作手サーキット　ZⅡスタースペックテスト

快晴のオートランド作手をロドスタ君で走ってきました。

本当はインプで美浜の予定だったのですが、右フロントのパンクで断念。

原因はホイール割れ。。。ええ、思い当たる節があります。
YZ本コースでやったやつです。あの時は大丈夫かな？って思ったのに。。。
これで3本目です。。。YZ本コースで。。。

悔しかったのですが、ここは気持ちを入れ替えて。

今回の目的は新しく出たZⅡスタースペックのテストです！

発熱が遅いZⅡから発熱しやすくなったとのこと。

その性能を大いに期待して走行しました。


まずは結果。

ベスト30秒２２２

う～ん、ZⅡのタイムとほとんど変わらない～。。。。

正直もっと行けるのかとも思ったのですが、車にも問題があるのかも。
ショックがヘタって来てるのと、ボディー剛性が低いのが特にいけないです。

ボディーはお金がかかりすぎますが、ショックはオーバーホールしたいところです。


そして、タイヤインプレです。

まず発熱に関して。

明らかに早く温まります。
ZⅡとは全く違います。

ど新品でも、２周目からアタックできます。


ですが。。


タレも早い！！

コンパウンドが発熱しやすいのですから、基本タレやすいの当たり前ですよね。
メーカーではタレにくいと言っていますが、おいしい時は冬でも１～２周です。


次にゴムの硬さに関して。

明らかに柔らかいです。

発熱すると、Sタイヤのような柔らかさ。

R1Rみたいな感じといったほうがいいのかな？

使った状態を見ると、Sタイヤのように溶けていました。



剛性とのバランスを考えると、新品を削ってから使うといい感じかも（笑


次にタイヤの特性に関して。

構造的な変化は感じません。

乗り方は基本ZⅡと同じ。

過度なたわみを嫌います。

急な荷重を避けて、タイヤはこじらずに、すべての動作を滑らかにゆっくりと。
タイヤを転がすことに意識を置く。

ただ、ゴムが柔らかいせいか、空気圧は低めのほうがタイムが出ました。

ZⅡは２．６で行ってましたが、ZⅡ☆は２．２～２．３がベスト。

剛性が低く、ぐにゃぐにゃするのですが、前みたいにすっぽ抜けず粘ります。


総評として。

まだ一回しか走っていないので、ある程度のものとして。

発熱が早く、ゴムが柔らかかくなるので、なるべく１～２ラップのアタックに納めた方がいいです。
冷めにくいので、クーリングは長めにした方が良いです。僕は１周アタック２周クーリングで走りました。

空気圧は低目でもオーケー。

接地面積が最大になるように。面圧どうこうは基本柔らかいのであまり考えない。
それよりもタイヤの温度管理のほうが大切だと感じました。

指で押して柔らかければ、その範囲でなるべく冷えた状態でアタックした方がタイムが出ると思います。

タイヤの使い方は、ZⅡと同じ乗り方でオーケー。
ただ多少ラフにアクセルを踏んで行っても、意外と前に進むかも。
ゴムが粘るんです。

しかしそれでもFRの場合（たぶん４WDも）は、テールスライド厳禁。
そこまでタイヤに負荷をかけると、力が逃げてしまって前に進みません。

今回の走行では劇的なタイムアップとまではいきませんでしたが、アタックのスタート条件をしっかり整えて、１発狙いで行けばポンッとタイムが出るかも。

仮に出なくてもしっかり冷却すればグリップが戻りそうなので、タイヤに熱を入れ過ぎないことだけ注意していれば安定したタイムが狙えそうです。


でもな～、これは真冬のインプレ。

本番の暑い時期はどうなるんだ？

ZⅡのほうが安定してタイムが出そうなんだけど。。。

あっ！！

FFのリヤには夏でも冬でもベストマッチだと思います（笑


○おまけ動画