インプレッサのSTI RA-Rのラリーカーで、昨年も参加したレーシングスクールに参加しました。
主催者でチーフインストラクターのトム吉田氏は、相変わらず、禅寺のお坊さまのごとく、
「ドライビングは、物理法則との対話である。そこには原因と結果しかない、、、
そして、自分を俯瞰する、冷静さと客観性なしには、その対話は成立しない。」
と、絶好調にのたまう。僕はこのスクールを「富士山ふもとでの修行」と呼んでいます。
今回は、アライモータースポーツで制作していただいてる。
WRX STI RA-Rのラリーカーで参加してきました。
仕様は、ロールケージ、クスコ車高調整、エンジン(リストラクター&ミスファイアリングシステム)、
タイアは18インチ幅215で、あえてグリップの低い台湾製を選択。
タイヤが、滑りながらグリップが出るタイプだったので、最初は苦戦しましたが、インストラクターの0.1秒落ちで回れるようになったので、なかなかだと思います。
昨年から2回目だったのですが、
今回は2つの収穫あり。
1、S字やスラロームの時は、次の転回に行く前にロールを消さないと、イン側のスプリングが伸びた状態に、加重が乗っていくのでグリップが出ない。という事実を、スピンをもって体験。
今まで、運転歴の中で2回だけ、何でスピンしたか、わからないスピン。があったのですが、おそらくこれが原因であると判明。
2、加速ーニュートラルーブレーキ のながれで、後ろ加重ー加重が抜けてー前加重 という加重の移動をトランジションと呼ぶのですが、多くのドライバーはニュートラルをすっ飛ばすので、前加重が不十分な状態で、ブレーキを踏んだり、ステアリングを切り増したりします。しかし、加重が十分でないので、タイヤがあまり仕事を出来ない。結果、ストッピングパワーが出ない、曲がらないという減少がおこるのですが、今回は、トランジションがちょっとわかった気がしました。
2日で200km近く走るので、とても、勉強になります。
もっと、早く、ここに来ていれば、自動車人生もっと変わったのにな〜といつも思う。名スクールです。
インストラクターのDEMO
私の車載
トム吉田さんの〆のコトバ
Posted at 2011/10/15 13:39:17 | |
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