前回、
S660 DIY作業ミスにより、急遽、入院となり・・・(ショボ~ン) でご報告しました作業ミスですが、具体的に共有させていただきます・・・
まず、作業としては、ホーンの取り付けをいつものようにDIYでやっておりました。
ホーン取り付けは何回かやってましたが、リレーをきちんと付けて作業をしたのは初めてだったりします・・・
軽自動車は標準ホーンは、1個だけですが、S660もやっぱり、1個だけです。
なので、後付で2個のホーンを付ける場合、基本、リレーを使ってバッテリー直付が必要です。
が、まぁ、大概は大丈夫みたいで、リレー無しで2個付けしても大丈夫だったりしますが、S660は、折角の専用ハーネスを購入したので、きっちり、リレーを使ったバッテリー接続にしたわけですが・・・
この際、このリレーを何処かに設置しなければなりません・・・
さて、ここからが、本題・・・・・DIYでのミス内容になりますが・・・
このリレーをどこにつけようかなと思案しまして・・・
さて、皆さんなら、どこに取り付けを試みますかね?
ここが私の観察眼が不足している部分だったのですが・・・・・
余りよく観察もせずに、ここの辺りに取り付けようとしてしまったわけです・・
ご存じの方でしたら、このパーツの名前は見た瞬間に分かるのでしょうね・・・私は全く知りませんで・・
そんな無知な私でも、エアコンの冷却液が通っていることくらいはなんとなく分かりましたが、せいぜい、室内に至るパイプを固定している程度の認識しか無かったわけです・・・・・(呆れられている方も多いでしょうね・・・涙)
ここのナットを外してみようと、とりあえず、ラチェットで回し始めました・・・
このパーツの名前をご存じの方は、次に何が起きたか?は、容易にご想像が付くと思いますが・・・・・
ラチェットが10往復した所で・・・・・・
プシューーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
と、物凄い勢いで、パイクの端からガスが出始めてしまいました・・・
汗って、ナットにラチェットを入れようとしましたが、ガスの圧がすごくて上手く、ナットにハマらず、四苦八苦、やっとラチェットがナットに掛かって、締めましたが、なかなかうまく回せず・・・
ガスはドンドン噴き出る噴き出る・・・・・・
何とかナットを締めた所で、ガスの噴出が弱くなったので、ちょっと一安心・・・・
しかし!!!
弱くなったかと思ったら、また、ガス圧が高まって、噴出が始まってしまいました・・・
なんで?、ナットを締めたのに・・・・・・
で、結局、為す術もなく、全てのガスが出切ったのか、ガス噴出は止まりましたが・・・
もうエアコンは使えなくなったことは分かりましたが、とりあえず、ナットを、もう一度、緩めてみたところ・・・
黒いリングの半分が、ポロッと落ちてきました・・多分、シーリング部材がナットの締める際に割れたのでしょう・・・
これが、ナットを締めたにも関わらず、再度、ガスが噴出してきた原因でしょう・・・ナットを締める際に、ガスの圧でズレて、そのままナットを締め付けたので、シーリング材が割れたのでしょう・・・
という事で、もう、ガスは出てしまったので、諦めて、そのままホーン取り付けを続けました・・
リレーの取り付けも勿論、別の場所に見つけて、取り付けて、無事、取り付け完了・・
それで、ディーラーに駆け込んだわけです・・・・・
GW中の営業再開日だったので、点検の車が詰まっていたらしく、作業開始まで2日間掛かりました。
ついでに、オイル交換もして貰いましたが、まぁ、高い・・・・
さて、メカに色々とお話を聞いて勉強になりました・・・
・噴出したのは、冷媒ガス(代替フロン)
・ナットを外してしまったパーツ名は、エクスパンション・バルブ(通称 エキパン)
・エキパンは、普通、室内側にある(エバボレーターの近く)
・S660は、室内空間が狭いので、ここに設置されたのではないか?
・ここは熱交換する太いパイプと細いパイプをジョイントする大事なパーツで、ここを絶対にいじってはいけない部分(基本、車の生涯でまず外すことは無いパーツ)(←なので通常は室内)
・S660は、軽自動車としては、冷媒ガスが、かなり多く必要、理由は、コンプレッサーがエンジンルームにあり、コンデンサー(冷媒冷却)が前にあるので、経路が長く、冷媒ガスもたくさん必要
ただ、流石に、普通車よりかは少ない
・修理作業は、まず、冷媒ガスが抜けてしまって、空気が入ってしまったので、真空引きを行う必要がある(15分以上かかる・・)
・そのうえで、冷媒ガスを注入するので、トータル1時間以上の作業となる
という事で、エキパンを外して、ガス噴出という、知識不足で起こしてしまった、ごくごく初歩的なミスいうことがようやく理解できた次第です・・
因みに、これが、おおまかなエアコンの仕組みで、エキパンの役目もはっきりと分かります・・
ここを外すなんで、全く、お粗末としか言いようが無くいですが、無邪気な無知って恐ろしい・・・・
ただ、「痛い経験」(←ガスが噴き出る様は、今後、夢に出てきて、うなされそうですが・・・・・)と、「痛い出費」でしたが、エアコンの構造を知る良いきっかけにはなったと無理やり納得するようにしております・・・・
因みにメカいわく、S660の冷媒ガスの交換をしたのは、全国でも、ここだけではないか?・・・・と・・・
まぁ、多分、間違いないでしょう・・・・(涙)
後、2リッターの代替フロンとは言え、S660に入っていた冷媒ガスと、ぜーんぶ、大気にばらまいてしまったので、環境汚染をやってしまい、どーもすいませんでした・・・・・・
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S660 | クルマ
Posted at
2016/05/10 02:56:46