結果的に明暗くっきり分かれてしまった両鈴菌ライダーという感じだった。
AI29 アンドレア・イアンノーネ選手には、何故か悪い流れが止められなかった…
そもそも、FP4 でポイントリーダー MM93 マルク・マルケス選手の後ろに付いてペースを上げた時から。
スミスミの脳内声『あ、後ろに付けた。コバンザメでタイムアップを狙うんだな』思うと同時に、『ハイペースに食らいつくと限界を…』
思ったそばからズサー・・・(マシン修復が間に合わず、予選Q1へはスペアマシンでの出走が決まる)
さらに、その予選中スペアマシンがオイル漏れを起こし、満足いく走りができなかった為予選下位に沈んだ。
さらにさらに、Moto2 決勝レース中に降り出した雨により、MotoGP決勝レースは『ウェット宣言』が出されて、ウェットタイヤでのスタート。
その上、太陽が照らす路面は通常以上の早さで路面が乾き、ドライタイヤへの乗り換えという難しい状況へ。
ここでやらかしてしまった…。
ピットイン後レーン走行でチームのスペアマシン間際まで来た時に、手前ピットからアプリリアの AE41 アレイシ・エスパルガロ選手が乗り換え終わりで加速して来た為、イアンノーネ選手は衝突を避ける急ブレーキでフロントロックし転倒(いわゆる握りゴケ)
コケたレースバイクが準備していた乗り換えスペアマシンを二台とも(リンス選手用も)なぎ倒す惨事に・・・
※レースディレクションは交錯したアレイシ選手に、ピットインマシンに優先権が有るのでペナルティを課した。(順位の後退)
さらに乗り換えスペアマシンもウェットセットアップだったので、ピットインロスを取り返しようがなかったと…。
なんだか噛み合わなかったイアンノーネ選手…。
好対照に AR42 アレックス・リンス選手は、予選もあと少しでQ1突破な惜しいタイムで予選は13番手。
決勝レースも、難しいコンディション下でのピットイン乗り換え後もトップ10圏内キープする好走。
しかし、先のイアンノーネ選手がズサーボウリングしたことでハンドルバーがズレて乗りにくくなり、ラストラップに1ポジションダウンしてのフィニッシュでした。
鈴菌としては、怪我から復帰後のリンス選手がようやくドライで好走してくれたのが何よりポジティブ!
イアンノーネ選手はお祓いでもして欲しいかも?
Posted at 2017/08/09 07:15:58 | |
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