センターメーター化②　デフロスターダクト加工

高年式車は特にデフロスターダクトが大きくホースが太いのでセンターメーターライナーがすっきり収まりません。先人の知恵・諸先輩の整備手帳を参考に加工を行います。ありがとうございます。

切断位置を決めて・・・

ノコギリで切断。
表裏をひっくり返し、角度を付けて接合する事で邪魔なボルトを避ける事ができます。また、ホースを真下ではなく左右に逃がす事で空間に余裕がある部分（フレッシュエアベントに近い辺り）でホースを取り回す事ができます。

ダクトに角度をつけてバルクヘッド側に近づくよう加工してみました。

左側が加工済。

同じくネジ穴にも角度を付けています。
ガラスが邪魔で非常にネジが締めづらいのでボルト＆ナットへ変更しました。

切断したダクトの断面も加工し、バルクヘッド側に寄るよう角度を付けアルミテープで接合。

ホースは純正より細い洗濯機の排水ホースに交換しました。

洗濯機の排水ホースは純正ホース内を通ってヒーターに直結。

高年式のダクトを加工した場合、これが限界でしょう。

そもそも風量も少ないし、クーラーもある事だし、当初はダクトを外してしまうつもりでしたが、デフロスターが無いと保安基準に適合しないようなので生かしておく事にしました。よって「風が出ればいいや」のスタンスで加工しましたので風量はさらに少なくなっているかもしれません。ホースが細く長くなっていますし接合部分でのロスもあるでしょうし。
という訳で、この整備手帳を参考にされる方がみえたら、あくまでも見た目重視と捉えて下さい。