夏タイヤから冬タイヤへ（2010冬）

この冬で3シーズン目を迎えるファルケンのエスピアＥＰＺ。

このタイヤでの純粋な氷雪上での走行は、昨年の猪苗代近辺にあるスキー場近くの数百メートルだけで、ほとんどが乾燥路という厳しい使い方です。

が、表面の状態を見てみます残り溝、サイプとも十分残っているように見えます。また、手で触ってみてもグリップ部の柔らかさを実感できます。

ということで、今シーズンはこれで乗り切ろうと思います。

作業中に撮影した右フロントのブレーキローター。丸9年、15万キロ走行です。

千葉県では、冬の雨や雪の日の翌朝に凍結の恐れがある場合には、主要な道路に凍結防止剤が撒かれますが、年に数日の話です。

このさび具合がどの程度のものか比較する基準を知らないのですが、雪国にお住まいの方に比べればましなほうなのでしょうか。

ローターのベンチレーション部（と言ったらよいのでしょうか)の様子。良くさびています。

お友達のたかし＠コロナさんも過去にとりあげていましたが、左フロントフェンダー内は、何か一つ部品が足りないような印象があります。カバーが1枚外れていると言ったらわかりやすいでしょうか。

ミッションケースと思われるものが丸見えです。さらに、なにか電気系のコードのようなものも見えています。

近づいてみると、コードというよりはコネクターが丸見えです。

タイヤが巻き上げた水や泥がかかりそう。

今のところトラブルはありませんが、設計思想としてちょっと疑問です。

ただ、ここにカバーを取り付けると、そのカバーとフルステアしたときのタイヤとが干渉してしまうとか、その干渉を避けるためにタイヤの切れ角を小さくしなければならないとか、何かしら影響があって、ここにはカバーが取り付けられていないのだと善意に解釈しておきます。

（ＵＤのコンドル（中型トラック）が、スタッドレスタイヤを装着ときに、ものによってはフルステアしたときにステアリング機構とタイヤとが干渉するためリコールしたということもありましたし・・・。）

作業後に近所のスタンドまで空気圧チェックに行き、帰宅後の距離計は153,066ｋｍ。

さてこの冬は氷雪上を走る機会はあるのでしょうか。