ロードスターへの批判の声について

新型ロードスターのローンチビデオが、マツダから発表されました。

しかし、新型ロードスターのプロモーションのはずなのに、トータル1分52秒のうち、1分が過ぎるまでは、NA、NB、NCのオーナーが笑顔でドライブしている姿と、オープンのロードスターから見える景色が映しだされるのみです。


新型ロードスターが伝えたいことは、カタログスペックではない。型式が違っても変わらない。ロードスターの普遍的な価値観とは何か。このことがよく伝わる、とてもよい動画だと思います。ただ一つ気になったのが、低評価をつけている人が2.45%いることです。世の中の100人に2,3人くらいは、批判的な方がいるということでしょうか。

ロードスターに乗っていると、街中で声をかけられることがあります。1996年にロードスターオーナーになって以来、その全ては好意的なものしかありませんでした。ただし、今までは。。

先日、渋滞する市街地をオープンで走っていた時、車道を走り抜ける自転車から、去り際に捨て台詞のようなことを言われました。よく聴こえませんでしたが「中途半端な○○○なんか、やめておけ！」というような内容だったと思います。少なくとも好意的な言葉でないことは明らかです。

私には反論の機会が与えられない方法でしたので、この場を借りて私の思うところを主張します。

おそらく、この方は、BMW Z3やメルセデス SLのオーナーに対しては、こういう言動はしないのだろうと推測します。オープンで走っていい気になりやがって。しかも、国産のスポーツカーなんて中途半端なクルマのくせに。といった感情からきたものでしょうか。

でも、これは、私からすれば、むしろ褒め言葉です。社会人になって2年目で、金銭的な余裕が無い私でも、何とかローンを組んで手に入れることができた。庶民にも手が届く日本製のスポーツカー。それがロードスターだからです。

そして、たくさんの笑顔をロードスターからもらうことができた。この想い出を子どもたちにも具体的な形で伝えたい。これが、今でも私がロードスターに乗り続けている理由です。この想いは決して”中途半端”なものではありません。

もし”中途半端”の意味が、一人で乗っている時に、トノカバーではなくトップブーツなんて中途半端だぞという批判であったのならば、その手段はさておき、甘んじて批判を受けます。

※久しぶりのブログ投稿ですが、コメントはOFFのままでご了承ください。なかなかみんカラに時間を割けませんが、ロードスターには元気に乗ってます。