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イイね!
2017年10月12日

BOSE901スピーカー

Bose901に興味を持ったのはずいぶん前のことです。
何より惹かれたのはそのコンセプト。
フルレンジスピーカーを9発使い、そのうち前を向いているのは1発のみ。残りの8発は後ろ向きに、ただし、左右に振り分けて角度をつけて4発ずつが搭載されています。
その理由は、演奏会場では、直接音が1、反射音が8の割合だからだそうですが...

その9発のスピーカーを直列に接続し、アクティブイコライザなるもので、周波数特性に対する補償をおこないます。0.9オームのスピーカー9発を直列ですから、約8オームの抵抗です。
アクティブイコライザ―は、アンプのテープモニター(死語?)に入れるか、プリとパワーの間に入れることになります。補償(イコライジング)の曲線を見ると、低音と高音をかなり持ち上げた形になっています。普通のスピーカーで言うネットワークがパッシブイコライザで、スピーカーの箱の中に内蔵されているのだとすると、901の場合、それがスピーカーの外にあるわけです。宣伝文句では一応35㎝スピーカー相当の低音が出ることになっています。個々のユニットの大きさは11.5㎝ なんですけどね。

興味を持ったのは良いのですが、その独特なコンセプト故、試聴できるところがまったくありませんでした。おそらくは人気もなかったのでしょう。うしろに音が反射するような壁がある必要もあったのも理由でしょう(発明者のドクターボーズは、自宅で8機の901を4機ずつ背中合わせに置いていたそうです。それでキャンセルできるほど位相特性がいい?)。とにかく全く試聴できなかったのです。

当時、2種類のものが売られていました。一つはアルミフレームで黒い布の貼られたもので、真っ黒などちらかというと商業施設向けのものと木製ボックスに布の貼られたどちらかと言えば家庭向けのものです。

試聴は出来なかったものの、思い切って買うしかない、と思ったころには後者はほとんど市場にありませんでした。ようやくと埼玉の有名店にあるというので発注を掛けて届いたのを見るとびっくり。もちろん新品のはずでしたが、天板にどうやってついたのか無数の傷がついていました。よくこんなのを新品と称して売りましたね。速攻で返品しました。今だったら少しごつくともアルミフレームのものを選んでいると思います。

それで懲りてしばらく沈潜していましたが、住居を替わったのを機に再び買う気が出てきて、設置場所が確保できることになり、購入したのが901VCでした。
本体の作りも、アクティブイコライザの作りも以前に比べ若干安っぽくなっていてがっかりしました。アクティブイコライザは、箱にも入れらず段ボールの間挟まれるように送られてきたのに驚いたのを覚えています。

しかも以前のものは、通常使用の場合に前を向くのは一発のみですが、逆に8発の方を前に向けて使用することもできたのですが、VCは一発のみを前に向けて使用することになっていました。最後まで試聴はできませんでした。

相前後して導入したクレルのアンプと以前から持っていたルボックスB226CDプレーヤーとで、とにもかくにもオーディオライフがスタートです。CDプレーヤーの可変出力とパワーアンプを直結していました。出力の可変は本体にもありますが、主にB226のリモコンで調整しました。

そのコンセプトから想像するような独特の音というわけではありません。一聴、普通の箱型スピーカーと大差ないものと思われます。ただ、透明感とか繊細さ、高音の綺麗さを追求したものでもないと思われます。どちらかと言えば、フルレンジユニット反応の速さとか迫力を重視したものではないかと思います。実際必要なアンプパワーは下は10W 程ですが、上限は無しです。つまり結構パワーを入れて大きな音を出せるということだと思います。やったことはありませんが。

類似商品に802というSR用のものもあります。92dBという能率をどこかで見た覚えがありますが(どう測ったんだろう?)、これが正しいとすれば、ほどほどの能率です。

現状での不満を言えば、ジャズのシンバルレガートやハイハットなどが聞こえにくいことでしょうか。これには私の耳の問題もありますが。もちろん意識してシンバルを録音されたものはしっかり聞こえます。ある評価では、スーパーツィーターとスーパーウーファーを付けると良い、というものもありましたが、せっかくのシンプルなコンセプトにはそぐわないかと個人的には思います。

BOSE自体は、発祥の地アメリカでも901を含めてハイエンドとは思われていないようですね。実際ステレオファイル誌の編集者に、アンプのクレルとチェロはハイエンドだけど901は違うねと(メールで)言われたこともあります。901がハイエンド誌に取り上げられた事例を知りません。

その割にはアメリカではいまだに売られているのに、日本では事実上消滅しているようです。


(注)米アマゾンで見ても、いまは入荷未定になっていますね。価格は1400ドル程度のようです。日本ではスタンド別で33万程度だったかと覚えています。

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Posted at 2017/10/12 16:43:56

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