土曜の前日練習のあとビジネスホテルに宿泊し、朝6:00にホテルを出て新東京にへ。
6:30ごろに着いたんですが、もう駐車場はいっぱいでした。
セットアップ
新品タイヤをセットし、1レース落ちのチェーン、新品プラグをセット。
セッティングは前日の最終セットのまま。
車検。
特に問題なし。周りの人も全員新品タイヤでした。
車検から戻ってきて、社長に相談してみました。
昨日の状態ではレースにならないから、これまでのセットの真逆にしてみる事にしました。
このままの状態で行っても負けるのはわかっていました。
真逆のセットは、このカートに乗ってから一度も試してなかったセットです。
乗りこなせなければ、終わり。 乗れれば少しはレースに絡められるかもって思いました。
どうせこのまま出てもダメならと、真逆のセットに急遽変更することにしました。
お父さんに頼んで、フロントとサイドのスタビを外しました。
リアのスタビはソフトで装着。
公開練習走行(10分)
はじめて乗る真逆のセット。
でも、いがいとフロントが粘る感じ。昨日まで感触が薄かったフロントらかの応答性がかなり上がりました。
周りのカートに置いていかれないで走行できてる感じ。
タイムは40"25 昨日のベストより0.5秒UP!
重量は137.6㎏。 最近燃費が悪く燃料を多く消費するので多めの重量にしています。
練習走行が終わり、社長にフロントの応答性が良くなった。でも、リアの蹴りが弱いと伝えたら、前日練習で片側7mm縮めたリアトレットを元に戻してみようって言われ、リアをいつものトレットに戻しました。
TT タイムトライアル(5分)
リアの蹴りは少し改善されてて、全体的なバランスもまとまった感じ。
走行のリズムもつくりやすくなりました。
ただ、入った場所があんまり良くなったった。
自分のペースで立ち上がりのラインでアタックしてるのに、そこに後ろのカートに飛び込まれるので、全然自分のペースで走れない。
いけたかな?って思う周もモナコで前のカートに追いついてしまいロス。
結果40'382 で34台中32位
(1位から34位まで0.8秒以内でした。自分のペースで走れればもう少しタイムも削れたけど、皆同じ条件なんだよな)
予選(10周)
ブレーキのクリアランスが大きかったので、ブレーキシムを1枚追加で調整。
(お父さんがベストなクリアランスで調整してくれました。最近ブレーキシムでの調整が自分の好みのセットになってきました)
34台中32番手からのスタート
スタート後のクラッシュに巻き込まれないようにイン側、イン側にラインをずらして走行。
スタート直後は乗り方を探ってる間に一時ビリまで落ちてました。
前半はきちんと乗りこなせていなかったセットでしたが、ラインやアクセルを開けるポイントを探しながらのレースで後半にはペースも上がり数台パスできました。
結果28位(34台中)
決勝(17周)
真逆のセットが当たった感じで、昨日の練習走行でボロボロだったのが、楽しく走れるくらいになっていました。
フロント、サイドのスタビを外して、リアのトレットも戻しての走行で、まだリアが食われてる感じだったので、リアのスタビも外す事にしました。
後半からの追い上げ。
スタートはローリング2回失敗での3回目でスタート。
特に失速もなくスタートできました。
ローリングで気づかなかったんですが、ペースを上げて走行して、リアスタビを外したのは失敗だったと思いました。
とにかく蹴りがなくなった。前にぜんぜん蹴りださない。
6コーナー出口で抜かれる。 練習してた3コーナでなんとか差し返して順位を戻しても、蹴りが重要なコーナーで差が出る。
ラインをずらして飛び込まれないように工夫しながらコツコツ走行。
蹴り出しが弱いなら・・・とオーバースピードで飛び込んで見たけど、立ち上がりで前のカートにぶつけてしまいフロントが浮いてびっくりしました。お互いコースアウトは無かったけど失速してしましました。
後半に自分の2,3台前のカートが接触してハーフスピンも、空いているラインをしっかり見極めて当てずにクリアできました。
何台抜いたか、抜かれたかわからないでチェッカー。
結果は24位(34台中)でした。
前日の走行ではレースにならないだろうと思ってたのが、ここまで走れたのも社長のアドバイスやお父さんの整備のおかげだと思います。
良かった点
半分諦めてたレースができた。
悪かった点
練習で、自分に合わないと思い込んでセッティングを大きく変えた事が無かった。
TTでもう少しだけ自分の走りができれば、順位も良くなってくると思う。
レースが終わったあとに社長に呼ばれました。
真逆のセットをレース中に使えたのは褒めてもらえました。
走りを見てて、自分のレンタルカートのクセとレーシングカートのタイヤの使い方のヒントをもらいました。
レンタルカートではアクセルを踏むかブレーキをかけるか。パワーが限られてるからアクセルブレーキのどちらかを必ず踏んでる走りだけど、
レーシングカートはアクセルもブレーキも踏まない時間があっても良いそうです。
真夏の路面等では、ブレーキをかけてコーナーを抜けて待ってからアクセルをあける。って方法もあると教わりました。
ただ今までの走り方でそれとやっても遅いので、コーナーリングの速度を上げていくと何もしない状態ができるみたいです。
ヒントとしてはタイヤをきっちり縦に使う。それができれば真夏の路面も速く走れるそうです。
言われた事はなんとなく理解できたので、次回の練習からやってみたいと思いました。