こんにちは
昨日、かなり久しぶりに ecocpuさんとこに行ってきました。
行った理由は、マフラー交換後(FD800Ti(ストレート構造)→レガリスR(リアクティブ構造)に交換)のECUリセッティングです。
マフラー交換後、自分で少し走行してみた結果
低負荷走行においては、全てにおいてフィーリングがアップしました。
しかし、それなりに負荷をかければ、ウエストゲートの開き始めが早かったり、回してはいませんが
高回転で飽和する値はどうなのか?等 不安が募ったので プロに見てもらうことにしたのです。
作業の最初は、エンジンの圧縮比測定から始まりました。
(確実にセッティングするには、詳細なデータ確保が必要)
私は、はっきり言ってエンジンの圧縮比を測定するのは嫌いです。
理由は数値にとらわれ過ぎるからです。
普段、時計を見ながら時間にとらわれるのが嫌いな私なので、当然エンジンの圧縮比も
高ければ今までが正しいので是が比でも継続せねば、低ければ今までの行いが悪い?
なんとしても改善せねば、といった形になります。
その行為を楽しめる人もいれば、私のように負担(楽しくなくなる)になる人もいるのです。
プラグを外したところ・・
焼け具合は良好。
今までの仕様と私の使用用途が適正である証でもあります。
プラグの焼け具合を見た ecocpuさんは
良い焼け具合だな~
このプラグどれくらい使用しているの?
○○○kmです。
そうか・・・
これなら、多分 圧縮比はこれくらいあるかもしれないな~
圧縮比の測定結果
なんとか8台はあります。
そして、ecocpuさんがプラグの焼け具合で予想した圧縮比と適合・・・
恐るべしです。
大事にコンディション良く乗られている方にはその程度かと
笑われるでしょうが
私のエンジン載せ替え後の走行距離は 7万4千km
そのうちの 4万kmは高負荷運転
400psにて 週2回峠全開・週1回最高速(5速7500rpm以上)を繰り返しておりました。
その上での圧縮比です。
そんな愛情のない かわいそうな扱いを受けてもこれだけのコンディションで留まる・・・
ecocpu(ecocpuさん)がいかに乗り手や耐久性を考えセッティングされていることが
証明されている結果です。
リセッティングは無事終了しました。
私が驚愕したのは
作業を始める前に、ecocpuさんが予想した結果に見事できあがりました。
吸排気の仕様・乗り手の使用具合を十分把握したにせよ
ここまで的確に予想し結果を出せるのは経験値がものをいいます。
久しぶりに一流の仕事を感じました。
話は少し変わりますが
私が普段から心掛けていること・・
人の立場に立ち、物事を行なうことです。
私は整備作業、自分でできるものは必ず自分で行ないます。
それゆえ、整備作業の大変さは痛感しております。
大変さがわかるゆえ、作業工賃も整備士の苦労も当然わかります。
プロといえど、人間である以上 不手際(ミス)は必ずあります。
えらければ、そんなミス一回もないわみたいな人が居れば申し出てください。
その不手際(ミス)をどうとるかが重要なのです。
最近、お金さえ払えばショップ側は確実な仕事をして当然、みたいな感じで
割り切っている人が多いですが
そんな気構えでは、何をするにせよ成長も成功もありえません。
ショップが不手際(ミス)を行なった場合の背景には色々な理由があいまっています。
その理由をわかった上で偉そうに判断するのもよいですが、わかってもいないのに
判断する人が多くなっているような気がするのです。
時代が移り変わっていくので、しょうがないのかもしれませんが
ショップ側・お客側 共々、わかりあって より良い車社会になっていくことを
切におもいます。
今回のリセッティング結果については
また整備手帳に載せますので興味ある方は見てください。
Posted at 2010/02/20 13:38:06 | |
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