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終の車はアストンマーチンだ。死ぬ前にアストンマーチンに乗るんだ。これは至上命題であり、他では解決できない問題です。仮に先先代マセラティ・クアトロポルテＶ８ビターボを買っても、それはそれ。

１２気筒のＦＲで、しかも耽美的ながらも野性的であり、美しくもあり野蛮でもある、個人的にはアストンマーチン以上の存在はないんです。生い立ちも文句なし。

そのアストンマーチンさえもダウンサイジングの時代に逆らえず、５．２リッターツインターボＶ１２エンジンがＤＢ１１に搭載されました。てっきり、まだＤＢ９ＧＴは生産されていたと思っていたのですが、なるほど終わってました。

これは見に行くしかない。

まだ行った事が無かったアストンマーチンのディーラーへ・・・・




これか・・・・・・。

４．３メーターの長さにＶ１２エンジンを詰め込んで、それを７速マニュアルで操れるＦＲクーペ。硬派を飛び越えて狂気の沙汰を持ち合わせたジョンブルマシーンです。



得体のしれない雰囲気もある、このアピアランス。低さよりも姿勢というか、位置関係が非常にいい。



４ドアのラパイドも同じような雰囲気があります。座ってみるとラパイドはやはりスポーツカー寄りのＧＴで、パナメーラやクアトロポルテと違う車であることがよく解る。



エンジンを掛ければバリトンボイスなＶ１２サウンド。

うーん・・・文章化することが非常に難しい魅力のある車です。Ｖ１２バンテージＳはコミコミ２８００前後、ラパイドＳであれば即納在庫が２５００前後からあるようです。どうせなら１２気筒が欲しいからＶ８バンテージは違う。Ｖ８バンテージならＮ４３０という手がありますが、やはりＶ８は違う。違うというよりも、１２気筒が欲しいんですけどね。

現実的にはアストンマーチンはリセールが悪いので、売ることを考えないとなると慎重に選ばなければなりません。

ラパイドＳかヴァンキッシュかＶ１２ヴァンテージＳか。

まぁ考えるは自由、何があるかも自由。それにしても、いい音だったなぁ。