スポーツライターとして活躍している乙武洋匡さん。彼は、生まれついての先天性四肢切断という障がいで両腕と両脚がない。しかし、その精神力と意欲的な活動は健常者に負けないほどパワフルなものであり、多くのファンが彼を支持している。
そんな乙武さんが、日本テレビの人気番組『24時間テレビ』に対して否定的なコメントをし、インターネット上で大きな話題となっている。なんと、「24時間テレビ、僕も好きな類(たぐい)の番組ではありません」と発言したのである。この発言にインターネット上で賛同者が続出。『24時間テレビ』に対して不信感を持っている人たちが少なからずいる事が露呈するかたちとなった。
事の顛末(てんまつ)はこうだ。『Twitter』の一般ユーザーが乙武さんに「AKB48が24時間テレビでダウン症の方々とダンスするそうです。僕は、こういうのが大嫌いです。障碍者を利用して視聴率を稼ごうとしてるかんじが許せません。この様なことについてぜひ乙武さんの見解を聞かせていただきたいです。おねがいいたします」と質問をした。それに対して乙武さんが「24時間テレビ、僕も好きな類の番組ではありません」と返答したのである。
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AKBがどうとかは「一般ユーザー」が言っていることですので念のため。主語は「一般ユーザー」です。
ワタクシ「
偽善でもなんでも、やらんよりは募金が集まるならマシ」というスタンスです。あ、但し使途はちゃんと明らかにしてね。
放送も見てないし募金もしていませんが、番組の内容もう少しなんとかなりませんかね?
感動話に泣き屋がでてきて涙涙・・。てのもうさんくさいし、なんだか「かわいそうな人たちに愛の手を」っていういかにも「上から目線」的なのも気に障ります。障害者がダンスだとかなんだとか、TV映えするような内容になってしまうのは視聴者のレベルにあわせてのことなので仕方ないですが、本来国がすべき対応が十分なされてないということなどを厚労相を(ノーギャラで)呼んで解説するなどのこともやるべきかとおもいます。
乙武さんは過去にも、「たちあがれ日本で出馬?」という質問に「立ち上がる足がない」と返答したそうです。いいですねぇ!! こういう人に「
上から目線のかわいそうなボランティア」の目を覚まさせてもらいたいです。
永六輔さんのとてもおもしろい記事があったのでご参考までに(
ここ)。
wikipediaから
海外のチャリティー番組ではノーギャラの場合が多い。第14回(1991年)でメインパーソナリティーを務めた米国カリフォルニア州ロサンゼルス育ちの西田ひかるは「まさか出演料が出るとは思わなかった」と述べている。ビートたけしはニッポン放送『オールナイトニッポン』で「ヨダレ垂らした芸能人どもがめちゃくちゃ高いギャラ稼ぐくせに、これ以上貧乏人から金巻きあげんな。チャリティーっていうくらいならお前ら全員ノーギャラで出ろよ!」と発言し、偽善番組とも述べている。明石家さんまは、番組から出演依頼が来た際、ノーギャラ出演の意向を制作者に拒否され、出演辞退となった経緯がある。
Posted at 2010/08/29 23:28:32 |
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