2017年06月15日
埼玉の私立高校サッカー部で体罰 コーチが謝罪「サッカーをやめる」
埼玉県の高校で、サッカー部のコーチが男子部員を何度も叩く体罰の様子がネット上に投稿された。コーチは「サッカーをやめる」と謝罪している。
映像では、サッカー部のコーチが、立たせた1人の生徒の胸を何度も押したり叩いたりしている。この映像は埼玉県の私立武蔵越生高校で撮影され、6月12日、インターネット上に投稿されたもの。学校側が男性コーチに聞き取り調査を行ったところ、コーチは体罰を認めたということだ。
30代の男性コーチはサッカー部のOBで今年の1月から教えていた。同高校サッカー部の西澤浩一監督は、「非常に生徒に近く熱い(指導をする)。多少言葉はきついところはあったが、こういうことをしてしまったら(コーチとして)残せないだろうと」と会見で語った。
学校側は13日付でコーチを解雇。男性コーチは「申し訳なかった」などと話しているという。
******************************************** Yahoo! ニュース Abema Times 2017/06/15 ******
こういうの実際にはもっとあるんだと思います。動画を撮って投稿した人はどの程度深い意図があったのかわかりませんが、今回はたまたまこうなったということでしょう。
保護者会の方々からは「キビシイけどいい先生、やめないで!!」と言う声が上がっていないのでしょうかw?? 嘆願書の一つも出ていないというのならそれはそれでナンですな…。もともと生徒や保護者からの要望というより、OBっちうことで人間関係からゴリゴリと這入り込んできた方なのかしら??
きっとこのコーチもそういう環境下で育ってきたのでしょうな。なんで悪いのかわからんのかもね…。「昔はこれでよかった」んぢゃなくて「昔も間違ってたんだけど誰も言えんかった」んですね。
次の事件
空手名門高部活でパワハラ 連盟理事の女性顧問らに120万円賠償命令 大阪地裁
空手の強豪校として知られる東大阪大敬愛高(大阪府東大阪市)の空手道部の元女子部員2人が、女性顧問からパワハラを受けたとして、運営する学校法人「村上学園」(同)や顧問らを相手取り、計約710万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が13日、大阪地裁であった。野田恵司裁判長は、インターハイ予選直前に練習参加を禁止するなど「顧問の裁量を逸脱する行為があった」と認定、法人と連帯して計約120万円を支払うよう命じた。
判決によると、同校空手道部は平成19年の高校選抜大会で全国制覇した名門。顧問はナショナルチームのコーチ経験もあり、現在も全日本空手道連盟理事を務めている山田ゆかり氏(56)。原告の元部員2人は23年に特待生として入部した。
判決理由で野田裁判長は、顧問が元部員の態度を理由に練習参加を禁じたり、部の卒業生と飲酒している席に呼び出したりしたとして、指導面で「相当性を欠く」とした。
また元部員を大学にスポーツ推薦する意思がなかったのに、そのことを告げなかったのは、元部員の母親から過去に「カス」と言われたことの報復だったと指摘。「進路について正確な情報を提供せず、無意味な期待を抱かせた」と批判した。
************************************************************* 産経ドットコム 2017/06/13 *****
たった120万円とは憐れですな。コ・モンさんは名だたる人なので解雇にはならないのでしょうかねw??
生徒さんは広告塔ブカツ要員として入学して来たのに大学への推薦をされなかったらどうなるのでしょう??
武道で鍛えた精神力なんてハナから信じてませんでしたが、この先生、いやいや見上げたものですな(うははは〜〜〜〜〜wwww)。
先のサッカー部もそうですが、強豪校の部活の指導者というのは校内でも力が強いんでしょう。ホンモノの教員でも学担はやらず授業はテケトー、平日の昼間は身体を休め…みたいなw。外部の指導者については学校当局のコントロール外、どんな人かも知らんとか…。
こういう状態がまかりとおるのはやはり特殊な世界、「学校脳」なんデショな。
これから部活動の指導者を外部に頼むケースが多くなりそうですが、頼む前に身体検査ぢゃないけどよくよく人物を把握しないといけませんよね。
◆参考記事◆
【非理性的信念】日本の部活文化がブラック企業の温床に【自己犠牲】
Posted at 2017/06/15 22:03:53 |
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