3日前、晩酌後良い気分で栃木県の高校野球ダイジェストを見ていた。すると珍しくスマフォが鳴った。高校からの親友ツカサからの電話だった。
「ツゥ、新聞を見たか?」
「え?何の記事?」
「ミキオが死んだ。」
「ミキオってあのミキオか?」
新聞の訃報欄を見ると確かに高校時代の同級生の名前がそこにあった。数少ない友人の一人だった。社会人になった頃、ツカサ、ケン、ミキオの4人で雀卓を囲んではお酒を呑んだものだ。
昨日、通夜に行った。式場に行くまで半信半疑だった。いや、信じたくなかった。同姓同名の別人であってほしいと思っていた。しかし、遺影には俺の知っているミキオが写っていた。息子が喪主で挨拶をした。今年の2月仕事中に倒れ、それから病気と闘っていたが7月12日に息を引き取ったそうだ。涙が止まらなかった。同じ足利に住んでいたのに全く知らなかった。そういえばもう10年以上も会っていない。定年退職後は4人でゆっくりと酒を呑みたいと思っていたのに…。
「御案内」(作詞/作曲:伊豆丸礼子)は、1972(昭和47)年に発売されたウィッシュのデビュー曲です。衝撃的な歌詞でした。
7月に入って3回目のお葬式でした。前2つは80代、70代の人生の大先輩でしたのでそれなりに冷静でいられましたが、今回は堪えました。いよいよ私たちの番になってしまったと思い知らされました。
今日の告別式にツカサ君とケンちゃんは参列するようですが、私は仕事の関係で行けません。ミキオよ、すぐにそっちに行って一緒に呑みたいところだけれど、還暦過ぎるまでは行くつもりはないからな。もうちょっと一人で俺たちが行くのを待っててくれよ…。
ブログ一覧 |
流行歌研究会 | 音楽/映画/テレビ
Posted at
2015/07/17 06:31:03