まるちゃんのま～るい目

昨日は、日曜日でしたが、病院に行ってきました。

実は、前々から気になっていた、
まるちゃんの目にできた黒い点が心配だったんです。




＜症状＞
黒い瞳の隣にﾎﾟﾂﾝと黒い点があるんです。
まるちゃんの様子から、特に目の不快症状や充血、腫れは見られず、視力も、問題なさそう。
不安なのは、気付いた時より、その点が大きくなっていること。

「虹彩」という部分にできたその「黒点」について、調べてみると、よくないことばかり書いてあります。
組織を採って、病理学検査に出さないと確定診断がつかないこと、良性の場合もあるが、悪いものであると、眼球摘出、発見や治療が遅れるといろいろな臓器に転移しているかもしれないこと・・・など。

ここの動物病院は、有り難いことに、年中無休で、土日もほぼ平日と同様な診察が受けられます。
午後の診察は、15時から。急いで準備して、向かいました。
到着すると、すでに多くのﾜﾝちゃん、ﾈｺちゃん、ﾌｪﾚｯﾄ君、鳥ｻﾝなど、多くの患者ｻﾝたちがいました。

まるちゃんは、初診です。手続きをして、待合室にいくと、100分待ちでした＼(◎o◎)／！

2011年11月のまるちゃん。　


2012年3月のまるちゃん。


待っている間、不安なこと、考えたくない未来、宣告に押しつぶされそうでした。
今日の診察で判断しかねるので、腫瘍外来に予約を入れてくださいとか、言われちゃうかな～とか・・。
まるちゃんの目、片方、取られちゃうことになったら、可愛そうだな～(>_<)゛ ﾄｶ・・・

先に、診察を終えて出てくる飼い主さん、中には泣いている方もいました。
検査や診察に怯えて、必死でなくﾈｺちゃんの鳴き声、うなり声も聞こえてくることもありました。
抵抗されて、なかなか思うようにﾚﾝﾄｹﾞﾝが撮れない子もいたようです。


ｷｬﾘｰｹｰｽの中のまるちゃんに声を掛けても、隅っこで固まっているだけで、反応なし。
ただ、私の方をうつろな瞳で見返すだけです。まるちゃんも不安なようです。
当たり前ですよね、いろんな動物のﾆｦｲ、知らない場所。不安でたまらないと思います。

ようやく呼ばれて、診察室へ。
状況を獣医師に伝え、診てもらいました。
全身状態は、特に問題なし。呼吸音、お腹の様子もﾀﾞｲｼﾞｮｳﾌﾞ。体重2.5㎏。

まるちゃんはというと・・・・(^^ゞ
緊張のﾋﾟｰｸ‼　抱き上げても、抱き上げた時のまんまの姿。石像になっていました。
鳴き声もでません。先生が触っても、微動だにせず、ｶﾁﾝｺﾁﾝです。

眼球の中に腫瘍ができているかどうかの確認のため、ｴｺｰ検査をすることになりました。
軽い麻酔の点眼薬をしてｴｺｰをするそうです。ｺﾜｰｰ(ﾟДﾟ;）　ﾆﾝｹﾞﾝだって、そんなのﾔﾀﾞよ～。

まるちゃん、あまりの緊張に抵抗することなく、すんなり検査が出来たみたいです。
10～15分程で検査結果がでました。

＜検査結果＞
眼球内の腫瘍は確認できず。　眼球内は正常。

＜先生からの説明＞
・眼球の表面に色素沈着 or ﾎｸﾛのようなものがあると考えられる。
・虹彩にある筋のような線にﾋｷﾂﾚが見られないので、なにか塊ができているというよりは、
　色素沈着の可能性が大きい。おそらくﾀﾞｲｼﾞｮｳﾌﾞでしょう。
・成長期にできたため、気付いた頃と比べると成長とともに大きくなったのかもしれない。
・悪いものとは考えられないが、病理検査をしていないので、確定ではない。
　（ﾒﾗﾉｰﾏ、悪性黒色腫の場合もある）
・山梨県内に、動物の眼科専門医がいないため、希望があれば、立川、小平にある病院を紹介する。
・目に黒い点のある子は、時々いて、まるちゃんの場合、その点が、大きい部類に入る。
・季節ごとのﾁｪｯｸ（診察）と、普段の生活の中でも、気をつけて観察をしていく。
・目の不快症状や、急激に大きくなってきたら、いつでも診察に来ること。まずは、電話でもOK。


私が調べた文献からは、ほぼ「悪いもの」確定ﾀﾞｯﾀだけに、先生に「悪いものではなさそうですよ」と言われた時は、耳を疑いました。説明を聞いて、ほっとしました。

まるちゃんは、固まったままでしたけど。

帰り道、嬉しくて、ﾎｯとして、涙がなかなか とまらなかった＾＾；

まるちゃんは・・・、いつもの場所で、丹念に、丹念にｶﾗﾀﾞを舐めて、綺麗にしてました。

そして、いつもより早く、おやすみなさい☆になってました。
大変はおもいをさせちゃったね。先生が、まるちゃんの目、ﾀﾞｲｼﾞｮｳﾋﾞだって、まるちゃん。
ﾖｶｯﾀね、お疲れさまでした～。