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福助@G.7の愛車 [スバル フォレスター]

整備手帳

作業日:2009年9月14日

ヘッドランプの光軸調整

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目的 修理・故障・メンテナンス
作業 DIY
難易度

中級

作業時間 1時間以内
1
この方法は我流であり、思い違いがあるかもしれません。
本来は、専用の設備が必要な作業です。

また年式によって(?)、ハイビームでの調整が義務付けられていたり、ロービームでも可だったりするようです。
それらを踏まえた上で、参考程度としてください。

HIDキットを、別記"STARTECH HIDコンバージョンキット H4 55W 6,000K"へ交換しました。
ハロゲンバルブ(ノーマル)であればよっぽど大丈夫ですが、残念ながらキセノン(HID)はメーカーによって発光点の位置にバラつきがあります。

特に安価な商品のズレは顕著で、対向車・先行車を眩惑させる光軸は危険でありトラブルのもとです。
他車への影響を考え、ロービーム側で光軸調整することにしました。

前置きが長くなりました。
使用した工具類です。
①別記"エーモン Rig TOOL ミニラチェットレンチセット / 1474"
②別記"STEP BY STEP 板ラチェットレンチ 3PCS."
③別記"アイム 自動巻きメジャー 1.5m"
④付箋紙
2
右側(運転席側)のヘッドランプです。

光軸を調整するには、基準となる高さが必要です。
別記"ヘッドランプ レンズ(カバー)の研磨"で観察していた際、赤丸の所に丸いマークがあることに気が付きました。

マークの位置は、ランプ中央のやや下あたりです。
正否は分かりませんが、ここを光軸調整基準高とすることにしました。

自車の仕様では、地面からから615mmとなっています(ライドハイト:350mmにおいて)。
3
壁面に付箋紙を貼り付けました。

ロービームは、40m先まで照らすよう定められているようです(それ以上は不可?)。
基準高が615mmだとすると、1mごとに約15mmずつ下がってゆく計算になります(615 ÷ 40 = 15.375)。
夜間に高速道路を走行することが多くもう少し先まで照らしたいため、10mm/mとすることにしました(オススメはしません)。

車両は、壁面まで2.5mほどの位置に停車させています。
各ランプの正面へ、付箋紙の下端が高さ590mmとなるように貼りました(590 = 615 - 10 * 2.5)。

見やすく貼れるものであれば、何でも構わないと思います。
高さの測定には、メジャーを使いました。
4
ヘッドライトを点灯しました。
右側の付箋紙(赤丸)は、光にのまれています。

画像では白飛びしていますが、飛んでいる部分にも光の強弱はあります。
ちょうど赤丸のあたりが、最も光の強い所です。
いずれにしろ、光軸は高いということです。

ヘッドランプの設計がハロゲンバルブ前提のためか、カットラインがあまりキレイに出てくれません。
斜め上に伸びるカットラインは、"一応"ありました。

エルボー点は判別できず、上方へのグレア(乱反射、漏れ)も気になります。
この状況で、上を向くことだけは避けなければいけません。
5
右ヘッドランプの裏側です。

赤丸の部分を回転させると、上下方向が調整できます(対応は後述)。
二面幅は8mmで、プラスの溝も切られていました。

狭い場所なので、普通のドライバーは使えません。
ミニラチェに、プラスのビットを取り付けて回しました。

バッテリー上がりを防ぐため、エンジンはかけたままです。
ヤケドに注意が必要なものの、繊細な作業なので手袋はしませんでした。
6
同じく右ランプの裏側です。
先ほどとは逆の車両中央側です。

赤丸を回すと、左右方向が調整できます(対応は後述)。
こちらも二面幅は8mmですが、プラス溝が切られていません。

やはり狭く、使える工具は限られます。
板ラチェの8mmを使用しました。

基本的に、ここを回す必要は無いと思います。
少しだけ左へ向けるべく調整しましたが、動きが分かりづらく非常に難しかったです(エルボー点が不明なため)。

左側(助手席側)のヘッドランプも、上下左右を微調整しています。
右ランプには吸気ダクトがありましたが、左ランプも車載バッテリーやエアコン配管などが邪魔でした。
7
自車をバックさせてみました。

光軸が下を向いていれば、壁面から離れるほど光も下りてゆくはずです。
赤丸の通り、ちゃんと付箋紙よりも低くなりました。

間違いを防ぐため、この確認はした方がいいと思います。
ハイビーム側へ切り替えて、ハイローの動作チェックもしておきました。
8
正面から見た様子です。

念のため、基準高と同じぐらいの高さから見て確認します。
右ランプ(画像では左側)の方が明るくなっているのは、正面から撮影しているためです。
歩道側を照らすカットラインのエリア内に入っているからで、調整の間違いではありません。

両ランプの対応を、以下にまとめておきます。
メーカーや車種によっては、斜めに動く場合もあるようです。
自車もそれに該当しているかは分かりません。

<光軸を下げる場合>
①左ヘッドランプ → 緩める(左回転)
②右ヘッドランプ → 緩める(左回転)

<光軸を左へ向ける場合(要確認)>
①左ヘッドランプ → 緩める(左回転)
②右ヘッドランプ → 締める(右回転)

作業は、自己責任でお願いします。

<作業日>
・2009/09/14

<場所>
・DIY

<走行距離>
・91,700km

<光軸調整基準高>
・615mm(ライドハイト:350mm)

(ヘッドライトの光軸調整、光軸調節、High、通常走行灯、Low、すれ違い灯、エルボーポイント、カットオフライン)


2009/10/24 追記
HIDキットを、別記"STARTECH HIDコンバージョンキット H4 55W 8,000K"へ交換しました。

<作業日>
・2009/10/08

<場所>
・DIY

<走行距離>
・93,600km

<光軸調整基準高>
・615mm(ライドハイト:350mm)

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この記事へのコメント

2009年10月1日 8:55
拡散してラインがうまく出ませんよね。
グレアが出るんで高さで合わせてもまぶしいかも。

35Wのでさえ車屋もうまくできんと嘆いてましたから、55Wは難しいです。
わしのかなり下向き。

コメントへの返答
2009年10月1日 12:13
そうなんですよね。
グレアをなんとかしたいんです(>_<)

高い位置から見てもあまり変わらないので、光軸での解決は無理なのかとも考えています。
明るさからくる根本的な問題かも・・・。
でも、もうちょっと、調整してみますね(^_^)

ヘッドランプ自体に傘が付いているので、バルブ側のシェードキャップが逆に乱反射を誘発するんじゃないかと考え、外してみました。
また、ある程度の価格帯になると、シェード類の内側が黒色塗装がされています。
これらも踏まえ、工夫したいと思いますm(__)m

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