ボディカラー
投稿日 : 2016年01月07日
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しばらくワックスがけができておらず光沢が落ちてきてしまいましたが、夕暮れ時に撮るとなかなか綺麗に写っている気がします。ボディカラーのフィネスグリーンは、この時間帯だとほとんど黒に見えます。
2002年頃までの三菱車のボディカラーは名前がかっこいいものが多く、非常に気に入っていました。すべての色に形容詞が付き、単に「ダーク~」や「ライト~」などではなく、地名や凝った外国語などを冠したネーミングで、何というか響きがクセになるものが多かった感じです。
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もちろん他メーカーもそういう名前があるのですが、もう一点、塗装方法を名前に含めないことが統一されているのも個人的にツボでした。
例えばトヨタは、ソリッド塗装は「スーパーホワイトⅡ」「ブラック」のように省略する一方、メタリックやマイカ塗装などは「ダークブルーマイカフタロシアニン」、「ライトグレイッシュブルーマイカメタリックモリブデン」というように詳しく表現されています。
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センチュリーのボディカラーと、Gが付かない「~トーニング」という2トーンカラー以外は基本的に説明的なわかりやすいネーミングになっています。M.I.O(マイカサスアイアンオキサイド)やP.I.O(プレートアイアンオキサイド)、最近の~パールクリスタルシャインなどむしろ塗料の内容のアピールに力を入れている傾向があると思います。
ホンダやマツダ、スバル、いすゞなども地名や凝った形容詞が使われていますが、やはりソリッドは省略、パール塗装などは名前に含む、というパターンです。
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日産は基本( )で塗装方法を示し、シルキースノーパール(3P)、ソニックシルバー(M)等となっていますが、ブルーイッシュ~やイエロイッシュ~、ダーク~など、トヨタ同様わかりやすい形容詞が中心で、形容詞がないカラーもあります。
これらに対し三菱は、トスカナブラック、スコーティアホワイト、ラガーディアシルバーなど基本全てに形容詞が付き、塗装方法は表示せずカタログのカラーバリエーションページでのみ( )で示していました(と言いつつ「ソリッド」が書いてある車種はごく一部のようでしたが)。
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2002年頃からはクールシルバーメタリックとかウォームホワイトパールとか塗装方法を含めたシンプルな(つまらない)名前になってしまいましたが、ホワイトソリッド、ペールベージュソリッドなどソリッド塗装も省略せずちゃんと(?)統一して名前に入れている点に、こだわりが継承されている感じがします。
でもやはり、ルシファーサンド、マンハッタングレー、アルタミラシルバー、グレビーチャコール、マジョルカブラック、スニオンターコイズ、トリガーモーブ、アメリアローズ等々聞いただけではどんな色かわからないけど響きはかっこいい、みたいなのが好きでした笑
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デボネアのボディカラーは、イヤーモデルあるいはマイナーチェンジ毎に変更がありますが、8~10色程度ラインナップされていました。三菱上級車専用のウレタン塗装色としてサフラングレーU(93’-96’中盤)、ルシファーサンドU(93’)、ミスティホワイトU(93’-94’)、ギャラクシーホワイトU(95’-)、アーマーチャコールグレーUがあり、青系として黒に近い濃紺のオーセンティックブルー、シルバー系としてジャンティーユシルバー(93’-94’)、シンフォニックシルバー(95’-96’)、ハミルトンシルバー(97’-)、ソリッドの黒としてランプブラックがありました。
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有色系ではクタニレッド(93’)、サンチャゴレッド(94’-95’)、フィネスグリーン(96’)、ファーブルグリーン(97’-98’)、アラモアナグリーン(99’-、7月まで)と変遷し、ソリッドの白としてフェアリーホワイトがありました。95年モデルよりContegaシリーズが登場したことで専用に2トーンが設定され、ギャラクシーホワイト/ローランベージュ・2トーン(95’-96’)、ギャラクシーホワイト/フレーザーベージュ・2トーン(97’-)、フィネスグリーン/サーストングレー・2トーン(96’)、アーマーチャコールグレー/サーストングレー・2トーン(96’-)がありました。
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また97年モデルより新たな系統としてフレーザーベージュが設定されています。
デボネアの完全な専用色はサフラングレーU、ルシファーサンドUのみで、それ以外は他車種にも設定がありましたが、組み立て工場の関係なのかパジェロJr.・ミニ・io、チャレンジャー、ストラーダなど意外なRV車と共通色があったりして面白い感じがします。
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