SPEEDKINGのブログ一覧

無茶なスケジュールをこなしてフラフラで帰宅し、明け方５時に布団へ。

本当なら午前中は爆睡…となるところですがそうは行きませんでした。

徹夜で４００ｋｍあまりを走破してきた父親を、自分がバスで大学に行きたくないがために起こしに来る娘がいるとは思いませんでしたが、そうでなくても起きるつもりではいました。

土曜日に開催されるはずだった三女の運動会が順延となったため、会社行事とバッティングして見られるはずのなかったわが母校最後の運動会を見るチャンスができたからです。


私と３人の娘が通った小学校は、来年の３月を持って１３９年の歴史に幕を閉じます。学校の統廃合です。
それで今回の運動会が最後の運動会となるわけです。


統廃合の最大の理由は児童数の減少で、今年度はついに６学年でわずか８０人台となりました。

児童数がそんな状態ですから、競技も１･２年生で合同でやったりと色々苦労がしのばれます。

そうやって工夫しても、もうずいぶん前から午前中で全てのプログラムが終了するようになりました。

お昼休みにお弁当を食べる、なんてこともとうの昔に無くなってしまったわけです。

台風接近の影響か、やたらと蒸し暑く日差しの痛かった最後の運動会。

「来年はあっち（統合先の小学校）まで行かなあかんのやね」
と妻がつぶやきました。

今回泊まらずに帰った理由があります。

岡崎で催されているリレー･フォー･ライフに参加するためです。

まだご存知のない方も多いと思いますが、リレー･フォー・ライフというのはがん患者を支援するためのチャリティーイベントで、がん患者（サバイバー）と支援する人たちとが一緒になって２４時間交代で歩き続けます。

当社でも有志が中心となって準備･撤収を含めてお手伝いをしているわけですが、タイムテーブル的に夜中はどうしても出られる人間が少ないので、じゃあ我々が軽井沢の帰りに寄ろうかということになったわけです。


碓氷のＩ．Ｃ．で上信越道に入ったのが９時半頃。上信越道から長野道、中央道、東海環状から東名と走り続け、途中１度だけ休憩して岡崎駅近くの会場に到着したのは夜中の１時半頃でした。

受付を済ませてまずルミナリエの写真を撮りました。同僚からお客さんの書いたものを撮ってきてくれと頼まれたからです。

ルミナリエというのは、このイベントに賛同した人が寄付金５００円を支払い、防水のために油をひいた紙袋にメッセージやイラストを書いて、中にろうそくを入れて灯すというものです。

ずらりと並んだルミナリエを見たり、横断幕を持って少し歩いたりしながら１時間ほど過ごしました。


じゃあそろそろ帰るかということで現地を出たのが２時半過ぎ、東名を西に向かっていったん名古屋Ｉ．Ｃ．で降り、支社長を送り届けたのがちょうど３時頃。

そこからまた高速に乗って岐阜に向かい、後輩を下ろして自宅に着いたのが４時頃でした。

ようやく布団に入ったのが明け方近くの５時でしたから、２２時間近く起きていたことになるわけで、さすがにもう限界でした。

最後の数十キロは、正直に言うと途中で何度が一瞬意識を失う事がありました。

で翌朝（すでに朝といえば朝だったのですが）９時に娘に起こされ、大学まで送らされましたが、睡眠４時間で起きると本当に体が重いです。

さすがに無理のあるスケジュールでした。無事だったのが何より。