随分、時間が経ってしまいましたが、新ランチャデルタのディーゼルを4月に試乗しました。お邪魔したディーラーさんは、千葉県船橋市で長年イタリア車を販売されてるお店です。
過去イタ車系のディーラーでまともな応対に出あった事がなかった私ですが、今回お邪魔した「ヴェローチェ」さんは非常に高感度が高いお店でした。接客サービスにうるさい嫁も大満足のお店でした。【注:何かもらえたとかではなく、ホスピタリティーの事です】
さて、肝心のランチャですが、今回デルタとイプシロンの2台のディーゼル車を試乗させていただきました。
結論から先に言っときます。
2台に自分なりの点数をつけると100点満点で、デルタ:65点、イプシロン:75点でした。
デルタもイプシロンもぞれぞれ1.6Lと1.3Lのターボディーゼルにセミオートマがついていましたが、このトランスミッションのおかげで、このクルマ達が持っている良さが大分薄まっている感じがしました。変速ショックもまだまだ大きく、改善の余地大有りです。フィアットグループでATに乗るなら、年末以降に出てくるツインクラッチを待つ必要があるかも知れません。
デルタには17インチのタイヤがついていましたが、履きこなせていない感じが有り、ちょうどアルファ166に乗っていた時の事を思い出しました。トルクはそれなりにある感じがしましたが、望むタイミングでパワーを引き出すのが難しかったです。車外でディーゼルエンジン音がほとんどしないことに感動しクルマに乗りこみましたが、車内では案外ディーゼル音がしていたのに少しがっかりしました。コーナーではシートのサポートが全ての席であまり良くなく、自分だけでなくリアシートに乗っていた嫁からも不満が出ていました。
雰囲気はとても有り、魅力的な車なんですが、何か飛びぬけて惹かれる部分がありませんでした。
イプシロンは初めて乗りましたが、セカンドカーにちょっと欲しいクルマだなと思いました。家族やカーゴルームの制約が無い人なら良い選択肢ではないでしょうか。この洒落具合は他のクルマには無い特徴ですね。
Posted at 2009/05/30 22:59:53 | |
トラックバック(0) | クルマ