダイレクトに伝わる感じです。（先日はいつものコースのいつものコーナーで少しのラフなアクセルワークでリアが出ました・・汗）。またリジカラ・RAC両方の効果でしょうが、高速安定性（超高速？）において明らかな安定性（安心感）が出たのが予想外の効果でした！
今回ルーティンでもあるサスペンション交換に加え、お手軽な運動性向上も図れとても満足しています。


・・まだしばらくB3で楽しめそうです(笑)