2017年6月18日(日) 渋谷CLUB QUATTRO
春奈るな×妄想キャリブレーション
ノイタミナ作品『
冴えない彼女の育てかた♭』のOP/EDアーティストによるツーマンライブに行って来ました。
ワタシのブログを読んでくださる方ならば『冴えカノ』について説明するまでも無いと思いますが、とにかく大好きな作品です。
現在2期である『♭』が最終回直前でありますが、1期からは想像も出来なかった怒涛の展開に毎週ヤラレております。。
ちなみに・・・
大好きと言っても原作を読んでいる訳ではありませんが、同じ亀井幹太監督作品『俺の彼女と幼なじみが修羅場すぎる』にハマった時から今に至っているのだと思います。
当時の自分にしては珍しく
作品イベントに行くほどでしたが、当時のレポートを読んで自分で驚きました。今と同じ事言ってますねw
『冴えカノ』を初めて観た時に『俺修羅』と同じような技法使っているなと感じました。独特な表現方法は毎度感心させられます。自分の場合、制作側の意図や作風、手法も気になるのです・・・
まぁ、キャストも似たようなものでアレなのですが、1期の時は間違いなく詩羽センパイ推しだったような?かやのんだしね♪いやいや、おみ足の表現が素晴らしいなぁと。。
で、恵役の声優さん、この子誰?スゲー天性のセンス持っているなぁ・・・・・?
と言い続けていたら・・・・(中略←)・・・・今に至ると。。。
ホント、何だかなぁ~って感じだよw
作品の魅力はもちろん音楽にも至ります。特にOP/ED曲は作品に思い切り寄り添っていて終盤になってようやく歌詞の意味が解って泣きそうになったり。。。
春奈るな 『君色シグナル』 (1期OP)
沢井 美空 『カラフル。』 (1期ED)
春奈るな 『ステラブリーズ』 (2期OP)
妄想キャリブレーション 『桜色ダイアリー』 (2期ED)
『カラフル。』を探そうとして『カラフルダイアリー』とゴッチャになってマジ寿になったのはナイショのハナシw
改めて1期の曲を振り返るとまた違った印象に感じます。特に2期は結末まで知った上で作られた曲との事です。フルで聴くと本当に色々と考えてしまいます。MVも良く見るとオマージュがあったりします。
そんな楽曲を生で聴けるイベント。と言っても作品イベントとは違います。いわゆる「ツーマンライブ」というやつです。
今回は「♭」なので沢井美空さんの出演はありません。となると、まさか3曲??
そんなはずは無いでしょう。でも曲数は少ないはず?
でも、そこまでして行きたいか??
るなちゃんは先日会ったしね。
自問自答・・・・・
躊躇する要因。自分にとって一番の心配は「妄キャリ」ですよね。。歌は聴きたいのですが。。
「秋葉原ディアステージ」所属のアイドルユニットですよ?
まぁヲ嬢はアレとして、でんぱ組.incとか、Mia REGINAとか、あの系統の方達と同居出来るのか??先日の金沢でもスゴイ人達居たけど、さすがにあの比じゃないよね。。
しかも・・・オープニングアクトが「ニァピン」、「LAVILITH」ときたもんだ!
つまり、でんぱ組.incと妄キャリのメンバーによるコラボユニット。この2組はそれぞれ『桜色ダイアリー』のカップリング曲を歌っています。
しかし救いの要因。
イベントMCが吉田尚記アナウンサーで、しかもトークゲストが居るとか。
アイドル、声優、アニソンシンガー等、全てに精通しているよっぴーですから上手くまとめてくれそうです。
という訳で、参戦決定!!
・・・・・あれ?何か大事なコトを忘れているような?
そして先日呟いたこのTシャツを入手。物販はアーティストグッズとCDしか無いのでネットを彷徨っていたら一目惚れ♪
実は背面がこうなっていました。(拡大して見てください)
メインヒロインが \アッカリ~ン/状態になっているというwww
・・・・・ん?あれ?そう言えば思い出した。。。
今回のライブに参戦しようと決断した一番の理由。
トークゲスト:安野希世乃(加藤恵役)
生で恵の声を聴ける!!
さぁ、変態音響監督がどう料理してくれるかっ!?
え?ダメっすか?
だってさぁ、この直後ですよ??
そりゃ確定でしょう。。。。。
ま、今回コレは聴けないでしょうけどね。。
うーん、恵が歌ってますよね。しかも#8の感情で。。
某戦術音楽ユニットとは全く違う声、歌い方。数居るアニソン・アーティストの中でも、声優アーティストってこういうのが出来るから凄いですよね。自分の中では分けて考えています。
という訳で、不安の中参戦した今回のライブ。よくある作品イベントのようにゲームコーナーがあったり、映像で振り返ったりする訳ではありません。
しかし・・・結果的にはとんでもない大当たりイベントとなりました!
年間イベントを200本以上こなすよっぴーが絶賛するほど。。
そんなイベントを自分なりにレポートしてみますが、会場に居た人にしか共有できない部分が多すぎましたし、出演者との約束で書けない部分もあります。
それでも自分の価値観を変えるに十分なものでしたので、あくまでも自分の想いをまとめる意味で書き綴っておきます。
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会場は思わず名前に反応してしまう「
渋谷CLUB QUATTRO」です。由緒ある箱ですが、実は初めて中に入りました。
狭いけれど雰囲気の良い場所です。想像通り「妄想族」の方々大多数。。「るな充」も見かけますが、純粋な作品ファンってどれくらい居たのだろう?フルグラTもちらほら・・・自分のような装備は希少でした(^^;
独特の空気感・・・何だか自分、アウェー感。でも負けない!
だって・・・もぎりの時に「お目当ては?」と聞かれ、最初何を聞かれているのか分からなかったのですが、どうやらアンケートだと気付き・・・
迷わず「
安野さんですっ!」と宣言したからね♪
かなり後ろの順でしたが、急遽女性エリアが狭められて出来たスペースに流れ込んだらかなり前に陣取れました。
いや、これはある意味不安なポジション。。。
女性客は明らかに作品ファンが目立ちましたね。特に女性は「英梨々」推しが多いようです。そんな中、最前にヒロイン服が。。凄いな。。
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最初によっぴーからのご挨拶。
既に加熱している場内・・・
「声優」「アイドル」「アーティスト」というそもそも全く違うものが一緒に出てくる今回のイベント。
「排他的な空気は一切出さないように」と注意喚起しつつ、「今日はハイブリッドなお客様が揃っている。」と信じていると。
そして始まるオープニングアクト。
op1_ニァピン『PINKY☆STAR』
op2_LAVILITH『スバラシキセカイ』
いやぁ。。。。。これがアイドルヲタというやつか。。。。。
MIXとか推しジャンとかとか・・・初めて見たw
でも、何だか印象違うなぁ。ただ無暗に騒いでいる訳では無く、実はマナーが良くしっかりと愛を感じる。決して他の邪魔はしないし、「○色お願いしま~す!」とか、知らない人に愛を広めているのは好印象でした。
その後出演者がステージに全員揃ってのトークコーナー。てか、立ち話w
先ずは安野さんが呼び込まれ、メチャクチャ盛り上がるも異様な空気感に一言。
「アイドル現場は初めてだから、お手柔らかにお願いします♪」
レス(目線送り)に慣れていなく、明らかに恵推しの方にしかレス出来なくてモジモジしているのが可愛すぎる!!
そしてリアル恵のような、平和の象徴のようなトークが続く♪
何だろう?この一点の曇りも無い、純粋を絵に描いたような感じ。。
あれ?天使って、ホントに居るんだ?
そう思える。
メインヒロインのエッジが効いた破壊力がハンパない。
オーディション時、何気ない会話を永遠と出来るのがポイントだったそうです。
そしてアーティストが呼び込まれると、とんでもない盛り上がりに安野さんビックリ!
盛り上がりの要因はお客さんだけじゃないんですよね。
ご存じ、るなちゃんも、妄キャリも、正真正銘の「アニヲタ」です!
安野さんに対して興奮がとまらないwww
しかし、ビックリしつつもそのままフツーに受け入れて同化してしまうフラットな安野さん♪
勢いのまま話はもちろん作品の事を掘り下げて行く。
やはり#8ですよね。
気になるのは「買った下着どうした?」とか「上は買っていないよね?」とか、女の子ならではの視線がとにかく面白い!
そしてやはり#10のラストですね。
今後どうなるか知っていても興奮してしまうのは、ここに安野さんが居るから。どういう気持ちで演じたとか、完全にファン目線w
話は楽曲の事へ。
妄キャリはとにかく作品の歌を歌いたく、「コンペを勝ち取ろう!」という事で1期のEDを担当していた沢井美空さんを仲間にしました。
これに対し、よっぴーが一言。「いわゆる“公式”の人を抱き込んでの二次創作作品だったんですね?」
ちなみにカップリングの『青春プロローグ』はED候補曲だったとか。なのでしっかり聴く価値ありますよ。
るなちゃんは1期に続いてのOPです。自分の中で作中の人間関係とか設定があり、妄想しながら作ったとかw
倫也と伊織は出来ているとか・・・あの店員さんは「るなちゃん」だったのか!?
なんて話から更に盛り上がり・・・
ついにこの時が来ました!
「安野希世乃さんに言ってほしいセリフは?」
るなちゃんからのリクエスト。自分に対してあの名セリフを言って欲しいと。
何故か安野さんの目の前に正座し、身構えるるなちゃん。釣られて安野さんも正座してしまい、まるで藤井聡太四段の対局のようになる。さすが♪
いや、そこは立ってくださいとよっぴー。そして音響スタッフにBGMを完全に落としてくださいと。場内静寂。
「るなちゃん。私を誰もが羨むような幸せな“るな充”にしてね。」
るなちゃん悶絶!!!
だって、「るなちゃん」って!?
そして妄キャリは2人が立候補するが、話し合いは一瞬で確定!!
その一言は・・・・
○。○○
いや、さすがに書けませんよ。書かないって約束したしねw
いわゆる・・・湯気とか光で見えないやつ。
でも安野さん的に大丈夫なのか?と心配するも、どういうシチュエーションで言うか真剣に悩みだしたw
そこから2パターンをリクエストすると、あまりにも完璧過ぎるアドリブでやり切った安野さん。さすがプロ。感動した。。
「ごちそうさまでした」
すると
「おそまつさまでした」と♪
ざわつく場内。。。
最後によっぴー。「実は妻の名前が恵なので複雑な心境」だとかw
あれ?今日って「ミュ〜コミ+プラス」のイベントだったっけ?
こんな感じで30分以上、立ち話で盛り上がりました(^^;
いやぁ、楽しかった。そして癒された♪
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ここからはライブ・パートです。
先ずは「妄想キャリブレーション」
<セットリスト>
1_YOUをちぇっくします!
2_irony
3_桜色ダイアリー
4_アンバランスアンブレラ
5_青春プロローグ
6_激ヤバ∞ボッカーン!!
作品の枠を超えたガチなライブでした。もちろん妄想族は全力全開!!
歌う前にフォーメーション組んだだけで絶叫の嵐。さすがですね。
しかし、皆さんスタミナ凄いなぁ。ずっと叫んで跳んで、絶対に付いて行かれない。。
ノリも独特で合わせるのが難しかったですね。カラーは推しが基本のようです。なのでヘタに「桜色」振ると何だか怖い感じで。。。
で、「UO」の文化が無いのかな?それともここだけ?誰も折っていない。
感想。「Mia REGINA」の時も思ったけど、アニソンとは曲の構成が違って面白い。しかも良い曲が多いんですよね。皆しっかりアイドルだし、盛り上げ方も知っている。アイドル飽和状態の時代ですが、こういうのは確かに応援したくなるかも知れません。
次に「春奈るな」ちゃんです。
この熱気からのるなちゃん、大丈夫かな?るな充の姿もすっかり飲み込まれた感が。。
<セットリスト>
1_君色シグナル
2_Ripple Effect
3_恋するポンパドール
4_ステラブリーズ
5_Overfly
6_アイヲウタエ
いやいや、負けていません。さすが「第4回全日本アニソングランプリ」ファイナリストは伊達じゃない!
(そう言えば優勝者、最近見ないなぁ?)
この歌唱力と可愛らしさには妄想族もるな充と化してキッチリ応援してくれていました。これが「ハイブリッド」というやつか。
自分もようやく始動。やはり慣れたアニソンは安心する(^^;
さっきまでの余韻と雰囲気に飲まれて振りたい色が振れずの場面もありましたが、ここは逆にアニソン文化をやり切ろうと思ってからは吹っ切れましたw
そしてアンコールというか、コラボコーナー。
それぞれが歌いたい曲をリクエスト。
en1_桜色ダイアリー
en2_君色シグナル
en3_空色デイズ
それぞれ振り付けも覚え、しかも『桜色ダイアリー』は生ピアノ!
『空色デイズ』は1期最終回で美智留が歌っていました。
『桜色』『君色』『空色』の最高の“三色”アンコールでしたね?とよっぴー。実は偶然だったそうですw
最後に記念撮影。もちろん掛け声は「○。○○」です!
参戦前の心配も何処かへ吹っ飛んでしまった、とにかく大当たりなイベントでした!
やはり迷ったら行動ですね。
可能性があるから迷うのです。
帰りにフライヤーと共に貰った特典クリアファイル。
さぁ、いよいよ最終回です。
リアタイで見届けますよ!