ｺｰﾀﾛのブログ一覧

カヤバのニューSRスペシャルダンパーに交換して、

１５００キロほど走った。



付けた当初のガツガツ感は完全になくなり、

むしろ、アルテッツァ純正ダンパーよりもゴツゴツ感を低減してくれている。


これがしなやかということか。



大きな段差に乗りあげた時のガツンという衝撃が丸められ、

それ以下のデコボコはひたすらドムドムと上質なゴムでいなしてくれるような感触に変換し続けてくれている。




しかも、

それは１７インチホイールとタイヤでの話だ。






なかなか忙しくて、

セルシオ用の１６インチとタイヤ４本が油を売りに行ったまま戻ってこない。

やれやれだ。

真っ赤に日焼けして、

泥だらけになったトラックに乗って、新潟の町を爆走してたら、

後方から真っ黒い新型アテンザに追い抜かれた。


運転していたヤツはスーツを着てた。

なぜか、

「オヌシデキルナ」

って思った。







だってさー

僕がスーツ来てアルテッツァ乗ってると、

１０人中１０人が、

「狭くない？」

って言うよ。

「ハイラックスとかパジェロに乗ってる方が似合うよ」

とも言われる。
















ほっとけや。

（放っておいてください）
















新型アテンザめちゃくちゃ格好いいよ。

我が家から歩いて５０ｍほどのところに、薄汚れた居酒屋がある。

そこのオカミがエロい。



呼吸。

吐けば吸う。吸えば吐く。

キャッチボール。

吸い込んで全身に力がみなぎるタイミングを知って、
ぴったり合わせてくれる。

どこか上ずったような声、視線。

どれだけ会話を繰り返しても尽きない奥の深さ。




年齢は５０くらいだろうか。

ボンキュッボンではない、どちらかというと小柄だと思う。

一昔前の女教師風の黒ぶちメガネにピンク色のカバーのスマホで遊んでたりする。



この店に来たのは今日で２回目。

妻と来たのもこれで２回目。








あのオカミにメニューを注文したくて行くと言ってもいい。

くだらないジョークのキャッチボールをしたくて行くと言ってもいい。

挙句の果てには、

妻が脇で見てると言うのに、お釣りの小銭を両手でぎゅっと渡してくれた瞬間にオチる。






近くで見るとお肌の具合は年齢相応かも。

しかしあのやわっとした感触が左手から消えない。

アイドルの握手会で、吐息が届きそうな距離でにっこりぎゅっと握手してもらって嬉しい気持ちが

初めて分かる。

そうやってファンを固定していくんだな。

騙される気持ちもわかるわ。













羊が一匹、

羊が二匹、

羊が・・・



違う！



ににんがし、

にさんがろく、

にしがはち・・・







今宵も満足じゃ。

















また、騙されに行こうっと。

グランツーリスモって、

最初は限られた所持金、ノーマルカー同士のグリップしない曲がらない加速しないというマイカーで、

めちゃくちゃシビアなライン取り、ブレーキングを強いられるのに、



ライセンスを１００回も２００回もやって、やっとのまぐれでゴールドカップを手にする頃には、

特別ボーナスのコンプリートカーが手に入って、

その車の異次元の加速フィール、異次元のダウンフォースに夢中になって、

気がつけば自分は大富豪。



所持金が天文学的な数字になり、

一ケタ減らすためにヘッポコなＦＦカーを無意味にフルチューンしたりを何回も。





マイカーをフルチューンすると確かにレースでは勝てるようになるけれど、

カタチが違うだけで全く同じ特性の車になっちゃうんだよね。


その頃には、

アーケードモードで使用できる絶妙なチューニングをされたノーマルカーの挙動が

運転するにも楽しいし、リプレイモードを見るのも楽しくなっているという、

麻薬の様なゲーム性を兼ね備えていることを知るのさ。









なあ、

こんなゲームをどうやって映画にするのさ。




ドラゴンボールが映画化されたときのムカつきと同等か、

へたすりゃその何倍にもなるんだけど、




相手はリアルドライビングシミューレーターだぞ。

どうやって映画にするのさ！





ワイルドスピード１はやめてくれよ。

天気が良かったので家族を連れてドライブに出かけた。

そしたら、



高級スポーツカーの集まるオフ会に紛れ込んだ。



さすがだね。

これくらいになると、細かいカスタムなんて誰もやりやしない。

レーシングしただけで周囲がわっと振り向く。

ガルウイングドアを上げただけでおおって聞こえる。




とても紛れ込むような度胸もなくて、

一刻も早くその場から離れようと思ってエンジンをかけた。

安っぽい１Ｇエンジンのエキゾーストに、そのうちの数人が振り返った。









情けねえ。



おめえたちは一ケタ違う世界に住んでんだから、

この程度に動じるんじゃねぇよ。






羨ましいぜ。

いや、羨ましくないけど、



・・・・・


やっぱり羨ましいぜ。