クリスマスだというのに残念なことがひとつ。
私の忠実な通勤快速である電動スクーターのスクーテックちゃん。
毎日最寄り駅までの片道3kmを雨の日も風の日も走り続けて早3年、未だ快調を維持し続けている頼りになる相棒なのですが・・・
実は一昨日で私がこのスクーテックちゃんを購入したボイジャー・モトさんが閉店してしまいました。
閉店というよりはサイトの記載を見るに廃業という感じのようです。
確かに今年初頭あたりから取扱いメーカーが激減したり、店舗も原則予約制での営業であったり、また公式サイトの更新も滞っていたりと予兆は感じられたんですけどね。
日本でも珍しい電動バイク、スクーターの専門店として貴重な存在だったと思うのですが、やはり採算ベースには乗らなかったのでしょうか。
私も出来る範囲で電動スクーター普及に向けて啓蒙活動を行いましたが、皆さん一定の興味は示して下さるものの購入までにはなかなか至らず。
現在の電動スクーターだとガソリン原チャリに対してのアドバンテージが明確に打ち出しにくい、それも事実ですしね。
エコノミーであるか、という視点で考えても充分ガソリン原チャリもエコノミーですから、そうすると電動スクーターの航続距離の短さであったり、トップスピードの物足りなさであったりというデメリットばかりがクローズアップされてしまうのかもしれませんね。
クルマよりももっと実用であることが求められる原チャリにおいては、エコ趣味だから電動、という考え方がそもそもそぐわないのでしょうか。
画像はお店のサイトに掲載されている私のユーザーレポートというかインタビュー記事ですね。
一昨年のものだと思いますが、その頃は2014年の終わりともなればそこらじゅうで電動スクーターが走り回っている光景が見られると思っていたんですけど、その予測はハズレてしまったようです。
冷静に考えると、まず世間に電動スクーターを知らしめることが重要なわけで、そうすると広告宣伝にお金をかけられる日本の大手メーカーが本腰を入れない限りは厳しいですよね。
現在日本に導入されている電動スクーターのメーカーはそれなりの数がありますが、少なくともテレビCMを打てるような規模の代理店はありませんから、専門誌へのちっちゃな広告や口コミ頼りではこれは普及しろというほうが無理ってもんでしょう。
私のスクーテックちゃん、パーツはメーカーから取れそうですし、そもそもあまりメンテは必要ない構造でもありますから、走れなくなるまでは乗り続けるつもりです。
バッテリーも初期性能よりは劣化しているんでしょうけど、未だに一充電35kmはイケますからね。
しかし残念だなー。
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原チャリ | 日記
Posted at
2014/12/25 08:53:21